愛知県のビーズクッションメーカー ハナロロが、欧州の品質研究協会(ESQR)から「Quality Choice Prize2024」を受賞
愛知県岡崎市の縫製工場が、なぜ欧州で評価されたのか?
【ESQR「Quality Choice Prize 2024」とは】
ESQR「Quality Choice Prize 2024」は、ヨーロッパ・アジア・南北アメリカ・オーストラリア・アフリカから選ばれた企業、組織、行政機関の品質管理における改善努力や優れた成果を称えて表彰されるもので、写真は2024年12月9日にオーストリア・ウィーンで授賞式を開催した。
・ビーズクッションを作る縫製工場が、欧州の品質機関から表彰された理由とは?
タキコウ縫製はクッションをはじめとするインテリア用品を国内向けに製造・販売する縫製工場。2023年に「ハナロロ 着るビーズクッション」という商品がバズリ、全国区のTV番組を含む多数のメディアに取り上げられ、さらに、ロイター通信に取材いただいたことで、海外でも話題になった。
アメリカのFOX TV や フランスのリベラシオン (Libération)という新聞にも取り上げられ、海外からも多くの問い合わせを受けた。その一つに、スイスのヌーシャテル民族学博物館(Musée d'ethnographie de Neuchâtel)があり、着るクッションを展示するために日本から商品を送っている。 ESQRの本部もスイスにあることから、展示した商品を見て、縫製技術の高さ、品質の高さを知り、モノづくりに対する考え方など評価して頂いたと考えている。
・お客様の声に基づいて日々改善を続けている
授賞式当日は、当社社長が登壇し受賞に対するスピーチを行った。
以下、スピーチより一部抜粋
「タキコウ縫製」は、愛知県岡崎市の縫製工場で、創業50年になる町工場です。私たちはオリジナルブランド「ハナロロ」のもと、高品質なビーズクッションや介護用品を製造し、国内向けに販売しています。製品は熟練した職人が手掛けており、品質を何よりも重視しています。
かつて国内縫製が盛んだった日本ですが、現在は海外移転が進み、国内縫製比率は年々減少。それでも私たちの工場が稼働を続けられるのは、高い品質と日々の改善、そしてお客様の声を大切にしているからです。また、クッションのアップサイクルにも挑戦し、環境に配慮した製品づくりに取り組んでいます。
これまで支えてくださった家族、職人、スタッフ、そして「ハナロロ」のファンの皆様に感謝を申し上げます。私たちはこれからも高品質な製品づくりを通じて人々の生活を豊かにすることを目指し、努力を続けていきます。
・今後の当社方針 ~お客様に笑顔を届けるサステナブルな商品へ~
サステナブルなものづくりが社会のスタンダードとされる中で、当社では「ビーズクッションのアップサイクル」に挑戦しています。へたったビーズクッションをお客様から無料で回収し、植木鉢やサーフボードなど新しい商品にアップサイクルして販売しています。2021年よりこの取り組みを始め、これまでに回収したクッションは、2,000kgに達しました。
このサービスを世界に浸透させることを目標に、お客様の暮らしや地球環境に貢献できるよう、より一層尽力してまいります。
【授賞式概要】
主催:欧州品質研究協会ESQR(European Society for Quality Research)
開催日:2024年12月9日
開催場所:オーストリア・ウイーン / パークホテル シェーンブルン
当日の様子 動画:
【受賞概要】
主催:欧州品質研究協会ESQR(EuropeanSociety for Quality Research)
表彰名:Quality Choice Prize 2024
受賞日:2024年12月
詳細サイト:ESQR
【会社概要】
社名:有限会社タキコウ縫製
代表者:代表取締役 滝川 進
設立:1976年12月22日
資本金:300万円
HP:ハナロロ 公式ショップ
本社所在地:愛知県岡崎市日名中町4-8
TEL:0564-22-3993
事業内容:ビーズクッションなどのインテリア用品、介護用品の製造・販売
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