【既婚者と未婚者2,000名に調査】結婚相手に求める理想は高収入、では、実際に高収入だったら幸せか?結婚相手の年収が幸福度に与える影響を調査!

結婚相手の年収、年齢差による幸福度に差も明らかに

一般財団法人全日本情報学習振興協会(所在地:東京都千代田区)は、18~59歳の既婚男女と未婚男女を対象に、「既婚者と未婚者の結婚観」に関する調査を実施しました。

結婚は人生の重要な選択肢のひとつですが、現代ではその価値観が大きく変化しています。

仕事や経済状況の変化、個人のライフスタイルの多様化が進む中で、結婚を巡る意識や行動にはどのような変化が起きているのでしょうか。

また、結婚相手の条件として多く挙げられる「年齢」や「年収」といった要素が、実際に結婚生活の幸福度にどれほど影響を与えているのでしょうか?

そこで今回、一般財団法人全日本情報学習振興協会(https://www.joho-gakushu.or.jp/

は、既婚者と未婚者を対象に、「既婚者と未婚者の結婚観」に関する調査を実施しました。

調査概要:「既婚者と未婚者の結婚観」に関する調査

【調査期間】2024年10月30日(水)~2024年11月1日(金)

【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査

【調査人数】2,047人(①1,036人/②1,011人)

【調査対象】調査回答時に①既婚者②未婚者と回答したモニター

【調査元】一般財団法人日本結婚総合研究所(https://www.tokyo-marriage.com/

【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

結婚相手に望む年収と、既婚者の結婚相手の年収の差

近年、少子化の大きな要因の一つとして非婚化が挙げられ、婚姻率の低下が続いています。

その背景には、ライフスタイルの変化に加え、経済的な要因が大きく影響していると考えられます。特に、30代の男性では年収が低いほど未婚率が高く、逆に年収が高いほど既婚率が高いという傾向が明確にみられています。(内閣府HP: 令和5年度 年次経済財政報告より)

つまり端的に言うと、結婚できる男性は「年収が高い人」、結婚できない人は「年収の低い人」ということを示しています。

このことは、女性が結婚相手に高い年収を求める傾向にあるからと考えられます。

そこで、未婚女性が結婚相手に求める理想の年収と、既婚女性に聞いた夫の年収を調査し、「結婚における経済的要因の幸福感に対する影響」や「理想と現実のギャップ」 がどの程度あるのか調査しました。

「500万円以上」の年収を希望する未婚女性は57.3%でしたが、既婚女性が回答した夫の年収に該当する割合は50.5%と、約7%の女性は希望よりも低い年収の男性と結婚しているという結果となりました。

一方で、未婚女性の42.7%が「200万円以上〜500万円未満」を希望していたのに対し、既婚女性の夫の年収でこの層に該当したのは49.5%と、約7%多くの女性が希望より低い年収の男性と結婚していました。

一般的に、女性は結婚相手に高い年収を求める傾向がありますが、実際には、現実的な年収の相手と結婚しているケースも多いことが、今回の結果から分かります。

これは、現代において結婚に対する価値観が多様化し、収入面だけでなく、価値観の一致や家庭での役割分担など、他の要素を重視する人が増えていることを反映しているのかもしれません。

では、実際に結婚した人たちは、結婚生活に満足しているのでしょうか?

既婚者に聞いた!「結婚後幸せにすごせていますか?」の答えは?

既婚者に対して「結婚後幸せに過ごせていますか?」と質問したところ、『幸せとは言えないと答えた方は、5%以下』で、『幸せ一杯、すごくハッピー(39.3%)』または『幸せ、普通にハッピー(43.0%)』と答えた方は合わせて、82.3%に及ぶことがわかりました。

大半の既婚者は結婚生活において幸せを感じているようです。

結婚相手との年収×幸福度

では、夫の収入の高低に対して、女性の幸福度はどのような結果になったのでしょうか。

先ほどの調査では、500万円未満の年収でも良いとしていた42.7%の未婚女性に対し、14.6%多い57.3%の未婚女性が年収500万円以上の男性との結婚を望んでいましたが、実際には50.5%の方しか望みは叶いませんでした。

しかし、その望みが叶った既婚女性の幸福度を見てみると、夫の年収が500万円と回答した女性は81.8%、夫の年収が500万円未満だと回答した女性は80.9%と、その差は0.9%であり、幸福度では殆ど差がないことがわかりました。

このことから、収入が高い男性との結婚が必ずしも幸せに直結するわけではなく、むしろ、収入が高く仕事で家を空ける時間が長いことよりも、多少収入が低くても家で子育てや家事に積極的に参加することの方が幸福度の向上に寄与している可能性が考えられます。

結婚相手との年齢差×幸福度

次に、結婚相手との年齢差はどの程度幸福度に影響があるのか調査しました。

調査の結果、夫が年下であると回答した女性の 83.1%が「幸せいっぱい」または「普通にハッピー」と回答しており、夫が年上であると回答した女性の77.9%を上回る結果となりました。

一方、男性側の調査では、妻が年下である方がやや幸福度は高い傾向が見られたものの、その差はそれほど大きくありませんでした。

一般的に「男性は年下の女性を好む」と言われることが多いですが、本調査の結果からは、既婚女性の方が年下の男性との結婚において、より高い幸福度を感じていることがわかりました。

全体的に見ると、男女ともに結婚相手が年下の方が幸福度が高い傾向にあると言えそうです。

年収は幸福の絶対条件ではなかった?

今回の調査では、未婚者が結婚相手に求める年収や年齢差の理想と、既婚者が実際に得た年収や年齢差とのギャップが明らかになりました。

年収が低い男性の未婚率が高いという実態がある一方で、未婚女性の多くは結婚相手に高い年収を求めています。しかし、実際に既婚女性に夫の年収を聞いたところ、500万円未満の場合も多く、理想が必ずしも現実に直結しないことが示されました。

実際には収入だけでなく価値観の一致や相手の人間性など、他の要素も結婚の決め手になっているようです。

既婚者女性に対し、夫の年収が幸福度に与える影響について調査したところ、年収が200万円〜500万円未満であっても500万円以上であっても、大きな幸福度の差は見られませんでした。

未婚女性への調査では、高収入を望む割合が多かったものの、実際に結婚した方の調査では、高収入の相手と結婚した場合でも、必ずしも幸福度が上がるわけではないことがわかりました。

収入が高く仕事で家を空ける時間が長いことよりも、多少収入が低くても家で子育てや家事に積極的に参加することの方が幸福度の向上に寄与している可能性が考えられます。

結婚相手との年齢差が幸福度に与える影響についての分析では、一般的に、男性が年下の女性を好むとされる傾向がありますが、結果としては、女性が年下の男性と結婚することでより高い幸福度を感じるケースが多いことが示されました。

いずれにせよ、男女ともに年下と結婚した場合の幸福度が高いという結果になりました。

しかし、8割以上の既婚者が結婚後は『幸せ一杯、すごくハッピー』『普通にハッピー』であると回答しており、年収や年齢差といった要素だけでなく、結婚後のパートナーシップそのものが幸福度に深く関わっていることがうかがえます。

理想と現実の間にギャップがあるのは自然なことですが、それに柔軟に適応し、お互いに支え合える関係が築かれていることで、結婚生活の中での幸せが実現しているのかもしれません。

まずは、自分にとっての理想の結婚や幸せなパートナーシップについて、前向きに思い描いてみませんか?その理想をパートナーとともに築いていくことで、現実の中でも新たな幸せを見つけられるかもしれません。

第3回「みんなの結婚検定」

今回の調査を実施した、一般財団法人全日本情報学習振興協会(https://www.joho-gakushu.or.jp/)は、みんなの結婚検定(https://www.tokyo-marriage.com/)を実施しています。

第3回 みんなの結婚検定

本試験は結婚に関する様々なデータを理解して、結婚に関する現状や考え方、仕事や家族、子供などの関係に対する考え方、結婚や離婚に関する法律などについての知識習得を目的としています。

該当する人は「みんなの結婚検定」を受けよう

1.結婚に憧れている人
2.早く結婚したい人
3.結婚相手がいない人
4.結婚したくない人
5.結婚について考えていない人
6.結婚のことは忘れてしまった人

※結婚関連事業者向けの検定ではありません

【開催日】

令和7年6月22日(日)

【申込期間】

令和7年4月1日~5月8日

【受験料】

みんなの結婚検定「結婚アドバイザー認定試験」:11,000円(税込)

みんなの結婚検定「結婚エクセレント認定試験」:6,820円(税込)

みんなの結婚検定「結婚スタンダード認定試験」:4,950円(税込)

※次回第2回開催分より、CBT受験は会場費2,000円を加算させて頂きますので、今回迄ならお得にお申込み頂けます。

【試験方法】

いずれかよりお選びください。

①オンライン試験で受験

自宅・学校などのパソコン(タブレット、スマートフォンは不可)にWebカメラ(外付広角カメラ)を設置して、不正防止システムが搭載された「オンライン試験システム」で受験して頂きます。パソコンは受験者が調達、Webカメラは協会が貸し出しを致します。(カメラ貸し出し料は無料、送料1,200円がかかります)

オンライン試験のお申し込みはこちら

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②公開会場試験で受験

大学などの会場で、試験官が配布する紙の問題で、マークシート用紙に鉛筆で解答して受験します。

会場試験のお申し込みはこちら

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③CBT試験会場で受験

全国の提携するテストセンターのパソコンにWebカメラを設置、不正防止システムを 搭載した「オンライン試験システム」で受験して頂きます。パソコン及びWebカメラはテストセンターに設置してあるものを使用します。 (CBT会場(テストセンター)のみ受験料に会場費2,000円を加算させて頂きます)

CBT試験のお申し込みはこちら

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【第3回以降の開催日のご案内】

第4回

開催日:令和7年9月21日(日)

《申込期間:5月20日(火)~8月17日(木)》

第5回

開催日:令和7年12月21日(日)

《申込期間:8月20日(火)~11月13日(木)》

■一般財団法人全日本情報学習振興協会:https://www.joho-gakushu.or.jp/

■みんなの結婚検定:https://www.tokyo-marriage.com/

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会社概要

URL
https://www.joho-gakushu.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都千代田区九段南1-5-6
電話番号
-
代表者名
牧野 常夫
上場
未上場
資本金
-
設立
1999年10月