アナログ入力4ch、接点入力10chに対応したIoTゲートウェイの多入力モデルを開発
~Armadillo-IoT ゲートウェイA6Eシリーズに4モデルを追加~
Arm+Linuxの組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」を提供する株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市、代表取締役:實吉 智裕)は、IoTゲートウェイ「Armadillo-IoTゲートウェイA6E(以下、A6E)」をアナログ入力4ch(従来モデルでは非対応)、接点入力10ch(同2ch)に拡張した、「A6E Cat.1モデル +Di8+Ai4」「A6E Cat.M1モデル +Di8+Ai4」「A6E WLANモデル +Di8+Ai4」「A6E LANモデル +Di8+Ai4」の4モデルを開発しました。
A6Eは低価格な省電力機器でありながら、汎用的で使いやすいインターフェース(RS485、接点入力2ch、接点出力2ch)を持つIoTゲートウェイとして2022年7月に発表されました。
IoTゲートウェイは、遠隔地にある機器や各種センサーの情報をクラウドに集約するための橋渡しをする役割を担います。このため出力機能以上に、入力機能の拡充を求める声が数多くありました。こういった市場からの要求に応えるべく、従来のA6Eをベースとしてアナログ入力4ch(分解能12bit、1~5V電圧入力/4~20mA電流入力に対応)に新たに対応、接点入力も8chを追加して計10chと増加した多入力モデルを開発しました。今回の新製品として、開発セットが3種、量産用製品が5種の計8種が、A6Eのラインアップに加わります。
開発セットの価格は43,000円(税込:47,300円)~で、搭載する通信モジュールにより異なります。通常の量産用製品は1台から購入可能なほか、Armadillo専用のBTO(Build to Order)サービスをご利用いただく場合は、ケースに入っていないCPUボード単体でも購入することができます。BTOサービスでは、アンテナやACアダプタ等の付属品の選択や、ROMイメージ書き込みを指定することができ、10台からご注文いただけます。
本製品は2023年7月下旬頃の発売を予定しています。今回の新製品を含め、Armadilloシリーズはグランフロント大阪で開催される「EdgeTech+ West 2023」(主催: JASA、会期: 2023年7月27~28日)のアットマークテクノブース(小間番号:A-R24)にて、各種デモンストレーションと共に展示します。
■充実したラインアップと各製品の仕様 (赤文字が追加された新製品)
[※1] BTOサービスにより、10台から提供可能
関連ページ
・Armadillo-IoTゲートウェイ A6E 製品概要
https://armadillo.atmark-techno.com/armadillo-iot-a6e
・Armadillo-IoTゲートウェイ A6E 製品モデル一覧
https://armadillo.atmark-techno.com/armadillo-iot-a6e/models
アットマークテクノおよび「Armadillo」について
・株式会社アットマークテクノの詳細情報
https://www.atmark-techno.com
・組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」シリーズの詳細情報
https://armadillo.atmark-techno.com
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