【脳ドックの認知・イメージ調査】「脳ドック」を知っていても受診率は2割未満…20代・30代の約65%は「脳ドック」を知らない!
「脳ドックの認知・イメージ」について、20代~60代男女1,027人に大調査!
“早い・リーズナブル・正確”な「スマート脳ドック」をはじめ、クリニックプロデュースを手掛けるスマートスキャン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:濱野斗百礼)は、全国の20代~60代男女を対象に「脳ドックの認知・イメージ調査」を実施しました。その結果をお知らせいたします。
がん・心疾患・脳血管疾患は日本人の三大死因といわれています。
厚生労働省が公表した「令和2年(2020)人口動態統計(確定数)」(*1)によると、脳血管疾患での死亡数は102,978人に上っています。脳の病気は突如発症することも多く、重い後遺症が残ったり、場合によっては死に至ったりするケースもあります。
予防のためにも脳ドックの受診は非常に大切ですが、そもそもの認知度はどれくらいで、また、どのようなイメージがあるのでしょうか。
*1:厚生労働省「令和2年(2020)人口動態統計(確定数)」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei20/dl/15_all.pdf
「“脳ドック”(脳疾患リスクの早期発見と、その発症の予防及び専門医療機関への早期紹介のための検査)をご存じですか?」と質問したところ、20代~60代の各年代での結果は以下のようになりました。〈図1〉
〈図1〉
【20代】『知っている(35.3%)』『知らない(今知った)(64.7%)』
【30代】『知っている(34.5%)』『知らない(今知った)(65.5%)』
【40代】『知っている(53.1%)』『知らない(今知った)(46.9%)』
【50代】『知っている(52.4%)』『知らない(今知った)(47.6%)』
【60代】『知っている(52.5%)』『知らない(今知った)(47.5%)』
20代、30代といった若い世代は3割台、また、40代以上も半数程度と、脳ドックの認知度はまだまだ低いのが現状です。
「脳ドックに関してどのようなイメージを抱いていますか(抱きますか)?(複数回答可)」と質問したところ、全体では『費用が高い(69.5%)』という回答が最も多く、次いで『脳疾患リスクが分かる(26.3%)』『検査時間が長い(23.8%)』『中高年世代の人が受けるもの(18.6%)』『アルツハイマー型認知症などのリスクが分かる(17.8%)』『よく分からない(イメージできない)(16.9%)』と続きました。〈図2-1〉
年代別に見ても、全ての年代で『費用が高い(20代62.2%、30代64.5%、40代74.9%、50代73.6%、60代72.1%)(*2)』という回答が最も多く、「脳ドック=高い」というイメージが浸透している様子がうかがえます。
また、20代、30代は『中高年世代の人が受けるもの(20代25.9%、30代27.1%、40代18.5%、50代13.0%、60代8.8%)』という回答の割合が2割以上と他の年代よりも高く、脳ドックは「まだ自分には関係のないもの」というイメージを持っています。
*2:アルツハイマー型認知症
認知症を診断するためには脳ドックだけでなく他の検査もあわせて行う必要があります。
〈図2-1・2-2〉
では、ご自身が脳ドックを受診する場合には、どのようなことを求めているのでしょうか。
「脳ドックを受診する場合、どのようなことを求めたいですか?(複数回答可)」と質問したところ、全体では『正確な診断・分析(50.2%)』という回答が最も多く、次いで『継続しやすい価格設定(48.0%)』『スピーディーな検査(39.2%)』『検査結果に対する丁寧な説明(38.4%)』『予約が取りやすい(38.3%)』『受診できる施設が近い(37.9%)』と続きました。〈図2-2〉
正確な診断・分析を求めている方が半数に上りました。
また、費用が高額であるというイメージが強いこともあり、リーズナブルで継続しやすい価格設定を望んでいる方も多い様子がうかがえます。
年代別に見ると、20代を除く全ての年代で『受診できる施設が近い(20代28.9%、30代41.9%、40代36.5%、50代40.4%、60代41.7%)』という回答の割合が比較的高く、自宅や職場などの近くで受診できることも求めたい方が多い結果となりました。
「脳ドックによってどのような病気のリスクが分かると思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、全体では『脳梗塞(81.9%)』という回答が最も多く、次いで『脳出血(62.5%)』『脳腫瘍(62.2%)』『くも膜下出血(58.9%)』『脳動脈瘤(55.9%)』と続きました。
年代別に見ると、全体の結果で6割を超えた『脳出血(58.7%、30代65.5%、40代65.4%、50代61.5%、60代61.3%)』『脳腫瘍(20代55.2%、30代60.1%、40代62.6%、50代63.5%、60代69.6%)』について、20代だけは6割に満たなかったことから、特に脳ドックへの関心だけでなく、脳疾患への関心も薄い傾向が見られました。
■以降、全体の結果
『脳萎縮の程度(47.6%)』『脳動脈の閉塞、白質病変(40.3%)』『脳卒中の既往(37.6%)』『動脈に関連する異常(動脈瘤や動脈解離など)(36.7%)』
実際、これらの項目に当てはまる方はどれくらいいるのでしょうか。
「以下に示した項目の中で、ご自身に当てはまるものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『脳の検査を1度も受けたことがない(65.0%)』という回答が最も多く、次いで『ストレス過多(24.6%)』『慢性頭痛、片頭痛がある(20.5%)』『中性脂肪や尿酸値、コレステロール値が高い(19.3%)』『よくお酒を飲む(17.5%)』と続きました。
6割以上がこれまで1度も脳の検査を受けたことがなく、また、『ストレス過多』と感じている方が約4人に1人、『慢性頭痛、片頭痛がある』という方が約5人に1人と、決して少なくないことが分かりました。〈図3〉
〈図3〉
■以降の結果
『家族や親戚に、脳卒中など脳血管疾患の病歴がある(14.8%)』『喫煙している(14.7%)』『高血圧症や糖尿病など生活習慣病がある(13.2%)』『家族や親戚に、心筋梗塞や狭心症などの心疾患の病歴がある(11.2%)』『当てはまるものはない(7.9%)』
また、「これらの項目にひとつでも当てはまる方は、脳ドックの受診を推奨されていることをご存じですか?」と質問したところ、『知っている(17.4%)』『知らない(今知った)(82.6%)』という結果となり、8割以上がこのことを知らない実態が浮き彫りとなりました。〈図4-1〉
さらに、「これらを踏まえ、ご自身も定期的に脳ドックを受診すべきだと思いますか?」と質問したところ、6割近くが『とてもそう思う(18.1%)』『ややそう思う(41.3%)』と回答しました。〈図4-2〉
〈図4-1・4-2〉
では、脳ドックを知っている方の中で、実際に受診した経験のある方はどれくらいいるのでしょうか。
最初の質問で『知っている』と回答した方に、「脳ドックを受診したことはありますか?」と質問したところ、全体では8割以上が『ない(80.2%)』という結果となりました。
一方、年代別に見ると、年代が上がるのに比例して『ある(20代9.9%、30代10.0%、40代11.6%、50代20.2%、60代41.1%)』という回答の割合が高まり、受診率が上がっている様子もうかがえます。
では、脳ドックを受診した理由、受診しない理由とは何でしょうか。
それぞれ詳しく聞いてみました。
■脳ドックを受診した理由
・家族に病気のリスクがあったから(20代/男性)
・安心材料になるから(30代/男性)
・会社の健康診断では、首から上の診断項目がないから(40代/男性)
・毎年人間ドックをしていたが、脳はやっていなかったので(50代/女性)
・母親がくも膜下出血になったから(60代/女性)
■脳ドックの受診に至らない理由
・若いから。どこでやるのかわからないから(20代/女性)
・高額なイメージと年齢的にまだ必要ないと思うので受診していない(30代/女性)
・1度限りでなく継続することも含め、費用が高額だと思うから(40代/男性)
・検査できる施設の情報がない(50代/女性)
・費用が高額、適切な診断がされているのか疑問(60代/女性)
脳ドックを受診した理由について、ご家族に脳疾患リスクがあったり、実際に発症したりといった理由の他にも、健康診断や人間ドックの検査項目にないことなどがあげられます。
一方、受診に至らない方は、高額な費用がかかるといったイメージや、若い世代は年齢的に自身にはまだ関係ないといった理由の他にも、脳ドックを受診したくてもどこで検査しているのか分からず、結果的に受診に至っていない方もいるようです。
では、脳ドックを知らなかった方も含め、どのようなものであれば、自身も受診したいと考えているのでしょうか。
「どのような脳ドックなら受診したいと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、全体では『手頃な価格(87.1%)』という回答が最も多く、次いで『検査が短時間で終わる(42.4%)』『検査結果で異常が見られた場合、すぐに脳神経外科を受診できる(37.7%)』『検査結果が出るまでの期間が短い(24.9%)』『検査結果をPCやスマホで確認できる(23.7%)』と続きました。
年代別に見ても、『手頃な価格(20代83.1%、30代84.2%、40代86.7%、50代88.5%、60代92.7%)』という回答の割合が他を圧倒して最多となり、また、年代が上がるにつれてその割合も高まっています。〈図5〉
〈図5〉
この結果から、脳ドックの一番の懸念は、その費用であることが分かりました。
また、万が一何か異常が見られた場合、速やかに脳神経外科を受診できる体制が整っているなど、充実したアフターフォローも見逃せないポイントである方も少なくありません。
認知度、受診率ともにまだまだ低く、高額な費用がかかるイメージや、検査を行っている医療施設が分からないなどの理由で受診に至らない方も多いのが現状です。
厚生労働省が公表した「2019年 国民生活基礎調査の概況」(*3)では、『脳血管疾患(脳卒中)』が要介護となった原因の第2位となっており、また、第1位の『認知症』も、脳の異常によって引き起こされる疾患であることが分かっています。
*3:厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/05.pdf
脳ドックの結果、何も異常が見つからなければ“安心”を得ることができます。
年齢を問わず脳ドックを受診し、早い段階でリスクについて知っておくことが、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上への大きなカギをにぎるのではないでしょうか。
「スマート脳ドック」は、脳動脈瘤や脳梗塞、脳腫瘍などの自覚症状のない脳の異常を早期発見できる頭部MRI・MRA、頸部MRAの検査です。
WEBでの予約と問診票の事前登録、受診結果をパソコンやスマートフォンで確認できるため、クリニック滞在時間を短縮し、受付からお帰りまで30分。
撮像されたデータは2名の専門医師がチェックしています。
“早い・リーズナブル・正確”な脳ドックが受診できることが、大きな特長です。
【スマート脳ドックの特徴】
・継続しやすい価格
自費診療で19,250円(税込)と手ごろな価格で受けられます。
・受付からお帰りまで30分
WEBから予約と事前の問診入力で検査当日は受付からお帰りまで30分。
・ダブルチェックを実施
撮った画像は、放射線科と脳神経外科の専門医2人でのダブルチェックを実施。
・検査結果はスマホで確認
結果は、スマートドックの「マイページ」を通じてパソコンやスマートフォンで確認可能。
過去の検査結果も蓄積され、経年変化も確認可能。
・専門病院と連携したサポート体制
病気が見つかった場合は、専門の医療施設の紹介など、状況に応じてサポート。
「IT×予防医学×検査」をコンセプトに、MRIやCTなどの高度医療機器を用いた検査にフォーカスした事業を展開。「スマート脳ドック」を導入するクリニックのプロデュースをはじめ、WEB上で予約と検査結果の確認を行えるWEBサイト「スマートドック」(https://smartdock.jp/)を提供しています。事業を通じ、生活習慣に起因した病気予防の普及および企業や団体への健康経営促進をすすめています。
【会社概要】
・社名:スマートスキャン株式会社
・設立2017年2月
・所在地:東京都中央区日本橋人形町2-14-6 セルバ人形町2階・代表取締役:濱野斗百礼
・事業概要:ウェルネスデータプラットフォームの構築、医業関連施設のプロデュースおよびテクノロジーの提供、パーソナルヘルスケアレコード(PHR)の収集・解析
・URL:https://smartscan.co.jp/
厚生労働省が公表した「令和2年(2020)人口動態統計(確定数)」(*1)によると、脳血管疾患での死亡数は102,978人に上っています。脳の病気は突如発症することも多く、重い後遺症が残ったり、場合によっては死に至ったりするケースもあります。
予防のためにも脳ドックの受診は非常に大切ですが、そもそもの認知度はどれくらいで、また、どのようなイメージがあるのでしょうか。
*1:厚生労働省「令和2年(2020)人口動態統計(確定数)」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei20/dl/15_all.pdf
調査概要:脳ドックの認知・イメージ調査 【調査期間】2021年11月19日(金)~2021年11月20日(土) 【調査方法】インターネット調査 【調査人数】1,027人(20代201人、30代203人、40代211人、50代208人、60代204人) 【調査対象】全国の20代~60代男女 【モニター提供元】ゼネラルリサーチ |
- 【年代別|脳ドックの認知度】若い世代は“脳ドック”を知らない…?
「“脳ドック”(脳疾患リスクの早期発見と、その発症の予防及び専門医療機関への早期紹介のための検査)をご存じですか?」と質問したところ、20代~60代の各年代での結果は以下のようになりました。〈図1〉
〈図1〉
【20代】『知っている(35.3%)』『知らない(今知った)(64.7%)』
【30代】『知っている(34.5%)』『知らない(今知った)(65.5%)』
【40代】『知っている(53.1%)』『知らない(今知った)(46.9%)』
【50代】『知っている(52.4%)』『知らない(今知った)(47.6%)』
【60代】『知っている(52.5%)』『知らない(今知った)(47.5%)』
20代、30代といった若い世代は3割台、また、40代以上も半数程度と、脳ドックの認知度はまだまだ低いのが現状です。
- 【脳ドックのイメージと求めること】高額?時間がかかる?どんなことを求めたい?
「脳ドックに関してどのようなイメージを抱いていますか(抱きますか)?(複数回答可)」と質問したところ、全体では『費用が高い(69.5%)』という回答が最も多く、次いで『脳疾患リスクが分かる(26.3%)』『検査時間が長い(23.8%)』『中高年世代の人が受けるもの(18.6%)』『アルツハイマー型認知症などのリスクが分かる(17.8%)』『よく分からない(イメージできない)(16.9%)』と続きました。〈図2-1〉
年代別に見ても、全ての年代で『費用が高い(20代62.2%、30代64.5%、40代74.9%、50代73.6%、60代72.1%)(*2)』という回答が最も多く、「脳ドック=高い」というイメージが浸透している様子がうかがえます。
また、20代、30代は『中高年世代の人が受けるもの(20代25.9%、30代27.1%、40代18.5%、50代13.0%、60代8.8%)』という回答の割合が2割以上と他の年代よりも高く、脳ドックは「まだ自分には関係のないもの」というイメージを持っています。
*2:アルツハイマー型認知症
認知症を診断するためには脳ドックだけでなく他の検査もあわせて行う必要があります。
〈図2-1・2-2〉
では、ご自身が脳ドックを受診する場合には、どのようなことを求めているのでしょうか。
「脳ドックを受診する場合、どのようなことを求めたいですか?(複数回答可)」と質問したところ、全体では『正確な診断・分析(50.2%)』という回答が最も多く、次いで『継続しやすい価格設定(48.0%)』『スピーディーな検査(39.2%)』『検査結果に対する丁寧な説明(38.4%)』『予約が取りやすい(38.3%)』『受診できる施設が近い(37.9%)』と続きました。〈図2-2〉
正確な診断・分析を求めている方が半数に上りました。
また、費用が高額であるというイメージが強いこともあり、リーズナブルで継続しやすい価格設定を望んでいる方も多い様子がうかがえます。
年代別に見ると、20代を除く全ての年代で『受診できる施設が近い(20代28.9%、30代41.9%、40代36.5%、50代40.4%、60代41.7%)』という回答の割合が比較的高く、自宅や職場などの近くで受診できることも求めたい方が多い結果となりました。
- 【脳ドックで分かる病気】脳ドックで多くの病気が発見できると知っている方は少ない?
「脳ドックによってどのような病気のリスクが分かると思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、全体では『脳梗塞(81.9%)』という回答が最も多く、次いで『脳出血(62.5%)』『脳腫瘍(62.2%)』『くも膜下出血(58.9%)』『脳動脈瘤(55.9%)』と続きました。
年代別に見ると、全体の結果で6割を超えた『脳出血(58.7%、30代65.5%、40代65.4%、50代61.5%、60代61.3%)』『脳腫瘍(20代55.2%、30代60.1%、40代62.6%、50代63.5%、60代69.6%)』について、20代だけは6割に満たなかったことから、特に脳ドックへの関心だけでなく、脳疾患への関心も薄い傾向が見られました。
■以降、全体の結果
『脳萎縮の程度(47.6%)』『脳動脈の閉塞、白質病変(40.3%)』『脳卒中の既往(37.6%)』『動脈に関連する異常(動脈瘤や動脈解離など)(36.7%)』
- 【当てはまったら要注意】脳疾患リスクが高まっている可能性があります
- 脳の検査を1度も受けたことがない
- 慢性頭痛、片頭痛がある
- 家族や親戚に、心筋梗塞や狭心症などの心疾患の病歴がある
- 高血圧症や糖尿病など生活習慣病がある
- 中性脂肪や尿酸値、コレステロール値が高い
- 喫煙している
- よくお酒を飲む
- ストレス過多
実際、これらの項目に当てはまる方はどれくらいいるのでしょうか。
「以下に示した項目の中で、ご自身に当てはまるものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『脳の検査を1度も受けたことがない(65.0%)』という回答が最も多く、次いで『ストレス過多(24.6%)』『慢性頭痛、片頭痛がある(20.5%)』『中性脂肪や尿酸値、コレステロール値が高い(19.3%)』『よくお酒を飲む(17.5%)』と続きました。
6割以上がこれまで1度も脳の検査を受けたことがなく、また、『ストレス過多』と感じている方が約4人に1人、『慢性頭痛、片頭痛がある』という方が約5人に1人と、決して少なくないことが分かりました。〈図3〉
〈図3〉
■以降の結果
『家族や親戚に、脳卒中など脳血管疾患の病歴がある(14.8%)』『喫煙している(14.7%)』『高血圧症や糖尿病など生活習慣病がある(13.2%)』『家族や親戚に、心筋梗塞や狭心症などの心疾患の病歴がある(11.2%)』『当てはまるものはない(7.9%)』
また、「これらの項目にひとつでも当てはまる方は、脳ドックの受診を推奨されていることをご存じですか?」と質問したところ、『知っている(17.4%)』『知らない(今知った)(82.6%)』という結果となり、8割以上がこのことを知らない実態が浮き彫りとなりました。〈図4-1〉
さらに、「これらを踏まえ、ご自身も定期的に脳ドックを受診すべきだと思いますか?」と質問したところ、6割近くが『とてもそう思う(18.1%)』『ややそう思う(41.3%)』と回答しました。〈図4-2〉
〈図4-1・4-2〉
- 【受診率はまだまだ低いのが現状…】安く手軽に受けられるなら脳ドックを受診したい!
では、脳ドックを知っている方の中で、実際に受診した経験のある方はどれくらいいるのでしょうか。
最初の質問で『知っている』と回答した方に、「脳ドックを受診したことはありますか?」と質問したところ、全体では8割以上が『ない(80.2%)』という結果となりました。
一方、年代別に見ると、年代が上がるのに比例して『ある(20代9.9%、30代10.0%、40代11.6%、50代20.2%、60代41.1%)』という回答の割合が高まり、受診率が上がっている様子もうかがえます。
では、脳ドックを受診した理由、受診しない理由とは何でしょうか。
それぞれ詳しく聞いてみました。
■脳ドックを受診した理由
・家族に病気のリスクがあったから(20代/男性)
・安心材料になるから(30代/男性)
・会社の健康診断では、首から上の診断項目がないから(40代/男性)
・毎年人間ドックをしていたが、脳はやっていなかったので(50代/女性)
・母親がくも膜下出血になったから(60代/女性)
■脳ドックの受診に至らない理由
・若いから。どこでやるのかわからないから(20代/女性)
・高額なイメージと年齢的にまだ必要ないと思うので受診していない(30代/女性)
・1度限りでなく継続することも含め、費用が高額だと思うから(40代/男性)
・検査できる施設の情報がない(50代/女性)
・費用が高額、適切な診断がされているのか疑問(60代/女性)
脳ドックを受診した理由について、ご家族に脳疾患リスクがあったり、実際に発症したりといった理由の他にも、健康診断や人間ドックの検査項目にないことなどがあげられます。
一方、受診に至らない方は、高額な費用がかかるといったイメージや、若い世代は年齢的に自身にはまだ関係ないといった理由の他にも、脳ドックを受診したくてもどこで検査しているのか分からず、結果的に受診に至っていない方もいるようです。
では、脳ドックを知らなかった方も含め、どのようなものであれば、自身も受診したいと考えているのでしょうか。
「どのような脳ドックなら受診したいと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、全体では『手頃な価格(87.1%)』という回答が最も多く、次いで『検査が短時間で終わる(42.4%)』『検査結果で異常が見られた場合、すぐに脳神経外科を受診できる(37.7%)』『検査結果が出るまでの期間が短い(24.9%)』『検査結果をPCやスマホで確認できる(23.7%)』と続きました。
年代別に見ても、『手頃な価格(20代83.1%、30代84.2%、40代86.7%、50代88.5%、60代92.7%)』という回答の割合が他を圧倒して最多となり、また、年代が上がるにつれてその割合も高まっています。〈図5〉
〈図5〉
この結果から、脳ドックの一番の懸念は、その費用であることが分かりました。
また、万が一何か異常が見られた場合、速やかに脳神経外科を受診できる体制が整っているなど、充実したアフターフォローも見逃せないポイントである方も少なくありません。
- 【まとめ】脳ドックの認知度はまだまだ低いのが現状
認知度、受診率ともにまだまだ低く、高額な費用がかかるイメージや、検査を行っている医療施設が分からないなどの理由で受診に至らない方も多いのが現状です。
厚生労働省が公表した「2019年 国民生活基礎調査の概況」(*3)では、『脳血管疾患(脳卒中)』が要介護となった原因の第2位となっており、また、第1位の『認知症』も、脳の異常によって引き起こされる疾患であることが分かっています。
*3:厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/05.pdf
脳ドックの結果、何も異常が見つからなければ“安心”を得ることができます。
年齢を問わず脳ドックを受診し、早い段階でリスクについて知っておくことが、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上への大きなカギをにぎるのではないでしょうか。
- 受付からお帰りまで30分の「スマート脳ドック」
https://smartdock.jp/docks/brain-dock
「スマート脳ドック」は、脳動脈瘤や脳梗塞、脳腫瘍などの自覚症状のない脳の異常を早期発見できる頭部MRI・MRA、頸部MRAの検査です。
WEBでの予約と問診票の事前登録、受診結果をパソコンやスマートフォンで確認できるため、クリニック滞在時間を短縮し、受付からお帰りまで30分。
撮像されたデータは2名の専門医師がチェックしています。
“早い・リーズナブル・正確”な脳ドックが受診できることが、大きな特長です。
【スマート脳ドックの特徴】
・継続しやすい価格
自費診療で19,250円(税込)と手ごろな価格で受けられます。
・受付からお帰りまで30分
WEBから予約と事前の問診入力で検査当日は受付からお帰りまで30分。
・ダブルチェックを実施
撮った画像は、放射線科と脳神経外科の専門医2人でのダブルチェックを実施。
・検査結果はスマホで確認
結果は、スマートドックの「マイページ」を通じてパソコンやスマートフォンで確認可能。
過去の検査結果も蓄積され、経年変化も確認可能。
・専門病院と連携したサポート体制
病気が見つかった場合は、専門の医療施設の紹介など、状況に応じてサポート。
「IT×予防医学×検査」をコンセプトに、MRIやCTなどの高度医療機器を用いた検査にフォーカスした事業を展開。「スマート脳ドック」を導入するクリニックのプロデュースをはじめ、WEB上で予約と検査結果の確認を行えるWEBサイト「スマートドック」(https://smartdock.jp/)を提供しています。事業を通じ、生活習慣に起因した病気予防の普及および企業や団体への健康経営促進をすすめています。
【会社概要】
・社名:スマートスキャン株式会社
・設立2017年2月
・所在地:東京都中央区日本橋人形町2-14-6 セルバ人形町2階・代表取締役:濱野斗百礼
・事業概要:ウェルネスデータプラットフォームの構築、医業関連施設のプロデュースおよびテクノロジーの提供、パーソナルヘルスケアレコード(PHR)の収集・解析
・URL:https://smartscan.co.jp/
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