次世代のクリエイティブな生き方を“三者対話”を通して考える「trialog」 “写真界のノーベル賞” 「ハッセルブラッド賞」を受賞した森山大道氏がトークセッションに登壇

世界を舞台に活躍し続ける写真家が「時代」をテーマに語る 

trialog

7月30日(火)19:00~@東京・渋谷 No rails/No rules ライブ配信: trialog 公式Twitterアカウント(@trialog_project)

 blkswn publishersのコンテンツ・ディレクター若林 恵とソニーが仕掛ける、次世代のクリエイティブな生き方について“三者対話”を通して考えるプラットフォーム「trialog(トライアログ)」は、第7回のトークイベントとして、革新的な写真表現で世界中の注目を集め、“写真界のノーベル賞”ともいわれる「ハッセルブラッド賞(2019年)」を受賞するなど、1964年のデビューから現在に至るまで第一線で活躍し続ける写真家・森山大道氏をゲストに迎えたtrialog vol.7「TIMES-時代-」を、2019年7月30日(火)19:00より、渋谷ブリッジ内のカフェスペース「No rails/No rules」にて開催します。

© Daido Moriyama photo foundation Courtesy of Akio Nagasawa Gallery© Daido Moriyama photo foundation Courtesy of Akio Nagasawa Gallery

 

 trialogでは、「What is the future you really want?(本当に欲しい未来はなんだ?)」を合言葉とし、毎回設定する1つのテーマに対して、様々な領域で活躍するクリエイターやエンジニア、アーティストなど立場の異なる三者が、それぞれの立場から意見を交わす対話を通して、次世代に向けた自由でクリエイティブな生き方と、その未来のあり方について考えていきます。また、trialogの共同企画者であり、Enhance代表を務める水口哲也も参画し、共にそのヒントを探っていきます。


 今回のテーマは「時代」。トークイベントのゲスト・森山大道氏は、その革新的な写真表現で、世界中の様々な世代の写真家たちに大きな影響を与えてきました。ニューヨーク・メトロポリタン美術館やパリ・カルティエ現代美術財団で個展を開催するほか、2019年には“写真界のノーベル賞”ともいわれる「ハッセルブラッド賞」を受賞するなど、1964年のデビューから現在に至るまで時代を越えて、世界の第一線で活躍し続けています。本年6月には、ソニーが東急電鉄、森山大道氏と共に展開する、次世代のクリエイターを発掘・支援するアート共創プロジェクト「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN(ネクストジェン)」がスタート。8月1日(木)~4日(日)の期間中、渋谷駅(東急東横線・東京メトロ副都心線)改札内の地下4階にある巨大空間を舞台に、“2019年の今の渋谷”を切り取った写真や映像を、アートエキシビション「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN」 -UNDERGROUND- にて展示します。そんな森山氏がtrialogの場を通じて、次世代のクリエイターたちへとつなげる”革新のDNA”をお届けします。

 常識や価値観、テクノロジーなどが目まぐるしく変化する中、「時代」の流れを捉えることは、表現者にとって非常に重要な能力であるといえます。一方、時代に適応しすぎることで、その変化を見過ごしたり、また変化の流れに乗ることができず、次の時代に取り残されてしまうことも起こり得ます。表現者のみならず、社会と共に生きる誰しもにとって重要な課題である「時代との距離感」について、Akio Nagasawa Gallery主宰で、森山大道氏などの写真集の出版や展覧会の企画を手掛ける長澤章生氏もゲストとしてお迎えし、若林恵とともに議論を深めます。「ミュージックセッション」では、気鋭のエレクトロニック・ミュージシャンmachina氏が登場し、ライブパフォーマンスを披露します。

 trialogは今後も、次世代を見据えたクリエイティブプラットフォームとして、実験的な試みを重ねながら、定期的に展開していきます。これからの活動にご期待ください。

○ trialog vol.7開催概要
■ 日時                :2019年7月30日(火) 19:00~22:00 ※受付18:40~
■ 会場                :No rails/No rules(東京都渋谷区東一丁目29番3号 渋谷ブリッジB棟1階)
■ テーマ             :「TIMES-時代-」
■ タイムスケジュール :18:40  開場
             19:00  ご挨拶
             19:10  トークセッション : 時代
             登壇者: 森山大道氏×長澤章生氏×若林恵
             20:10  Q&A
             20:50  ミュージックセッション
             ゲスト:  machina氏
             21:20  ラップアップセッション
             21:30  懇親会
             22:00 終了
※タイムスケジュールは変更される可能性がございます。あらかじめご了承ください。
※懇親会は一部の出演者が参加予定です。

■ セッション内容
- トークセッション : 時代
森山大道氏×長澤章生氏×若林恵

「思想のための挑発的資料」を掲げた伝説の写真同人誌『プロヴォーク』で中心を担った森山大道氏は、“アレ・ブレ・ボケ”と呼ばれた斬新な表現で、1960年代後半の写真界に一石を投じてみせた。その後も国内外で注目されてきた彼は現在、ソニーおよび東急電鉄と共に展開する次世代クリエイター発掘・支援プロジェクト「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN」にも携わっている。森山氏はデビューから現在までの半世紀をどのように捉え、今を、そして未来を生きる若者たちをどんなふうに思っているのか。彼の写真集を編纂しながら、その歩みを見守ってきたAkio Nagasawa Gallery主宰・長澤章生氏、trialog共同企画者・若林恵との三者対話を通じて、「時代」との向き合い方を考える。

- ミュージックセッション : machina氏
「いま観ておくべき」ミュージシャンによるスペシャル・パフォーマンスをお届けする「ミュージックセッション」。「時代」をテーマにした今回は、韓国出身の気鋭ミュージシャン・machìna氏が登場。今、コアな音楽ファンから圧倒的支持を集める彼女のパフォーマンスから、固定観念に囚われないYouTube世代の価値観に迫る。

○登壇者 ゲスト プロフィール


森山大道|DAIDO MORIYAMA
1938年大阪生まれ。写真家・岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て64年独立。写真雑誌などで作品を発表し続け、67年「にっぽん劇場」で日本写真批評家協会新人賞受賞。68~70 年には写真同人誌『プロヴォーク』に参加し、ハイコントラストや粗粒子画面の作風は“アレ・ブレ・ボケ”と形容され、写真界に衝撃を与える。以降、近年に至るまで国内外の美術館での展覧会多数。2019年ハッセルブラッド財団国際写真賞受賞。主な写真集に『にっぽん劇場写真帖』(1968)、『写真よさようなら』、『狩人』(1972)、『光と影』(1982)などがある。個人写真誌『記録』は1972年のNo.1に始まり、73年のNo.5で一時中断~2006年11月のNo.6から復刊し、現在も継続出版中。最新号はNo.41。近年は『無言劇』、『PrettyWoman』(2017)、『TightsinShimotakaido』、『Lips!Lips!Lips!』(2018) などを出版。
 


長澤章生|AKIO NAGASAWA
Akio Nagasawa Gallery/Publishingディレクター、森山大道写真財団理事
自身のギャラリー Akio Nagasawa Gallery(銀座&青山)にて年間各5本程度の展覧会を開催し、展覧会に併せ、自身の出版社より多数の写真集を出版する。
主な写真集として、森山大道個人写真誌『記録』、ウィリアム・クライン『東京1961』、川田喜久治『地図』(復刻版)、須田一政『風姿花伝』、細江英公『シモン私風景』、サラ・ムーン『FROM ONE SEASON TO ANOTHER』などがある。



○ ミュージックセッション ゲスト プロフィール


machina
エレクトロニック・ミュージシャン
machìna(マキーナ)は韓国出身・1988年生まれのYeo Hee(ヨヒ)によるソロプロジェクト。”Apple Girl”名義によるK-Popアイドル時代を経て、現在はエレクトロニック・ミュージシャンとして東京を拠点に活動中。SXSW、Superbooth、MUTEKなど世界各地のフェスに出演し、2019年リリースの最新アルバム『archipelago』はPitchforkにも高く評価された。
モジュラー・シンセサイザーやデジタル機材を駆使し、その上にジャズのバックグラウンドで培われたボーカルを乗せるというスタイルを展開しており、オーディエンスを巻き込みながらエネルギーのハーモニーを作り出すライブは、コアな音楽ファンから支持を集めている。

○ trialog代表 若林恵 プロフィール


若林恵|KEI WAKABAYASHI
blkswnコンテンツ・ディレクター
1971年生まれ。編集者。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。


○ 「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN」 プロジェクト概要
ソニー株式会社(以下、ソニー)は、8月1日(木)~4日(日)に、東横線・副都心線渋谷駅のヒカリエ改札内地下4階にある安藤忠雄氏がデザインした巨大地下空間で、「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN」 -UNDERGROUND- を実施します。写真家・森山大道氏の新作写真や、次世代クリエイター(NEXT GEN)代表のひとりで、米津玄師の“Lemon”などMVを手掛ける新進気鋭の映像作家・山田智和氏の新作映像、また公募で選ばれた19歳~25歳のクリエイターの作品などを展示するアートエキシビションです。(https://www.sony.co.jp/daido-shibuya/
※6月6日よりソニーは、東京急行電鉄株式会社(以下、東急電鉄)と世界的に活躍する森山大道氏と共にアート共創プロジェクト「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN(ネクストジェン)」を実施しております。ソニーは、 未来を担う次世代クリエイターを発掘・支援をし、表現の場として、展示の機会を提供します。

「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN」では、『UNDERGROUND』の他、8月2日(金)~15日(木)に、森山大道氏初の大規模屋外写真展『STREET』を開催します。渋谷駅周辺約100か所の街丸ごとメディア“ROADCAST※”を舞台に、代表作”犬の町 三沢“をはじめ、63か所に約150作品が一斉に展開されます。
※“ROADCAST”は東急電鉄が2018年7月から開始した、落書きなどに悩む渋谷の街の未活用壁面を活用する事業です。

プロジェクトの詳細は、ソニー「SHIBUYA / 森山大道 / NEXT GEN」サイト(https://www.sony.co.jp/daido-shibuya/)をご覧ください。


○ trialogとは
trialog(トライアログ)は、次世代に向けた“対話”のプラットフォームです。trialogでは、世の中を分断する「二項対立」ではなく、異なる立場の三者が意見を交わす「三者対話」の空間をつくり、「本当に欲しい未来は何か」について議論を深めながら、次世代に向けた自由でクリエイティブな生き方と、その未来のあり方について考えるトークイベントを実施しています。イベントの様子は、trialog公式Twitterアカウントでライブ配信を行うとともに、視聴者はネット上からリアルタイムにコメントを投稿することで対話の場に参加できます。イベント後は公式WEBサイトでアーカイブ映像を公開します。

■ trialog WEBサイト : https://trialog-project.com/
■ trialog 公式Twitterアカウント : @trialog_project (https://twitter.com/trialog_project
■ trialog コンセプトムービー : https://www.youtube.com/watch?v=QjJW5ECNQtw
■ trialog 過去のイベント記事 : https://trialog-project.com/article/
 

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