Nonagon Capital、 Soneium上で開発が進むDeFi「SONEX」へ出資を決定

Nonagon Capital

「世界的にWeb3を普及させるプロジェクトを生み出す」ことをミッションにブロックチェーンのプロジェクトに投資を行うNonagon Capital(本拠地:米国サンフランシスコ・ベイエリア、ファウンディング・パートナー:岡本 和士)は、Soneiumチェーン上に展開されるDeFi「SONEX(ソネックス)」へ出資したことを発表いたします。

SONEXとは

SONEXは、Soneiumエコシステムにおいて最高水準のDeFi(分散型金融)取引体験を提供することを目指して開発が進められているDeFiです。ブロックチェーン技術を活用し、高度なセキュリティと使いやすさを両立した暗号資産取引プラットフォームの実現を目指しています。

ソニーグループのSony Block Solutions Labsが開発するSoneiumでは、24年8月28日からインキュベーションプログラム「Soneium Spark」を展開しました。1,800を超える応募の中から32プロジェクトがWinnerとして選ばれましたが、SONEXはそのひとつです。

出典:Soneium エコシステム(https://soneium.org/en/ecosystem/)


現在のDeFiを取り巻く課題

近年、ブロックチェーン業界ではレイヤー1・レイヤー2チェーンやDeFiプロジェクトが次々と立ち上がっており、ユーザーや資金の流動性が分散化する傾向にあります。また、トークン取引における投機需要は依然として高いものの、その多くが中央集権型取引所(CEX)に依存している状況が続いています。さらに、現在のDeFiプロジェクトの多くは技術面の革新を重視するあまり、一般ユーザーの利便性や使いやすさへの配慮が不足しているという課題も見られます。

このような市場環境において、SONEXは複数のDeFiサービスを統合した単一のプラットフォームを提供することで、より使いやすく効率的な分散型金融エコシステムの構築を目指します。Nonagon Capitalは、SONEXのこのビジョンに共感するとともに、経験豊かなチームメンバーや技術力を評価し、出資することを決定いたしました。

Sonieumエコシステムとともに成長するSONEXの国内展開などをサポートして参ります。


SONEXの特徴

SONEXは、最先端技術を活用してDeFiを再定義し、Soneiumエコシステムへの入り口となることを目指しています。zkコプロセッサと分散型ストレージを基盤とすることでオンチェーンでありながらスピードと安全性を両立させ、独自のAIが最適な投資戦略を提供します。


様々なトレーディングニーズに応えるよう設計されたSONEXは、包括的な「アルファハンティング・エコシステム・アグリゲーター」へと進化し、絶えず変化するDeFiの世界で、ユーザーが一歩先を行くことを可能にします。


主な特徴

  • マルチチェーンAIスマートルーティング:高度なAIにより、利益を得やすいタイミングを逃すことなくトレードができるようになります。

  • デリバティブ取引機能:時間外取引におけるシングルサイド取引や、ミーム銘柄のローンチマーケットメイキングシステムなどを可能にする最新のツールを利用できます。

  • アルファハンティング:オンチェーンデータの追跡とリアルタイムの価格変動アラートにより収益機会を見逃す機会を減らし、他のユーザーよりも一歩先を行くことができます。

  • 強固なインフラ:zkコプロセッサとGreenfield2.0ストレージを活用し、比類のないスピードとセキュリティを確保します。



直近のロードマップ

SONEXチームは、DeFiコミュニティからのニーズに応えるため、次のような機能の追加・強化を予定しています。

2024年第4四半期

  • 流動性マイニングプログラムの開始

  • ステーキング機能の拡張

  • 他ブロックチェーンとの統合

2025年第1四半期

  • 高度な取引ツール(マージントレーディング、指値注文)の導入

  • 主要なブロックチェーンネットワーク間でのクロスチェーンスワップ

2025年第2四半期

  • SONEXとSoneiumエコシステムプロジェクトの完全統合

  • ガバナンストークンのローンチ、ユーザーによるプラットフォーム運営への参加を可能に

2025年第3四半期以降

  • DeFiサービス(貸付、借入)の拡張

  • Soneiumベースのプロジェクトとのさらなる提携

  • コミュニティフィードバックを基にした継続的なプラットフォーム改善



両社からのコメント

SONEX Head of Finance

Maxim M.

日本の2025年における暗号資産市場は、先進的な規制の枠組み、技術革新、そして拡大する一般への普及に支えられ、成長とイノベーションにおいて前例のない機会があると見込んでいます。日本はブロックチェーン導入と暗号資産規制において重要なプレーヤーとしての地位を維持しており、市場は力強い成長への準備が整っています。暗号資産取引における透明で安全な環境を育成する政府のコミットメントにより、投資家の信頼と機関投資家の参加が持続的に確保されています。DeFiには、仲介者を排除し、透明性を高め、ユーザーのコストを削減することで、金融の民主化を実現する可能性があります。DeFi分野における革新的な企業として、そしてSoneiumと共に成長を目指し、さらにNonagon Capitalからのサポートを幸いにも得られることとなったSONEXは、このモメンタムを活かし、オンチェーン金融エコシステムの再構築に貢献して参ります。



Nonagon Capital ファウンディング・パートナー
岡本和士

SONEXへの投資に参加できることを大変嬉しく思います。現在のDeFi市場は急速な成長を遂げる一方で、プロジェクトの分散化が進み、ユーザー体験の複雑さが課題となっています。SONEXは、この課題に正面から取り組み、複数のDeFiサービスを統合することで、真に分散化された、かつユーザーフレンドリーな取引体験を実現しようとしています。

特筆すべきは、SONEXがSoneiumブロックチェーンの特性を最大限に活用し、高度な技術基盤の上で直感的なユーザー体験を実現しようとしている点です。経験豊富なチームが、明確なビジョンと実行力を持って取り組んでいることも、私たちが投資を決定した重要な要因です。

DeFi市場の発展において、プラットフォーム間の相互運用性とユーザビリティの向上は不可欠です。SONEXは、この両方を高いレベルで実現する可能性を秘めています。Nonagon Capitalは、SONEXとともにDeFiの新時代を切り拓き、より多くのユーザーが参加できる包括的な金融エコシステムの構築をサポートできることを大変楽しみにしています。



各種リンク

公式サイト https://www.sonex.so/

X(旧Twitter) https://x.com/sonex_so



Nonagon Capitalについて

Nonagon Capitalは、サンフランシスコ・ベイエリアに主な拠点を置く、ブロックチェーンのプロジェクトに投資を行うベンチャーファンドです。世界中のWeb3の重要なプレイヤーとネットワークを持っており、北米とアジア市場、特に日本市場を繋ぐブリッジの機能を付加価値として、世界中のインフラストラクチャー、DeFi、DAO、エンターテイメント関連のプロジェクトのシード・ステージを中心に投資を行っています。「世界的にWeb3を普及させるプロジェクトを生み出す」ことをミッションに、今後も投資活動等などを行って参ります。

公式サイト:https://www.nonagon.xyz/

ニュースレター・レポートサイト:https://report.nonagon.xyz/

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会社概要

合同会社Nonagon Capital

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URL
https://www.nonagon.xyz/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区富士見一丁目3番11号 富士見デュープレックスビズ5階
電話番号
-
代表者名
岡本和士
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年05月