能登半島地震復興応援「JFA・キリン ビッグスマイルフィールドin金沢」 金沢ゴーゴーカレースタジアムで開催!被災地域と金沢市の皆様270名が交流 〜被災地に笑顔や“つながるよろこび”を~
“オール石川”で一致団結!0才〜87才まで老若男女、幅広い世代と元サッカー日本代表の福西崇史さん、鈴木啓太さん、元なでしこジャパンの澤穂希さん、宮間あやさんがウォーキングフットボールを一緒にプレー!
JFA宮本恒靖会長も参加!さらに、サッカー日本代表 森保一監督、なでしこジャパン 北川ひかる選手から参加者の皆さんに向けた激励メッセージもサプライズ放映!森保監督「皆さんの心に寄り添っていきたい」
キリンホールディングス株式会社(社長 COO 南方健志、以下キリン)と、公益財団法人日本サッカー協会(会長 宮本恒靖、以下JFA)は共同で、2024年1月1日に発生した能登半島地震の復興応援プロジェクト「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド」を昨年5月から継続して実施してきました。今回はその第6回目として「JFA・キリン ビッグスマイルフィールドin金沢」を4月20日(日)に金沢ゴーゴーカレースタジアムにて開催しました。当日は、サッカー日本代表 森保一監督、石川県金沢市出身のなでしこジャパン 北川ひかる選手からのサプライズメッセージや、キリンホールディングス泉伸也、JFA宮本恒靖会長からの挨拶に加え、元サッカー日本代表の福西崇史さん、鈴木啓太さん、元なでしこジャパンの澤穂希さん、宮間あやさんがゲストとして登場し、老若男女で楽しめる “歩いて行うサッカー“ウォーキングフットボールや交流会を通して、被災地に笑顔を届けました。震災により大きな被害があった石川県穴水町から参加した小学生の男の子は満面の笑顔で「今日を楽しみにしてきた。元日本代表選手も一緒にみんなでプレーできて、とても思い出になった」といった感想や、男の子の母親は「(被災後は)外に出かける機会が少なくなってしまったので、家族で出かけるきっかけになる今日のような機会があって、とても嬉しい」など、お話しをいただきました。

「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド」は、歩いて行うサッカー「ウォーキングフットボール」を活用し、性別や年齢、サッカー経験や障がいの有無に関わらず、被災地域のみなさんが一緒になって楽しむことができる機会を創出してきました。昨年は、5月に能登町、6月に輪島市門前地区・輪島市輪島地区、7月に珠洲市、本年は3月に輪島市三井地区で開催。参加者からは、「体を動かす機会がなかったので楽しかった」「新しい友達ができて嬉しかった」などの声をいただき、多くの笑顔が広がりました。今回は能登地方で被災された方々や金沢市に避難されている方々を、昨年新設された金沢ゴーゴーカレースタジアムに招待し、開催地である金沢市のみなさん、ゲストとともに「ウォーキングフットボール」を通じて交流しました。今後もJFAとキリンは、必要とされる地域で「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド」を開催し、歩いて行うサッカーを通じたコミュニティの活性化と、多くの方が笑顔になれる機会を、被災地域に寄り添いながら順次展開していきます。
参考)これまでJFAとキリンは、東日本大震災の復興応援プロジェクトとして、2011年から「JFA・キリン スマイルフィールド※1」、「JFA・キリン ビッグスマイルフィールド※2」や、2016年からは「JFA・キリン 熊本復興応援 サッカー教室※3」を実施するなど、サッカーを通じて、10万人を超える被災地の子どもたちや地域の人々へ笑顔を届けてきました。
※1 岩手/宮城/福島の小学校で6年に渡りサッカー教室を実施。693校、約10万人が参加
※2 「JFA・キリン スマイルフィールド」を子どもから大人まで、地域の皆さんが参加できるイベントへと進化。7会場約8,500人が参加
※3 熊本県内で被害が大きかった地域の小学校で、サッカー教室を4回実施
<当日の様子>
■「JFA・キリン ビッグスマイルフィールドin金沢」がスタート
当日はSAMURAI BLUE(日本代表)の森保監督がサプライズ映像で登場!参加者からは大きな歓声が!
「参加者みんなで交流して、笑顔溢れる1日に」

当日は、能登地方で被災された方々や金沢市に避難されている方々、開催地の金沢市の方々の合計270名の方に参加いただきました。0才〜87才まで老若男女の方が参加され、開会式ではキリンホールディングスの泉、JFAの宮本恒靖会長から「今日はご参加いただきありがとうございます。本日は、皆が笑顔になれるような楽しい時間を過ごしましょう!」と挨拶を行いました。
その後ゲストとして、元サッカー日本代表の福西崇史さん、鈴木啓太さん、元なでしこジャパンの澤穂希さん、宮間あやさんが登場すると、会場から拍手と歓声が上がり、会場に集まった被災者の方へ向けてサッカー日本代表 森保一監督、なでしこジャパン 北川ひかる選手からの応援メッセージもサプライズ放映されると、会場は大盛り上がり。森保監督からは「今日参加しているサムライブルーOBのみなさん、なでしこOGのみなさん、参加者のみなさん同士で交流をしていただき、笑顔あふれる日になると嬉しく思います。」北川選手からは「新しい未来をみんなで築いていけるように、ALL石川で力をあわせて一緒に頑張っていきましょう。」と応援メッセージをいただきました。




■総勢270名/32チームが参加し、参加者とゲストが一つになり、ゴールパフォーマンスを披露!
サッカーを通じてみんなが笑顔に!
そしていよいよ試合開始!ゲストの4人も各チームに入り、年齢や性別関係なく、チームみんなで意見を出し合い、思い思いのゴールパフォーマンスを考え、参加した家族と一緒に喜びのゴールパフォーマンスを披露しました。輪島市から参加した60代の男性からは「貴重な交流の機会だったので、参加してよかった。被災地に笑顔を届けることができるこのような場をもっと作ってほしい」とのコメントをいただきました。
■澤さん「皆さんの笑顔を見られて、嬉しい。みんなの笑顔を見て私も笑顔になれました」


■福西さん「“ウォーキングフットボール”を通して距離が縮まり、絆も深められた」


■鈴木さん「言葉を超えた一体感が生まれたことが印象的でした」


■宮間さん「まだまだ復興半ば。サッカーで笑顔を広げていけたら嬉しい、できることをやっていきたい」


■宮本会長「昨年7月珠洲で開催した時に続いて、2回目の方もいますね!今日は笑顔になれるようにいい時間を過ごしましょう」


■参加者とゲストで交流会!「自分にできることをこれからもしていきたい」
鈴木さんは「夏に復興支援でサッカー教室をすることを宣言します!」サッカーを通じて心を一つに!
イベント最後には、ゲストと参加者の交流会を実施。被災地の方々から震災当時の様子や現状について聞いた澤さんは「自分にできることをしていきたい」と、福西さんは「自分ができることを改めて考える機会になった」とコメントしました。また、鈴木さんは「夏に復興支援でサッカー教室をすることを宣言します!ぜひ皆さんきてください!」と宣言し会場中に拍手がおこりました。また、宮間さんから参加者に向けて「話を聞いて、どのような言葉で表現していいのかわからない苦しさや切なさがある。サッカーで喜びを広げていけたら嬉しい」と話しました。参加者から「うまくいないときにどのように気持ちを切り替えていましたか?」と言う質問をいただくと、鈴木さんは「どうしてもできないことに目が向きがちですが、逆にできることを考えていました。今自分ができることを意識していましたね」とお話いただきました。


■閉会式ではJFA復興支援特任リーダー兼石川県サッカー協会会長 北野 孝一から挨拶
閉会式ではJFA復興支援特任リーダー兼石川県サッカー協会会長北野孝一から「みなさんの笑顔を見ることができて嬉しかったです。石川県サッカー協会も復興に向けてできることをできるだけ、力一杯やっていきたいと思います。みなさん、一緒に頑張っていきましょう!」と挨拶があり、その話を聞いた参加者、ゲスト、スタッフみんなに笑顔が広がり、会場が温かな雰囲気で包まれました。
■キリンHD泉伸也、JFA宮本会長、元サッカー日本代表 福西崇史さん、鈴木啓太さん、元なでしこジャパン 澤穂希さん、宮間あやさんインタビュー
①本日の「JFA・キリン ビッグスマイルフィールドin金沢」の開催意図を改めて教えてください。
-キリンHD泉
「昨年の震災直後から、実際に現地で様々な声を聞き、なかなか体を動かす機会がなかったり、新しいコミュニティ作りが必要だということが分かりました。その際に何ができるか考え、年齢・性別・サッカー経験・障がいの有無関係なく誰しもが参加できる“ウォーキングフットボール”で新しいつながりや絆を深め、笑顔になってもらえたらと考え、これまでも開催してきました。今までは能登エリアで実施してきましたが、今回は金沢ゴーゴーカレースタジアムに能登の皆さんをご招待し、金沢の方々にも参加していただき、 この震災を風化させないように、オール石川で一つになることを目的に開催いたしました。」
②JFA宮本会長は昨年7月の珠洲市に引き続き今回のイベントへの参加となりました。改めて本日参加された感想を教えてください。
-宮本会長
「サッカー未経験の小さな子からおじいちゃん、おばあちゃんまで、皆が“ウォーキングフットボール”を通して、一致団結していたのがとても印象的でした。」
③本日のイベントに参加してみた感想を教えてください。
-福西さん
「一緒の輪に入れた実感があり、知らない人たち同士がこの“ウォーキングフットボール”を通して距離が縮まり、力を合わせることができたのではないかと思います。こういう機会に参加できてよかったです。」
-澤さん
「JFAとキリンのウォーキングフットボールのイベントは何回か参加させていただいているのですが、やはり毎回、本当に自分自身が一番楽しんでいるのではないかと思っています。年齢や性別関係なくボール1つでこんなにもみんなが笑顔になったり、初めてお会いする方同士でも交流できたり、すごく良いイベントだと思っています。今日も絆が生まれた実感と共に、本当に皆さんの笑顔を感じることができました。私自身もたくさんの笑顔をいただきました。1つのボールで皆とつながれて、すごく素敵な時間になりました。私も皆さんに元気を与えられたか分からないですが、私自身はめちゃくちゃ元気になりました!」
-鈴木さん
「“ウォーキングフットボール”は初めてだったのですが、年齢・性別問わず同じルールの中で皆さんとプレーできたことが本当に楽しかったです。私もゴールを取った時にみんなと同じようにゴールパフォーマンスをして、サッカーで一つになることを感じることができました。」
-宮間さん
「私自身イベント等で何度か被災地に行かせていただいており、その時のお会いした仲間たちも来ていて再会できたのがすごく嬉しかったですし、彼女たちが元気な笑顔を見せてくれて本当に良かったです。」
④プレー中、参加者の皆様に対して、積極的に声をかけていらっしゃる姿が印象的でした。実際にどのようなお話しや、やり取りをされていたのでしょうか?お聞かせください。
-鈴木さん
「サッカーを通じて、こういうプレーをしよう、こういうパスが欲しいなど、様々なコミュニケーションを取ることができました。また、印象的だったのは、少し恥ずかしそうに子どもたちがゴールパフォーマンスを教えてくれて、同じことをして、言葉を超えた一体感が生まれたことが印象的でした。子どもたちが考えたゴールパフォーマンスはとても印象的で面白かったです。」
⑤今回のイベントはJFAとキリンの共同での取り組みでしたが、今後、被災地を対象に取り組んでいきたいと思っていることが具体的にあればお聞かせください
-福西さん
「素晴らしい取り組みだと思います。皆が今後も2回・3回と会える機会があれば、その人たちの近況も話せるでしょうし、絆も深まるのではないかと思います。回を重ねるごとに風化しないことにも繋がっていきますし、僕らも少しでも力になれることがあれば、今後もぜひ参加したいと思います。」
-澤さん
「JFA、キリンの取り組みは素晴らしく、今後もこのようなイベントに今後も呼んでいただければ、ぜひ参加させていただきたいです。」
■開催概要
・名称:JFA・キリン ビッグスマイルフィールド
・日時:2025年4月20日(日)13:00~16:30
・場所:金沢ゴーゴーカレースタジアム(石川県金沢市磯部町口75番地1)
・主催:公益財団法人日本サッカー協会、キリンホールディングス株式会社
・主管:金沢市サッカー協会
・後援:金沢市
・協力:一般社団法人石川県サッカー協会
・ゲスト:元サッカー日本代表 福西崇史さん、鈴木啓太さん、元なでしこジャパン 澤穂希さん、宮間あやさん
(映像出演:サッカー日本代表森保一監督、なでしこジャパン北川ひかる選手)

■当日写真


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