【近視が気になる20~40代男女への意識調査を実施】災害時の眼鏡・コンタクトの備えには、不安を感じる人が半数以上 角膜を削らないICL治療が、眼鏡、コンタクトに次ぐ有望な選択肢に
眼内コンタクトレンズ(ICL)及び挿入システムの開発、製造、販売のリーディングカンパニーである、スターサージカル株式会社(本社:東京都港区西新橋一丁目1番1号、代表取締役:中田 博之)は、近視が気になる20~40代男女を対象に、近視矯正治療と近視に関する意識調査を実施しました。
文部科学省「学校保健統計調査」によると、日本人の小児における裸眼視力1.0未満の割合は年々増加しており、昭和50年度と令和5年度の数値を比較すると、約20〜30ポイントの差がついています。近年では、パソコンやスマートフォン、タブレット端末、ゲーム機など、日常的に長時間にわたって電子デバイスを使用する環境が、近視の主な原因の1つとして考えられており、わが国における近視人口は今後も増加すると予測されています。
今回の調査では、多くの人が災害時の視力に不安を感じていることが明らかになりました。メガネやコンタクトレンズを使わずに視力を維持できるICLは、災害時にも安心な近視矯正の選択肢ですが、その認知には課題があることも分かりました。
調査で明らかになった、近視に伴う困りごとや不安、近視矯正に関する認識、知っておきたい正しい情報をご紹介します。
【主な調査結果】
・近視の人の多くが下記のトピックについて、不安や困りごととして認識しているという結果となった。①災害時の不安 ②花粉症 ③ドライアイ ④わずらわしさ
・中でも「災害時のコンタクトレンズや眼鏡についての不安をなくしたい」人は6割近く(57.7%)に及ぶ。しかし、実際に備えを行っている割合は1~3割程度に留まる
・角膜を削らずにレンズを目の中に入れて視力を矯正する治療法「ICL」について「知らない、聞いたことがない」人が約3人に2人。レーシックと比較して、認知度に大きな乖離があり、特徴も混同されている
眼内コンタクトレンズ(ICL)治療について
眼内コンタクトレンズ(ICL)治療とは、角膜を削らずにレンズを目の中に入れて視力を矯正する治療法です。インプランタブルコンタクトレンズ(Implantable Contact Lens)を略してICLと呼んだり、フェイキックIOL、有水晶体眼内レンズ、眼内コンタクトレンズと呼ばれることがあります。
ICL治療は、現在世界75か国以上の国々で300万枚を超える実績があります。また、必要に応じてレンズを取り出せるので、手術前の状態に戻すことが可能です。
眼内コンタクトレンズ(ICL)について: https://jp.discovericl.com/

調査概要
・調査名:近視矯正治療と近視に関する意識調査
・調査対象:全国の20~40代男女のうち、視力(両眼の平均)が1.0未満の人
※レーシック、オルソケラトロジー、ICLを実施済みの人は除外
※近視以外の眼疾患で通院中の人は除外
・有効回答数:300名(右記のように割付)
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査期間:2024年12月20日(金)~12月23日(月)

1.近視が気になる方の改善への期待や現在の不安・困りごと
■不安や困りごととして認識されているのは①災害時の不安 ②花粉症 ③ドライアイ ④わずらわしさの4つ
近視の人に現在の気持ちを聞く質問では、「とてもそう思う」「まあそう思う」を合わせた割合が高かったトピックは①災害時の不安 ②花粉症 ③ドライアイ ④わずらわしさという結果となりました。
とりわけ、「災害時のコンタクトレンズや眼鏡についての不安をなくしたい」について「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答したのは57.7%(全体の半数以上)でした。

2.災害時の備え
■災害が起こる可能性・危険性を感じると答えた人は54.0%だが、備えができている人は33.6%
災害が起こる可能性・危険性を「とても感じる」「やや感じる」と回答した人の合計は54.0%となり、災害の可能性・危険性を感じている人は5割以上でしたが、災害への備えができているかとの質問に対して「十分できている」「ややできている」との回答は33.6%であり、実際に備えができている割合は3割程度に留まりました。


■災害時の眼鏡やコンタクトの備えについて、眼鏡・コンタクト使用者の55.8%が、不安を感じると回答
眼鏡・コンタクトの使用者231名に対して、災害時の眼鏡やコンタクトの備えについて不安を感じるかと質問したところ、「とても不安を感じる」「やや不安を感じる」と回答した人の合計は55.8%となり、半数以上が不安を感じているという結果になりました。

■災害時の対策として実施していることは、「特になし」との回答が43.7%
眼鏡・コンタクトの使用者231名に対して、災害時の眼鏡やコンタクトの備えとして実施していることについて、例を挙げて質問したところ、例に該当するような対策を行っていない人が43.7%と4割を超えました。もっとも多く実施されているのは「枕元のすぐ手に取れるところに眼鏡・コンタクトを置いている(32.9%)」でしたが、各対策を行っている割合は1~3割に留まりました。

3.ICLの認知度
■ICLについて66.3%が「知らない、聞いたことがない」と回答。対してレーシックでは15.7%に留まる
今回の調査では、「以下の視力矯正の方法についてご存知ですか」という問いに対して、レーシックを「知らない、聞いたことがない」人は15.7%なのに対し、ICLでは66.3%となり、約3人に2人はICLについて名前も知らず、レーシックの認知度とは大きな乖離があるという結果になりました。

■ICLを知っている人でも、特徴を問う質問(2択問題8問)に全問正解した割合は、わずか1.98%
ICLについて「知らない、聞いたことがない」と回答した人を除く101名に対して、ICLとレーシックの特徴を示し、ICLの特徴として正しいかどうかを○か×かの2択問題で聞いたところ、平均正答数は8問中3.64問(45.5%)と、ランダムに回答した場合の期待値をも下回る結果となり、ICLとレーシックの特徴について混同している人がほとんどであることが示されました。


スターサージカル株式会社について
私たちスターサージカル株式会社は、1988年に創設以来、独自の技術により、日本国内における眼内レンズの世界を切り拓いてまいりました。その後、2008年に米国STAAR Surgical社が100%出資する“開発・製造・販売”の日本の拠点として、グローバル企業に生まれ変わりました。私たちは、スターグループの一員として、製品の開発・製造・販売を通して眼科医療の進展に、貢献したいと考えております。私たちがご提供する近視や乱視を矯正するICL治療は、現在、世界75か国以上で300万眼以上に採用され、世界中の皆さまにQOV “Quality Of Vision”をお届けしています。
現在、日本で屈折矯正手術を受ける患者様は、年間で数万眼といわれています。日本でも、ICL治療が、眼科専門医の先生方、患者のみなさま方に屈折矯正の“First Choice”になるよう、その普及に努めると共に、さらなる新製品の開発、品質向上に努めて参る所存です。
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