RKBがTBSと共同で『ドキュメンタリー映画祭』を開催 珠玉のドキュメンタリー25作品が集結 上映無料
2022年3月24日(木)~3月27日(日)西南学院大学 西南コミュニティーセンター
「時代を超えて、伝えたいことがある」――。
RKB毎日放送株式会社(本社:福岡市、代表取締役社長:佐藤 泉)は、創立70周年を記念して、3月24日から4日間にわたり、株式会社TBSテレビ(本社:東京都港区)と共同で「TBS×RKB毎日放送ドキュメンタリー映画祭Supported by 西南学院」を開催します。
TBSがローカル局と共同で映画祭を開催するのは初の取り組みで、本映画祭では過去の受賞作品を中心に、計25作品のテレビドキュメンタリーを西南学院大学(福岡市・早良区)にて無料上映します。
上映作品は、映画賞レースのトップを飾る報知映画賞にて特別賞を受賞した『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』(2020年、108分)をはじめ、JNN系列の年間グランプリ「ネットワーク大賞」を受賞した『母は闘う 薬害肝炎訴訟原告 山口美智子の20年』(2008年)、『イントレランスの時代』(2020年)、『銃弾よりも用水路を ペシャワール会・中村哲』(2009年)、科学技術映像祭で内閣総理大臣賞を受賞した「人類VSプラスチック」(2019年)などの1時間番組のドキュメンタリー作品のほか、ニュース番組で放送した企画を75分程度の映画バージョンにリメークした作品などTBSから7作品、RKBから18作品の計25作品です。
「TBS×RKB毎日放送ドキュメンタリー映画祭Supported by 西南学院」では会場での作品の上映のほか、一部の作品を上映後7日間、オンラインにて配信します。(有料)
なお、映画祭2日目の3月25日(火)は「西南デー」と位置づけ、西南学院大の卒業生であるRKBの故・木村栄文が制作した3作品と、中村哲医師(西南学院中学校卒業)を取材した番組を上映します。
■上映作品(URL:https://rkb.jp/fukuoka_docs/#Film)
【TBSテレビ】 7作品
2021年3月、東京・渋谷で開催した「TBSドキュメンタリー映画祭」は、大きな反響を呼びました(2022年も渋谷で、第2回の映画祭を3月18日(金)~24日(木)にて開催)今回は、JNN系列局と初のコラボ、初の地方開催となります。
全国ロングラン上映した長編ドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』(2020年、108分)をはじめ、ニュース番組で放送した企画を、映画祭用に75分程度の映画バージョンにリメークした作品など、計7作品を上映します。
【RKB毎日放送】 18作品
「文化庁芸術祭優秀賞」や「日本民放連盟賞優秀賞」、JNN系列の年間グランプリ「ネットワーク大賞」を受賞した『母は闘う 薬害肝炎訴訟原告 山口美智子の20年』(2008年)と「民放連盟賞優秀賞」やJNN系列の年間グランプリ「ネットワーク大賞」を受賞した『イントレランスの時代』(2020年)のほか、『銃弾よりも用水路を ペシャワール会・中村哲』(2009年)、科学技術映像祭で内閣総理大臣賞を受賞した「人類VSプラスチック」(2019年)など、1時間番組のドキュメンタリーを中心に13作品を上映。
さらに、木村栄文氏(1935~2011年)が制作した「あいラブ優ちゃん」(ギャラクシー賞・大賞受賞1976年)など、伝説のドキュメンタリー5作品もスクリーン上で復活します。
■上映スケジュール
(URL:https://rkb.jp/fukuoka_docs/img/pdf/fukuoka_docs-schedule.pdf)
■概要
RKB創立70周年記念「TBS×RKB毎日放送ドキュメンタリー映画祭 Supported by 西南学院」
日 時: 3月24日(木)~3月27日(日) 午前10時~午後7時
会 場: 西南学院大学 西南コミュニティーセンター(福岡市早良区西新6-2-92)
申 込: 「TBS×RKB毎日放送ドキュメンタリー映画祭 Supported by 西南学院」公式WEBページによる事前申し込み制(3月1日~)。満席の場合は、申し込み受け付けを打ち切ります。抽選で、入場券を返送します。
▶ 公式WEBページ
https://rkb.jp/fukuoka_docs/
席 数: コロナ禍のため、会場の約半数、80席程度に抑えます。状況により、席数を制限、開催を延期する可能性があります。
配 信:一部の作品は、オンラインで有料配信します。(木村栄文作品のオンライン配信はありません)
主 催: TBSテレビ、RKB毎日放送
特別協賛:学校法人 西南学院
協 賛:みぞえ画廊
TBS×RKB毎日放送ドキュメンタリー映画祭 プロデューサー(RKB)
坂井 博行(テレビ編成局長)
緒方 寛治(メディアイノベーションセンター長)
神戸 金史(報道局 担当局長)
石川 恵子(テレビ制作部長)
■木村栄文 (きむらひでふみ)プロフィール
伝説のドキュメンタリスト 木村栄文 きむら・ひでふみ 通称エーブン
1935年、福岡市生まれ。59年に西南学院大学商学部を卒業後、RKB毎日放送に入社。66年にテレビ局テレビ演出部に異動し、ドキュメンタリー番組の制作活動を開始しました。多彩なテーマと自由奔放な作風で、数多くのドキュメンタリー番組を制作。文化庁芸術祭賞、ギャラクシー賞、放送文化基金賞、日本民間放送連盟賞など、数多くのテレビ賞を受賞し、「賞獲り男」と呼ばれました。
また『窓をあけて九州』や『電撃黒潮隊』のプロデューサーとしてJNN九州の後進を育成したほか、局の垣根を越えて「九州放送映像祭」を毎年開催するなど、地域の制作者たちにも広く影響を与えました。
94年には、民放の制作者として初めてNHK衛星第2で『木村栄文の世界』と題した特集が組まれました。個人としても日本記者クラブ賞(1995年)を受賞。
2003年にRKB毎日放送を退社。NHK「ETV特集」で2006年、『もういちどつくりたい ~木村栄文の世界』が放送されました。
2011年3月22日、心不全のため逝去(享年76)。翌12年、「公開講座 木村栄文レトロスペクティブ」と題して大規模な回顧上映が東京・大阪などで催されました。
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