化粧品容器メーカー:石堂硝子(株)が乳液市場概要とその容器傾向を分析

石堂硝子株式会社

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石堂硝子社では、乳液市場概要とその容器傾向を分析し、
これら乳液容器市場の容器傾向分類表をホームページで公開した。
ミルク、エマルジョンとも記される乳液。
水分補給の化粧水(ローション)、即効効果の美容液(セラム)、プロテクト効果を期待されるクリーム。
それぞれの役割が無意識にも女性の中ではっきりとしている上記3点。
それに比べ、いまひとつ訴求点がシンプルではないからか、
メディア情報に載りにくかった「乳液」。
近年、しっかりと市場を確保すべく処方は進化し、注目される市場となってきているようだ。

「 20代~30代前半の乳液支持派の訳は? 」
アンチエイジングという言葉とは無縁そうなこの世代。
しかしある化粧品会社の調査によると、「アンチエイジング化粧品が必要なスタート年齢は?」という質問で、
1位の回答は「20代後半から」というものだった。
仕事や遊び等の生活環境も安定しづらいことや、この年代は肌水分量は減少傾向にあり、
肌油分は30代前半のピーク時まで増加傾向にあるという、肌上の水分・油分バランスがとても崩れやすい年齢。
リッチなクリーム使用はまだ早い・・・というこの年代に、水分を内包したジェルクリームとともに、
見直されている処方が乳液(ミルク、エマルジョン)というわけ。
べたつかず伸びの良いエマルジョン処方が開発され、ほどよい保湿感を補うことで、本来の若い肌の復活力がサポートされる。

20代女性に対して花王(株)が実施した調査では、「肌の乾燥を感じながらも、ベタつきを気にして乳液を使わない女性」が4割も。
「皮脂量の多い若い肌でも気持ちよく使えるように」、「乳液」でも「クリーム」でもない処方「ジェル乳液」を開発。
20代の肌にむけた「ソフィーナ ジェンヌ」ラインの中心商品として2010年9月に発売。 
このように、今後も新しい乳液処方の開発が予感される。

「 40代以後の乳液支持派の訳は? 」
美容液替りにたっぷりと使用している。30ml程度で1万円前後する美容液を毎日たっぷりと使用したいけれど、量が気になる。
最近の乳液は、美容液とあまり変わらないほどアンチエイジング成分がしっかり処方されていて、50mlで7000円前後と、
美容液よりも気軽に毎日使用できて効果を実感できるのが利点。 
数日使用即効力の「美容液」 vs 毎日使用で安定効果補給の「乳液」という使い分け派もいる。
近年注目されている乳液の傾向を見てみると、
―美容液要らずと思わせる働きを持つ処方
―化粧水の保湿効果とクリームのプロテクト効果のいいとこ取り
―使用感は伸びが良く、すぐにさらさらとなりべたつかない

アルビオンやコーセーは、洗顔直後に乳液を使用するステップを以前から推奨しているので、
これも「たっぷり使用」を望むアンチエイジング世代には理にかなった使用タイミングだと思われる。

乳液の容器デザインを見てみると・・
充填容量:洗顔直後使用を推奨しているアルビオン・コーセー系列は200g前後。
それ以外の「化粧水使用後の乳液使用」を勧めているブランドは、50ml、75ml、120mlの3タイプから2種程度を選択している。
容量表記:グラム表記の場合とmL表記と、粘度によって異なっている。
デザイン傾向:以前はローションと対で、やや小ぶりのデザインが多かったが、近年は美容液と対でやや大ぶりのデザインが主流。
これは乳液の粘度がより高く、美容液のテクスチャーや処方成分に近くなってきているから。
本体ラインは、ストレートもしくは軽いアールを持たせたシンプルなシェイプで、内容の効果成分を保護するためにも
不透明な加工が中心となっているが、白、薄いブルー、細かなナチュラルパール等の清潔で柔らかな印象が主流。
製造時の注意点:乳液を開発するにあたって、容器選定の注意点は以下となる。

1 処方決定後の容器との相性テスト。
1-1処方内容によって粘度が異なるため、粘度に適した容器選定
1-2ポンプ使用の場合は、ポンプからの突出量
1-3同、突出スピード

2 遮光性。
3 密閉性。

サンプルご希望の方、詳細情報をご希望の方は下記メールより。
お問い合せ先 E-Mail: igweb@ishido-glass.co.jp
 
石堂硝子(株)社では、安全でトレンド性を持った乳液・エマルジョン・ミルクの容器を提供できるよう、ナチュラルでシンプルなデザインを取り揃えている。
詳細情報は下記の容器検索ページより。
http://www.ishido-glass.co.jp/bottle.html

乳液化粧品トレンド表はこちら。
http://www.ishido-glass.co.jp/2010milk.html

事前電話をすれば、東京ショールームにて、直接手にとって見ることができる。
2011年春からのスキンケア商戦に、化粧品メーカー各社に役立ててもらいたい。

上記に関する取材ご希望のメディアの方は下記へご連絡ください。
お問い合せ先: igweb@ishido-glass.co.jp

石堂硝子株式会社   http://www.ishido-glass.co.jp//

本社所在地 :〒537-0014 大阪府大阪市東成区大今里西1-9-12
TEL:06-6971-3897  FAX:06-6974-1095

東京ショールーム :〒160-0023 東京都新宿区西新宿3・2・11  新宿三井ビル二号館3F
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会社概要

石堂硝子株式会社

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業種
製造業
本社所在地
大阪府大阪市東成区大今里西1丁目9-2
電話番号
06-6971-3897
代表者名
石堂 裕三
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
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