【マーケティング課題とソートリーダーシップの実態調査】を公開

企業・事業・サービスなどのブランディングやマーケティングの課題解決に有効な「ソートリーダーシップ」の認知と期待

株式会社国際社会経済研究所

世界の知の集積で未来の社会価値創をリードする、NECグループの独立シンクタンク国際社会経済研究所(IISE)は、ビジネスシーンにおける実態調査の1つとして実施した「マーケティング課題とソートリーダーシップ(Thought Leadership)実態調査」の結果を公開いたします。

近年、企業活動においてその重要性を増している「ソートリーダーシップ(Thought Leadership、TL)」。ソートリーダーシップは、新しい考え方を世の中に提示し、共感によりステークホルダーを共創へ誘引することで、新たな顧客や市場を創造するマーケティング手法の1つです。

IISEはこれからも、IISEが取り組んでいるソートリーダーシップ(Thought Leadership)の観点から多様な有識者やパートナーとともに業界発展に貢献していきます。

本調査のトピック

事業活動において感じている課題として「新規顧客獲得」が30%、「長期的なビジネス成長の促進」が27%と高い

ソートリーダーシップ活動の期待できる成果として「自社の強み強化・創出」「新規顧客獲得」「イノベーションの推進」「長期的なビジネス成長」と続く

ソートリーダーシップ活動の効果を感じるためには「概ね3~4年程度」の期間を要する

ソートリーダーシップ活動への今後の取組意向は55%。ブランディング職は8割、マーケティング職やビズデブ職は6割を大きく超える

現時点においてソートリーダー像(人物や企業)は「孫正義氏(ソフトバンク)」「豊田章男氏(トヨタ自動車)」「スティーブ・ジョブズ氏(アップル)」など著名な経営者が多い

マーケティング課題とソートリーダーシップに関する調査を実施

20~64歳の働く男女を対象に、2024年9月26日~2024年10月8日の期間、「マーケティング課題とソートリーダーシップの実態調査」を実施いたしました。本調査からソートリーダーシップ活動に取り組む期待と課題などの実態が明らかとなりました。

調査資料のDLはこちら

https://www.i-ise.com/jp/information/press/2025/20250109.html

<現在抱えている課題>

  • 「新規顧客獲得」が30%、「長期的なビジネス成長の促進」が27%と高い

  • 共通的に抱える課題とは別に、職種によってその他の重要課題を抱えているのがわかる

ソートリーダーシップは、新しい考え方を世の中に提示し、共感によりステークホルダーを共創へ誘引することで、新たな顧客や市場を創造するマーケティング手法の一つであるため、上記課題の解決において有効であり、IISEでもソートリーダーシップ活動を推進しています。

<ソートリーダーシップの認知度>

  • ソートリーダーシップの認知度は10%で現時点では高くないが、そのうち具体的な内容まで知っている割合は約6割と高い

<ソートリーダーシップの注目度の変化 認知者における注目度の変化>

  • 60%が「以前に比べて高まっている」と回答

<ソートリーダーシップに期待する効果>

  • 「新規顧客の獲得」が23%、「自社の強み強化・創出」が23%と高い

  • 職種別で見ると、ブランディング、ビジネスデベロップメント、ESGにおける期待が高い

<ソートリーダーシップ活動に対する賛同度・取組意向度>

  • ソートリーダーシップ活動の取り組み意向は55%

  • ブランディング職は8割、マーケティング職やビズデブ職は6割を大きく超える

<ソートリーダーシップ活動の成果を実感できるまでの所要期間>

  • ソートリーダーシップ活動の効果を感じるためには概ね3~4年程度の期間を要する

<ソートリーダーシップ活動の成果に対する満足度>

  • ソートリーダーシップの満足割合は77%

  • 強い不満を持つ割合は0%

<ソートリーダーと聞いて思い浮かべる人物・企業>

  • 現時点においてソートリーダー像(人物や企業)は「孫正義氏(ソフトバンク)」「豊田章男氏(トヨタ自動車)」「スティーブ・ジョブズ氏(アップル)」など著名な経営者が多い

  • 大谷翔平氏のような自身の考え(Thought)を強く持っている方も浮かべられる

調査概要

調査手法:インターネット調査

サンプルサイズ:1,243s(最終有効サンプル)

調査地域:全国

対象者条件:20歳~64歳、経営者/役員、会社員のいずれか下記の職種(いずれか一つ以上に該当)

                   経営企画、経営戦略、新規事業開発・ビジネスデベロップメント、マーケティング、商品企画、商品開発、広報・PR広告・宣伝、IR、ブランディング、ESG・サスティナビリティ推進・CSR、戦略・マーケ系コンサルティング

調査期間:2024年9月26日~2024年10月8日

調査主体:株式会社国際社会経済研究所

調査結果の利用について

調査結果の一部を転載・引用される場合は、出典元として「国際社会経済研究所(IISE)」とご記載いただきますようお願いいたします。出典元を明記せずに転載・引用を行うことや、データの一部または全部を改変することなどの行為はご遠慮ください。

「ソートリーダーシップHub(TL Hub)」における調査結果の解説記事

約3割が新規顧客の獲得、イノベーションに期待。ブランディングの8割が取り組み意向あり……注目度を高めるソートリーダーシップ、実態調査

https://note.com/nec_iise/n/n399a0c91614b

本記事ではその調査結果をTLHubでまとめてきた考え方やTLHubで話を聞いてきたキーオピニオンリーダー(Key Opinion Leader、KOL) インタビューの言葉から紐解きながら、企業がソートリーダーシップ活動を推進する上でいかなるヒントがあるかを分析しています。

キーオピニオンリーダーは、BtoBマーケティング、ブランディング、ビジネスデベロップメント、戦略PR、経営学やイノベーション、コンテンツマーケティング、問いの重要性や社会起業家支援、ファンマーケティング、など多様な専門家にわたります。

 

「ソートリーダーシップHub(TL Hub)」とは

ソートリーダーシップ(Thought Leadership)、およびソートリーダーシップ戦略における有用な情報を、様々な観点からみなさんに触れていただけるよう、シンクタンクであるIISEが発信をしています。

ソートリーダーシップの今が分かる!知っておきたい情報をカテゴリ別にご紹介

https://note.com/nec_iise/n/nb590979749a3

 

国際社会経済研究所について

 国際社会経済研究所(通称:IISE)は、世界の知の集積で未来の社会価値創りをリードする、NECグループの独立シンクタンクです。生活者の視点と社会の視点を持ち、中立的な立場で課題を探索、そこで得た「気づき」を起点に、未来を構想、実現への道筋を描きます。世界の多様な機関や団体、オピニオンリーダーと協働し「未来の共感」を育む中で、新たな社会価値の創造と社会への実装を目指してまいります。 

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会社概要

株式会社国際社会経済研究所

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URL
https://www.i-ise.com/jp/index.html
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区芝 5丁目7-1 NEC本社ビル
電話番号
03-3798-9190
代表者名
松木俊哉
上場
未上場
資本金
2000万円
設立
2000年07月