人と組織の課題を協働で解決する「南魚沼の人事部」を設立。4/22(火)にキックオフイベントを開催します。

株式会社島田組、株式会社ローテック、Inquiry合同会社は地域ぐるみで人材課題の解決に取り組む「南魚沼の人事部」を4月1日に設立し、4月22日(火)に設立記念イベントを南魚沼市にて開催します。

Inquiry合同会社

地域企業の人材・組織課題を解決する南魚沼の人事部「YUKIGUNI-ISSIN」

地域の人事部とは                        

地方の中小企業では、全国的に人口減少による人材不足、事業継承者の不在、採用/人材育成ノウハウの欠如、採用者の早期離職、求職者とのミスマッチ、高齢化に伴うDX対応の遅れなど、数多くの困難な人材課題を抱えています。

多くの企業には専任の人事担当者がいないこともあり、こうした課題を中小企業が単独で解決するには限界があることから、地域ぐるみ・まちぐるみで面的に対応すべく全国で立ち上がった取り組みが「地域の人事部」です。

全国各地で産官学によるコンソーシアム、合同での社員研修、外部人材とのマッチング、インターンシップのコーディネート、学校教育との協働など地域課題に対して、運営団体の実践を基に様々な事業が実施されています。

出典:経済産業省 地域の人事部について(https://www.meti.go.jp/policy/sme_chiiki/jinjibu/index.html)


南魚沼市の現状と地域の人事部発足の背景

南魚沼市は新潟県でも随一の豪雪地帯で、全国に誇る豊かな食と風光明媚な自然環境に恵まれ、農業・食品製造業・建設業などが主要産業である人口5.3万人の自治体です。

南魚沼市でも人口減少は大きな問題となっており、この10年間で人口は12%減少し、地域企業ではいずれの業界でも人材不足が顕著になっています。

社会減による人口流出問題の要因の一つに「若者に選ばれる魅力ある職場の不足と情報発信」があります。域外からの多様な人材流入が少ないことに起因し、地元企業では自発的な変化やイノベーションが起きづらく悪循環が長らく続いています。

地域の問題は複雑に絡み合っており、行政が行う施策にも限界があります。今後は産官学金が連携協働し、これまでの取り組みとは一線を画す新たな打ち手が期待されています。

こうした状況を踏まえ、南魚沼に根ざす人材に向けて、民間主導で実践的な学びや多様な交流の機会を提供する「南魚沼の人事部」を新たに立ち上げました。

「南魚沼の人事部」では、組織の垣根を越えた合同研修会、採用に関する活動、教育機関への協力、行政との連携など、人への投資となる活動に取組んでいきます。

団体の詳細、最新の情報はホームページをご覧ください

https://uonuma-jinjibu.com/

団体名称「YUKIGUNI-ISSIN」

団体の名称であるYUKIGUNI-ISSINには、「一心・一新・維新」という思いが込められています。

心を一つにし、困難な課題に立ち向かい変化を起こし、南魚沼に新たな希望の光を灯さんとする発起人らの決意が込められています。

運営体制

「南魚沼の人事部」は、南魚沼に本社を構える株式会社島田組、株式会社ローテックの2社が幹事を務め、企画・運営を担う事務局をInquiry合同会社が担当します。

共同代表の島田 奏大氏(左)、関 聡氏(右)

地域の人事部の設立に向けた思いは公式noteのインタビューご覧ください。

株式会社島田組について

1920年南魚沼市(旧六日町)に創業。公共施設からオフィス、住宅まで手がける建築工事、地域のインフラに関わる土木工事、駅舎の建築や線路のメンテナンスなどの鉄道工事を担う総合建設会社。日常の工事から災害時の迅速な対応、さらには地域に向けたイベント開催など、地域貢献活動にも積極的に取り組む。

WEB:https://simadagumi.co.jp/

株式会社ローテックについて

1946年前身である株式会社関電気を南魚沼市(旧六日町)創業し、2019年株式会社ローテックに社名変更。M&Aを介して多様な専門分野の企業と手を取り合い、光・空気・水・建物・ネットワーク環境を含めた「最低限の暮らし」を守り、IoT技術を活用した「より便利な産業」の実現をサポートすることで、地域のインフラを一気通貫で担う。

WEB:https://www.lawtech-inc.jp/


南魚沼の人事部キックオフイベント開催

『ラーニングバーうおぬまーこれからの南魚沼、人と未来に選ばれる”いいまち”とはー』

ラーニングバーは対話を通して南魚沼のこれからと自分の生き方を考える、未来志向の大人の学び場(Bar)です。
毎回、地域内外から多様なテーマゲストをお招きし、ゲストの話を聞き、自ら考え、参加者で対話し新たな 気づきを得る「交流・越境型の学び」がポイント。普段出会う機会がない方々が交わるからこそ生まれる“創発の場”を南魚沼につくります。

第1回は南魚沼の人事部の設立趣旨と活動内容の紹介に加え、ゲストを招いて交流型のイベントを行います。これからの南魚沼の可能性、関係人口創出によるインパクトについて考えます。

開催概要

【日 時】

2025年4月22日(火)17:00~20:30

【会 場】

南魚沼市事業創発拠点 MUSUBI-BA

〒949-6680 新潟県南魚沼市六日町91番地2 JR六日町駅東口1階

【定 員】

先着50名

【参加対象】

20歳以上。南魚沼市民だけでなく、どなたでもご参加いただけます。

【ゲスト】

指出 一正(さしでかずまさ)氏

【プロフィール】

『ソトコト』編集長。1969年群馬県生まれ。上智大学法学部国際関係法学 科卒業。雑誌『Outdoor』編集部、『Rod and Reel』編集長を経て、現職。 島根県「しまコトアカデミー」メイン講師、山形県金山町「カネヤマノジカン デザインスクール」メイン講師、和歌山県田辺市「たなコトアカデミー」メイ ン講師、福島相双復興推進機構「ふくしま未来創造アカデミー」メイン講師、秋田県鹿角市「かづコトア カデミー」メイン講師、群馬県庁31階「ソーシャルマルシェ&キッチン『GINGHAM(ギンガム)』」プロ デューサーをはじめ、地域のプロジェクトに多く携わる。内閣官房、総務省、国土交通省、農林水産省、 環境省などの国の委員も務める。経済産業省「2025年大阪・関西万博日本館」クリエイター。上智大学 「オールソフィアンズフェスティバル2025」実行委員長。著書に『ぼくらは地方で幸せを見つける』(ポプ ラ新書)、最新刊は『オン・ザ・ロード二拠点思考』(ソトコト・ネットワーク)。

キックオフイベント参加方法

事前申し込み制です。4月19日までに以下フォームより必要事項を記入し送信ください。

期間中でも定員に達し次第受付を終了いたします。予めご了承ください。

https://forms.gle/uyRbfZypNuAVkJnL6

【企画・運営】Inquiry合同会社について

代表社員CEO:山本 一輝
所在地:〒950-2042 新潟県新潟市西区坂井878-105
事業内容:組織開発・戦略⼈事コンサルティング、⼈材育成事業の企画監修、コーチング、キャリア教 育のコーディネート、⼈材育成を起点とした地⽅創⽣企画の⽴案及び実⾏支援
メールアドレス:info@inquiry-llc.com(代表)
公式ウェブサイト:https://www.inquiry-llc.com/

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会社概要

Inquiry合同会社

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URL
https://www.inquiry-llc.com/
業種
サービス業
本社所在地
新潟県新潟市西区坂井878 グランシャリオ105
電話番号
-
代表者名
山本一輝
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年04月