退職代行サービスで転職した人の4割が“年収アップ”…でも残業時間はそのまま!? 理想と現実のギャップが明らかに
衝動的に見えて、実は計画的?退職代行サービス利用者の慎重な転職行動が見せた現代のリアル
タレントスクエア株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:八田 新大)は、退職代行サービスを利用したことがある方を対象に、「退職代行サービスの利用実態」に関する調査を実施しました。
退職の意思を伝えることは、多くの方にとって簡単なことではありません。
上司や同僚との関係や引き止められる不安など、悩む理由はさまざまで、最近では退職代行サービスの利用体験がSNSで話題になったことで社会人からの関心が高まり、その必要性も注目されています。
退職代行を利用した後の転職活動や、新しい職場での適応、年収や労働環境の変化など、その影響が気になるところですが、実際に利用した方々はどのように感じたのでしょうか。
そこで今回、20代・30代に特化したハイクラス型転職サイト「タレントスクエア」(https://talentsquare.co.jp/)を運営するタレントスクエア株式会社は、退職代行サービスを利用したことがある方を対象に、「退職代行サービスの利用実態」に関する調査を実施しました。
調査概要:「退職代行サービスの利用実態」に関する調査
【調査期間】2025年3月14日(金)~2025年3月17日(月)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,110人
【調査対象】調査回答時に退職代行サービスを利用したことがあると回答したモニター
【調査元】タレントスクエア株式会社(https://talentsquare.co.jp/career/corp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
退職代行サービス利用後のキャリアは?
はじめに、利用したことのある退職代行サービスをうかがいました。
■利用したことのある退職代行サービスは?
・アディーレ法律事務所(20代/男性/埼玉県)
・退職代行ガーディアン(20代/男性/東京都)
・退職代行モームリ(30代/女性/福岡県)
・退職代行EXIT(30代/男性/愛知県)
・退職代行TORIKESHI(40代/女性/京都府)
・リーガルジャパン(40代/男性/兵庫県)
さまざまな退職代行サービスを利用したことがあるようですが、では、退職代行サービスを利用した後、どのようなキャリアを歩んでいるのでしょうか。

「退職代行を利用した後の現在の状況を教えてください」と質問したところ、『正社員として転職した(73.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『派遣社員として転職した(8.7%)』『契約社員として転職した(5.1%)』となりました。
正社員として転職できた方が7割以上となっており、退職代行サービスを利用しても無事に正社員として転職できているケースが多いことが分かります。
退職代行サービスの利用と転職活動どちらが先?
では、どのようなタイミングで退職代行サービスを利用したのでしょうか。
ここからは、前の質問で『正社員として転職した』『派遣社員として転職した』『契約社員として転職した』『アルバイト・パートとして働いている』と回答した方に聞きました。

「退職代行サービスの利用と転職活動のタイミングについて、当てはまるものを選んでください」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。
『転職先を決めてから退職代行を利用した(46.7%)』
『転職活動と並行して退職代行を利用した(42.7%)』
『退職代行を利用して退職した後に転職活動を始めた(10.6%)』
退職代行サービスを利用する人の多くは、退職後の不安を最小限に抑えるために事前に転職先を確保しているか、転職活動を既に始めていることが分かります。一方で、まず退職してから転職活動に臨む人も一定数存在しており、その背景には精神的な余裕や職場環境の差が影響している可能性が考えられます。
では、退職代行サービスを利用した後、どのくらいの期間で次の仕事に就いたのでしょうか。
「退職代行サービスを利用した後、どのくらいの期間で次の仕事に就きましたか?」と質問したところ、転職活動のタイミング別で以下のような回答結果になりました。

■転職先を決めてから退職代行を利用した方
『1週間以内(42.1%)』
『1週間~1ヶ月以内(57.9%)』
『1~3ヶ月以内(0.0%)』
『3~6ヶ月以内(0.0%)』
『6ヶ月~1年以内(0.0%)』
『1年以上(0.0%)』
■転職活動と並行して退職代行を利用した方
『1週間以内(4.3%)』
『1週間~1ヶ月以内(34.9%)』
『1~3ヶ月以内(43.3%)』
『3~6ヶ月以内(10.7%)』
『6ヶ月~1年以内(3.8%)』
『1年以上(3.0%)』
■退職代行を利用して退職した後に転職活動を始めた方
『1週間以内(4.5%)』
『1週間~1ヶ月以内(16.4%)』
『1~3ヶ月以内(39.1%)』
『3~6ヶ月以内(20.0%)』
『6ヶ月~1年以内(8.2%)』
『1年以上(11.8%)』
転職先を決めてから退職代行サービスを利用した方、全員が『1週間以内』あるいは『1週間~1ヶ月以内』と回答したことから、比較的早期に次の仕事に就いていることが示されました。
転職活動と並行して退職代行サービスを利用した方、退職代行サービスを利用して退職した後に転職活動を始めた方の多くは、3か月以内に転職先を決めており、退職代行サービスを利用後の転職活動はそれほど長期化しない傾向が見られました。
一方で、退職後に転職活動を始めた方の中には、活動が長期化するケースも一定数存在していることがわかりました。
退職代行サービスを利用した約4割が転職後の年収が上がったと回答!
次に、退職代行サービスを利用して転職した後の年収について、引き続き『正社員として転職した』『派遣社員として転職した』『契約社員として転職した』『アルバイト・パートとして働いている』と回答した方に聞きました。

「退職代行サービスを利用して転職した後、年収に変化はありましたか?」と質問したところ、『上がった(40.3%)』『変わらない(51.8%)』『下がった(7.9%)』という回答結果になりました。
厚生労働省が発表した「令和6年上半期雇用動向調査結果」では、転職して賃金が上がった割合が約4割、変わらない割合が約3割、減少した割合が約3割です。
今回の調査では、退職代行サービスを利用した方の約4割が年収アップを実現し、半数以上が現状維持、年収ダウンにおいては1割未満となり、相場より良い結果で転職していることがわかりました。
*参照:厚生労働省「令和6年上半期雇用動向調査結果」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/25-1/dl/gaikyou.pdf
では、働き方において残業時間の変化はどうでしょうか。
「退職代行サービスを利用して転職した後、残業時間に変化はありましたか?」と質問したところ、『長くなった(25.4%)』『変わらない(54.9%)』『短くなった(19.7%)』という回答結果になりました。
半数以上の人が残業時間に「変化がなかった」と回答している一方で、残りの約4割は何らかの変化を感じていることが分かりました。
特に、「長くなった」と答えた人の方が「短くなった」と答えた人を上回ったことから、転職によって必ずしも労働時間の改善に繋がるとは限らないことがうかがえます。
では、そうした人たちは新たな職場にどのように適応しているのでしょうか。
「退職代行サービスを利用して転職した職場には、スムーズに馴染むことができましたか?」と質問したところ、約9割の方が『すぐに馴染めた(33.5%)』『少し時間がかかったが、馴染めた(53.1%)』と回答しました。
多くの人が新しい職場に問題なく適応できていることがわかりました。退職代行サービスを利用した場合でも、その後の転職先にスムーズに馴染める可能性は十分にあると考えられます。
退職代行サービスを利用した満足度は?
退職代行サービスを利用して転職した方の年収や残業時間の変化などがわかりましたが、退職代行サービスを利用して退職したことに対して満足している方はどのくらいいるのでしょう。
ここからは、再び全員に聞きました。

「退職代行サービスを利用して退職したことの満足度を教えてください」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。
『とても満足した(31.6%)』
『やや満足した(54.4%)』
『あまり満足していない(11.7%)』
『全く満足していない(2.3%)』
『とても満足した』『やや満足した』と回答した方を合わせると、約9割の方が退職代行サービスを利用して退職したことに満足しているようです。
では、どのような理由で満足している、あるいは満足していないのでしょうか。

前の質問で『とても満足した』『やや満足した』と回答した方に、「退職代行サービスを利用して『満足した』と回答した理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『会社と直接やりとりせずにすんだ(46.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『精神的な負担が軽減された(39.4%)』『予想以上にスムーズに退職できた(37.5%)』となりました。
退職時の会社との交渉やストレスを回避できたことや、スムーズに退職できたことが、満足度の向上に寄与していることがわかりました。

一方で、先程の質問で『あまり満足していない』『全く満足していない』と回答した方に、「退職代行サービスを利用して『満足していない』と回答した理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『有給休暇を消化できなかった(30.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『懲戒解雇処分を言い渡された(23.9%)』『家族や知人から否定的な意見を受けた(16.8%)』となりました。
通常の退職手続きでは得られるはずの権利が行使できなかったり、退職の仕方が周囲から否定的に捉えられたりしたことが、満足度に影響を与えていることが明らかになりました。
20代・30代に特化したハイクラス転職サイト タレントスクエア

会社概要
【設立】2022年1月
【代表】代表取締役 八田 新大
【資本金】5,000,000円
【本社所在地】東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー16F
【事業内容】20代・30代に特化したハイクラス転職サイト「タレントスクエア」の運営
https://talentsquare.co.jp/career/corp/
【お問い合わせURL】https://talentsquare.co.jp/contact/
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