冷えが女性の健康課題に与える影響を8割以上が認識しつつ、しっかり対策できているのは2割以下。夏の盲点「冷房冷え」
助産師が推す!冷え対策の重要性と夏温活のすすめ
背景
帝国データバンク*によると新型コロナ5類移行後、約6割がコロナ前と近い働き方に戻ったとされたという結果が出ており、出社回帰の流れがある中、今年の夏はよりオフィスや通勤時など室温がコントロールしづらい環境に置かれることが予想されます。特に冷房による冷えを感じているのは男性に比べて女性が多いという調査結果**も出ています。冷えは女性のホルモンバランスに影響を与え、特に生理中の冷えは月経困難症(月経期間中におこる、月経痛、吐き気、頭痛、疲労・脱力感、食欲不振などの症状)に影響を与えると言われていますが、今回の調査では冷えが女性の健康課題に影響を与えることを認識してはいるものの、夏場の冷え対策がしっかり出来ていない女性が多いことが明らかになりました。
*帝国データバンク 「新型コロナ「5類」移行時の働き方の変化に関する実態調査」2023年3月
**クラシエ薬品株式会社 「夏の冷えによる実態調査」2021年7月
調査結果サマリー
・80%以上が夏場に勤務先や外出先で冷房による身体の冷えを感じたことがあるが、44%以上が対策をしておらず、よくしているのは全体の約15%
・冷えが女性特有の健康課題(生理痛や生理不順など)に影響することを80%以上が認識している
・夏場に冷え対策をしない理由として一位が「面倒くさいから」2位が「我慢できてしまうから」3位が「暑いのが嫌だから」
・80%以上が夏場に自宅や外出時など素足で過ごしている
調査結果
1.80%以上が夏場に勤務先や外出先で冷房による身体の冷えを感じたことがあるが、44%以上が対策をしておらず、よくしているのは全体の約15%
冷房による冷えを実感しつつも44%以上が対策できていない、かつ「よくしている」と回答したのは全体のわずか15.3%。夏場に積極的に冷え対策をしている女性が少ないことがわかりました。
2.冷えが女性特有の健康課題(生理痛や生理不順など)に影響することを80%以上が認識している
3.夏場に冷え対策をしない理由として一位が「面倒くさいから」2位が「我慢できてしまうから」3位が「暑い
のが嫌だから」※対策していない・継続していない方が回答
冷えが女性の身体に及ぼす影響を80%以上が理解しつつ、1の調査結果の通り理解はしていても自分の身体をケアするという行動までに至らない女性が多いことがわかりました。また対策をとらない理由としては、「面倒くさいから」という理由が最も多く、「効果的な対処法がわからないから」が18.7%おり、意識はしても行動に移しづらい状況になっている可能性もあります。
4. 60%以上が夏場に自宅や外出時など素足で過ごしている
夏場は自宅でも外でも素足で過ごしているのは66.3%。夏に身体を温めるという意識はどうしても低くなってしまいがちですが、冷えがちな足への意識もあまり高くないことがわかりました。
【調査概要】
調査時期:20233年7月3日~6日
調査方法:インターネット調査
調査対象:20-49代の女性300名
助産師が伝えたい女性の身体と冷えとの向き合い方
女性特有の悩みと冷えは切っても切れない関係。女性の身体や健康に詳しい助産師が生理、妊娠や出産、自律神経まで、冷えと身体の関係性やおすすめの夏温活をご紹介します。
【助産師プロフィール】
畠田すみれ/看護師・助産師・受胎調整実地指導員
総合周産期母子医療センターにて助産師として勤務。未受診妊婦や望まない妊娠を未然に防ぎたい思いで、現在は株式会社つばめlaboの性教育分野の事業担当者として、ユース世代に向けてはじめての性交渉を応援するBOX「はじめてキット」の開発やユースクリニック開催にむけての活動に従事。
子宮は筋肉で出来ている。温めて血の巡りをよくしよう
生理が始まると、子宮を収縮させて経血を外に出そうとするためにプロスタグランジンという物質が出ます。冬に筋肉が動かしづらい感覚はありませんか?
子宮は筋肉でできているため、身体が冷えていると血の巡りが悪くなり、子宮筋の動きが鈍くなることで経血を外に出すことが上手くいかなくなります。そうすると、子宮筋の収縮を強くするために更にプロスタグランジンが必要になるため、生理痛がひどくなる。プロスタグランジンの分泌を必要最低限にするには身体を温めましょう。
足が冷えていると分娩の進みが遅くなる。普段からのセルフマネジメントが大事
子宮への血流が悪くなると子宮筋の動きが悪くなり微弱陣痛(陣痛が弱いこと)になってしまいます。分娩が進まない場合は帝王切開しなければなりません。お産の進みが悪い人には足浴をしたり、分娩台に上がった時も必ず足を冷やさないように布袋という布をかけていますが、妊娠前から慢性的に冷えている人が多く、それは助産師側ではコントロールできないのが実情です。
冷えは出産時にも影響が出るので、とにかく日常的に身体を温めておくことが大事。調査結果でも約6割が夏場に素足で過ごしているという結果になりましたが、サンダルで健診に来る方もいたりするので靴下を履くなど夏でもできる限り足を温めることをおすすめします。
実はストレスが冷えにつながる原因にも。役割多めの視床下部!
視床下部は、脳の一番奥で下垂体の真上に位置する脳のきわめて重要な部位で、体温調整・女性ホルモンの分泌を調整・自律神経の調整を行なっています。ストレスなどで自律神経が乱れることにより、視床下部に影響し体温調整がうまくいかなくなり、冷えの原因に。また、ホルモンの分泌にも影響し生理不順の原因にもなります。逆も然りで、冷えることで血行不良となり、内臓の機能が低下することでホルモンバランスが乱れて生理不順の原因に。一見、冷えとストレスは関係ないようにみえますが、このことから身体は繋がっていることがわかります。
無理せずできる、おすすめの夏温活
女性特有のゆらぎにフォーカスしたブレンドティー
当社が運営する、セルフケアブランド『BRÁCT(ブラクト)』では女性特有の「こころのゆらぎ」と「からだのリズム」をサポートするブレンドティー2種を展開。内側から温めるだけでなく、女性の健康に嬉しい素材を集めたブレンドティーで自身と向き合い、心地よい時間を過ごしながら身体を温めることをおすすめします。
【商品ラインアップ(全2種)】
<CALM BLEND>ホーリーバジル×黒豆
「こころ」のゆらぎへアプローチ。
無農薬栽培で育てられた沖縄産のホーリーバジルをベースに、リラックスタイムと相性の良い月桃や、女性の健康に嬉しい黒豆をブレンド。記憶の中にあるどこか懐かしくやさしい香りが、ゆらいだ「こころ」を包み込み、穏やかなひとときへと誘います。お仕事の合間や、一日の疲れを癒したい夜など、様々なシーンでお楽しみください。 原料は全て国産品を使用しています。
価格 :1,870円(税込)
<ENHANCE BLEND> グリーンルイボス×ラズベリーリーフ
「からだ」のリズムを穏やかにサポートし、巡りを整えポジティブなボディバランスへ。ミネラルを豊富に含んだ希少価値の高いグリーンルイボスをベースに、古くから女性に愛されてきたラズベリーリーフや、美しさを引き出すローズヒップをブレンド。紅茶のような風味でクセがなく、ハーブティーが苦手な方も飲みやすいさっぱりとした味わいです。1日の始まりや、自然体で過ごしたいときに。
価格 :1,870円(税込)
※国産原料使用、ノンカフェイン、合成香料・着色料不使用、保存料不使用、動物実験なし
BRÁCTについて
『BRÁCT』は、“今”を懸命に駆ける女性に寄り添い、自分を愛することを応援するセルフケアブランドです。自分を労わるはじめの一歩として“こころとからだを健やかに保つ力”を磨くことをテーマに、
今の“わたし”と向き合い、知るためのセルフマネジメント力を身につけ、日常生活におけるセルフケアの習慣化を提案し、女性たちがより健やかで豊かな未来を育むことを目指します。
販売先|公式ストア https://bract-official.com
公式Instagram|@bract_official https://www.instagram.com/bract_official
つばめLaboについて
「世界の医療をボーダーレスにし、あらゆる人に届ける」をミッションとし、インターネットを活用した医薬品の輸出入事業、医療・医薬品の情報提供サービス事業を展開。2021年に医師監修付きのオリジナルコンテンツと特徴から探せる病院検索サービスからなるWebメディア『ピルモット』、2023年4月にときを重ねるごとに変化する女性の「こころ」と「からだ」をサポートするセルフケアブランド『BRÁCT(ブラクト)』をローンチ。女性が抱えるからだの悩み・ライフステージごとに取り巻く環境への課題を強く感じ、悩みを解決するためのサービスやプロダクト開発の取り組みを推進しています。
代表|小野陽介
設立|2008年9月
事業内容|医薬品の輸出入に関する事業,インターネットを利用した医療・医薬品の情報提供サービス事業
所在地|156-0042 東京都世田谷区羽根木1-21-1 亀甲新 は64
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像