【老舗銭湯が書店を開店】大正11年創業の銭湯「電気湯」、5月1日から書店をオープン
大正11年創業の銭湯「電気湯」(墨田区)が、地域共生に向けた独立系文化拠点をオープン
銭湯「電気湯」を運営する株式会社エイトカンパニー(代表取締役:大久保勝仁、本社:東京都墨田区)は、墨田区京島にて、新たな書店「kamos」を2025年5月1日にオープンすることをお知らせします。
大正11年に創業された地域の生活拠点である銭湯「電気湯」の新たな挑戦として、「知らない誰かと生きる」というテーマとその関連分野の専門家による厳選書籍を取り揃える予定。地域文化を支え、共生社会に向けた新しい文化発信の拠点を作ります。

◾️銭湯と書店を通じて、地域社会の共生・共在に向けた空間作りを実践し続けます
大正11年の創業以来、まちなかで他者と生きていくための共在の空間を維持し続けてきた銭湯「電気湯」は、共在のあり方を醸造する書店「kamos」を開店します。
kamosでは、「他者と共に生きる」ことの周辺分野を扱った書籍の販売のほか、様々な専門家と協働する新たな書籍販売サービス(5月リリース予定)を通じて、「まちなかで知らない誰かと生きる」ことに向けた思考の場所として、オンライン、店舗、そしてまちなかで様々な活動を広げていきます。

◾️書店「kamos」コンセプト
「kamos」という店名は、電気湯のコンセプトである「澄む=住む」からきています。まちに住み、生きていくための「澄む」場所として、「他者と生きる」ことの実践の場として電気湯は運営されてきました。ですが、「澄む」ことに向かいすぎた空間は、爽やかな社会として形作られ始めます。滞りなく誰かと生きられることが当たり前とされ、そこに準ずることができない人々はいつの間にかその場からこぼれ落ちてしまい、結果として、「共生社会」を掲げ続ける空間は同質的な空気感が充満する平坦な空間に成り果て、共生・共在への道すらも危うくなってしまいます。
澄みすぎた水の奥底には、どこかでこぼれ落ちて忘れ去られた「誰かと生きる」ための感覚が沈澱している気がします。その沈殿した共在の感覚をかき集め、ふたたび「知らない誰かと共に生きる」ことを醸造するための場所として、kamos(醸す)と名付けました。
ゆるやかに、誰ともつながらずに、誰かと生きていける社会に向けて。周縁を観察し思考する本を媒介とした対話と学びの場を創出し、東東京のまちなかで、対話の作法を醸します。
◾️書店「kamos」について

kamosでは、「他者と共に生きる」ことの周辺分野を扱った書籍の販売のほか、新たな書籍販売サービス(5月リリース予定)を通じて、「誰かと生きる」ことに向けた思考の場所として、オンライン、店舗、そしてまちなかで活動を広げていく予定です。
住所 :東京都墨田区京島3-48-1
営業時間 :15:00-21:00
営業日 :月/日/水
ウェブサイト :https://kamos.base.ec
X(Twitter) :@kamos_books
Instagram :kamos_books
お問い合わせ :kamos.peace@gmail.com
◾️電気湯について

大正11創業、墨田区京島にある老舗銭湯。
住所 : 東京都墨田区京島3-10-10
営業時間 : 15時から24時まで。※日曜日のみ朝風呂(8時から12時)+通常営業
定休日 : 毎週土曜日
ウェブサイト : https://denki-yu.studio.site/
X(Twitter) : @denkiyu1010
Instagram : denki_yu
お問い合わせ : info@denkiyu.com
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