福井県高浜町の次世代エッジデータセンター『高浜ドリップ1』が稼働開始 当社独自の液浸冷却技術を採用し消費電力の大幅削減&省スペース化を実現

AI/IoT時代に必要な住民データをセキュアに保管する実証実験を開始

Quantum Mesh 株式会社

Quantum Mesh 株式会社(よみ:クォンタムメッシュ/本社:東京都中央区、代表取締役:篠原 裕幸、以下 Quantum Mesh)は、かねてより福井県高浜町にて建設を進めていた第一号データセンター『高浜ドリップ1』が12月1日より稼働開始したことを発表します。今後、Quantum Meshと高浜町は、住民データをはじめとする秘匿性の高いデータの安全な管理・運用に係る実証実験を共同で実施してまいります。

生成AIの普及やIoTの拡大に伴い、データを安全に管理・処理するデータセンターの需要は急速に高まっています。一方で、設置スペースの効率化が求められる中、従来の空冷型では温暖化への対応により設備コストや消費電力の削減などの課題を抱えています。


高浜ドリップ1は、Quantum Mesh独自の液浸冷却技術を採用することで、消費電力を大幅に削減し、設置スペースの効率化を実現しました。これにより、地域で生産された電力の有効活用と効率化された運用で「エネルギーの地産地消」を実現します。


さらに、個人情報をはじめとする秘匿性の高いデータを世界レベルのセキュリティで管理し、地域住民の豊かな生活に貢献するサービスとも連携していきます。AIやIoTがもたらす「安心」で「便利」なデジタル社会の恩恵をすべての人が享受できる環境を構築します。


サービスの一例:次世代モビリティを活用した健康管理や未病対策

歩行データから疾病情報や未病対策を分析する歩行解析ロボットを通じて、健康管理情報を利用者に

リアルタイム提供。周辺の医療・介護施設と連携することで、必要な支援がすぐに受けられます。また、

車いすなどの次世代モビリティと周辺の交通情報を連携し、スムーズな移動を実現します。

            2024年11月27日発表の(株)RDSとの協業サービスより

             (https://quantummesh.jp/press/XGL5Fk3K


Quantum Meshは高浜ドリップ1を皮切りに、日本各地に次世代エッジデータセンターの設置を推進します。弊社独自の液浸冷却システムを用いたエッジデータセンターにより再生可能エネルギーの余剰電力を有効活用するとともに、日本特有の天然資源を含むあらゆるエネルギーを電力とし、柔軟な拡張を実現してまいります。


■福井県高浜町 町長 野瀬 豊 氏のコメント

この度の『高浜ドリップ1』 の稼働を歓迎いたします。昨今、日本や世界のニュース報道でも、データセキュリティの重要性については日々目にする大きなテーマとなっています。データが『情報資産』として私たちの生活で広く活用されるようになった今、データを安全に管理するインフラの整備は、町にとって重要視すべき住民の「安心」「安全」な生活を守ることに繋がります。特に、医療・健康分野やモビリティの分野において、本データセンターの取り組みが大きく貢献できること、また生活に密着したそれらのサービスモデルを高浜町から創出できることは、町の大きな魅力になると考えます。今後のQuantum Meshの取り組みに期待しております。


■Quantum Mesh株式会社 代表取締役 篠原裕幸のコメント

高浜町において『高浜ドリップ1』が稼働を開始したことを大変光栄に思います。本データセンターは、当社独自の液浸冷却技術を採用し、消費電力の大幅削減と効率的な運用を実現する次世代型の情報処理インフラです。このプロジェクトを通じて、地域で生産されたエネルギーを地産地消しながら、安全で信頼性の高いデータ管理を提供することを目指しています。

生成AIやIoTの急速な発展に伴い、データの安全性と効率性は社会にとって重要な課題となっています。Quantum Meshは、地方自治体との連携を通じて、デジタル社会に必要なインフラを整備し、日本発の技術で地域と未来の課題解決に貢献してまいります。私たちは、この取り組みが福井県高浜町から全国、さらには世界へと広がり、新しい価値を創出する礎となることを信じています。


■福井県高浜町について(Web:https://www.town.takahama.fukui.jp/

福井県最西端に位置し、北は日本海が広がり、東南は福井県おおい町、西は京都府舞鶴市、南の一部は京都府綾部市と接し、北西の内浦地区はリアス式海岸が広がる。町の自慢である海辺景観は、日本の海水浴場百選、日本の夕日百選に選ばれた他、平成28年4月にはアジア初となるビーチの国際環境認証ブールフラッグを取得した。一方で原子力発電所4機が稼働する国内で最大の発電量を誇る原子力発電所の町であることから、安価で安定した電力を供給できる地域であるメリットを最大限活かした企業誘致にも取り組んでいる。                

【人口:9,639人 世帯数:4,304世帯(2024年4月末現在)】


Quantum Mesh 株式会社について

Quantum Mesh 株式会社は、情報の安全な保護と計算処理を担う可搬型エッジデータセンターを開発・運用しています。流通する大量の情報資産を世界レベルの高度なセキュリティで保護し、高度な計算能力で有効に利活用できる環境を提供。また、データセンターを起点としたAI・IoTによる未来の街づくりを提案、「正しいDX」の実現を目指しています。


【会社概要】

社  名:Quantum Mesh 株式会社

本  社:東京都中央区銀座二丁目15-2 KR Ginza Ⅱ4F

設  立:2023年6月

代 表 者:代表取締役 篠原 裕幸

事業内容可搬型エッジデータセンターの開発および運営

W e b:https://quantummesh.jp/

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会社概要

Quantum Mesh 株式会社

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URL
https://quantummesh.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区銀座2-15-2 KR Ginza Ⅱ 4階
電話番号
-
代表者名
篠原 裕幸
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年06月