沖縄・長寿の秘訣に迫る。“機能性食品”学会で、HDL研究会・上原会長が登壇

天然サトウキビ由来成分のポリコサノールの作用について発表

長寿因子 HDL研究会

健康寿命に関わる「善玉コレステロール(以下、HDL)」の重要性を啓蒙する「長寿因子 HDL研究会」会長の上原 吉就教授は、2023年12月9日・10日に沖縄県で開かれる「第21回日本機能性食品医用学会」総会でサトウキビ由来ポリコサノールとHDLの関係について講演します。

「日本機能性食品医用学会」は、機能性表示食品制度開始より13年早い2002年から活動を開始しました。この学会は、機能性食品に関する専門家が集まり、機能性食品が人間の健康に及ぼす効果を科学的に解明し、その知識・活用方法を広めることを目指しています。今回の総会では、世界5大長寿地域「ブルーゾーン」の一つである沖縄の伝統食と文化をテーマに、健康寿命に良い影響を与える食生活や生活スタイルの最新の研究結果が発表・共有されます。

本総会で、HDL研究においてアジアの第一人者とされる上原教授は、長寿因子と言われるHDLに作用し、機能性表示食品にも採用される天然サトウキビ由来ポリコサノールの研究結果を発表予定です。今回を機に、今後も本学会と連携しながら、人々の健康寿命に寄与するための情報発信・活動の幅を広げていきます。

機能性食品の重要性を広める老舗学会総会でHDL研究会上原会長が登壇


「日本機能性食品医用学会」は2023年12月9日・10日に、琉球大学千原キャンパス(沖縄県中頭郡西原町)にて、「健康長寿の沖縄伝統食と文化に学ぶ」をテーマに第21回総会を開催します。超高齢化社会が進み「人生100年時代」と言われる現在、人々が医療機関だけに頼るのではなく、日常の生活で実践できるヘルスケアが重要となっています。この時代のなかで「人々の健康に良い」というエビデンスがあり、多くの人が日常の食生活で取り入れやすい「機能性表示食品」が果たす役割はますます大きくなってきました。


「日本機能性食品医用学会」は、この「機能性食品」の重要性を啓蒙する学会で、機能性表示食品制度が始まる以前の2002年より活動を開始し、2023年の第21回総会は、沖縄県琉球大学にて「健康長寿の沖縄伝統食と文化に学ぶ」をテーマに開催されます。


▼総会HP

http://www.jsmuff.com/soukai2023/


本総会にて、善玉コレステロール(HDL)の重要性を啓蒙する「長寿因子 HDL研究会」会長、上原吉就教授が登壇予定です。上原教授は、長寿大国沖縄で古くから栽培される、サトウキビ由来のポリコサノールがHDLに及ぼす作用について最新の研究結果を発表する予定です。沖縄の長寿の秘密や伝統食を、ポリコサノールと長寿因子HDLを通して解明することで、健康寿命の向上に寄与したいと考えています。


「医食同源」が根付く長寿の国・沖縄の食文化を、現代に生かす


今回の日本機能性食品医用学会総会のテーマは「健康長寿の沖縄伝統食と文化に学ぶ」です。沖縄は、健康で長寿な人々が数多く居住する世界5大長寿地域「ブルーゾーン」の一つで、その健康や寿命は、伝統食や文化が支えていると言われています。亜熱帯気候で育つ地元の野菜や果物はビタミンやミネラルが豊富で、沖縄独特の食材として、例えば薬草や島野菜、もずくなどが挙げられます。

また沖縄は琉球王国時代から「食は命の薬」であり、食事は体調に合わせて薬の代わりにもなるという「医食同源」の考えが根付いてきました。その考えからも食は健康と常に連動していると重要視されてきたのです。



今回の総会では、これら沖縄に根ざした知識や経験を客観的なデータに基づいて分析し、研究結果を発表・共有します。さらにその文化や考えを生かし、機能性食品に焦点を当て、どのように現代社会の人々が取り入れやすいかについて言及します。「人生100年時代」における日常の健康ケアのヒントとして、新たな情報を発信する機会となることを目指します。


血圧・肝機能の指標値の改善など今後期待される「サトウキビ由来ポリコサノール」と長寿因子の関係を紐解く


サトウキビが沖縄で栽培され始めたのは1623年ごろと言われています。それ以来、栄養価が高く、豊富なミネラルとビタミン類を含むサトウキビは、長寿の源として盛んに栽培されてきました。現在でもサーターアンダギー、ちんすこう、ラフテーなどに使用され、食文化に欠かせない存在です。


HDL研究においてアジアの第一人者とされる上原教授は、サトウキビ由来のポリコサノールの長寿因子と言われるHDLへの作用について、長年研究を重ねてきました。


ポリコサノールは、サトウキビの葉と茎の表皮から採れるワックス(植物を保護する抗酸化脂質成分)から抽出精製される天然成分で、血圧・肝機能の指標値の改善、抗酸化作用、コレステロール値の改善、心血管病の予防など、多くの健康向上の作用があることが、最近の研究で分かってきました。


これらの作用は、現存する薬には見られない特性であり、抗加齢作用を有し、健康長寿に寄与する可能性があります。上原教授は、本総会にて、このサトウキビ由来のポリコサノールの可能性を知ってもらいたいと、「サトウキビ由来ポリコサノールの脂質改善と長寿因子HDL の向上作用」をテーマに発表します。


長寿因子 HDL研究会は、今回を機に、日本機能性食品医用学会と連携しながら、人々が健康寿命のため、日常生活で取り入れられる食や生活スタイルについて、社会に提案をしていきます。


■日本機能性食品医用学会について

日本機能性食品医用学会は、機能性食品に関する科学的研究を推進し、その結果を医用的に普及させることで、国民の健康促進や生活習慣病の予防に寄与することを目的として設立されました。当時、市場には多種多様な機能性食品が出回っており、科学的根拠に乏しい製品も存在していたため、この分野における信頼性の高い科学的研究とその普及が求められていました。この学会は、こうした背景のもと、機能性食品の効果と安全性に関する明確なエビデンスを提供し、健康な社会の実現に貢献することを目指しています。


●第21回日本機能性食品医用学会総会

“健康長寿の沖縄伝統食と文化に学ぶ”

http://www.jsmuff.com/soukai2023/

会期:2023年12月9日(土)・10日(日)

会場:琉球大学 千原キャンパス(文系講義棟)


■上原吉就(うえはら・よしなり)博士/医師

1993年福岡大学医学部卒。同年5月に医師免許を取得。99年には福岡大学大学院にて医学研究科の循環器内科学で博士号を取得。現在、福岡大学スポーツ科学部 教授、福岡大学大学院 スポーツ健康科学研究科 研究科長。高脂血症・動脈硬化・血管系の疾患などを研究分野とし、同大学で教鞭をとりながら疾患や運動に関する論文の執筆、HDLなど人体へ影響する要素と結果を研究し、論文を発表している。


【長寿因子 HDL研究会】

長寿因子 HDL研究会は、多くの疾患の引き金とされる“血管系の疾患”に深く影響する「善玉コレステロール(以下、HDL)」の重要性を社会へ啓蒙する研究会です。「HDLの正しい知識を広め、人々の健康寿命に役立てる」ことを目指し、シンポジウム開催、特設サイトの運営、論文・コラム・研究レポートの発表やSNSでの情報発信などを多角的に展開しています。


●商号  :長寿因子 HDL研究会

●代表  :上原吉就(うえはら・よしなり)博士(医学)/医師

●設立  :2023年5月

●事業内容:「HDLの正しい知識を広め、人々の健康寿命に役立てる」ことを目的としたシンポジウム開催、特設サイトの運営、論文・コラム・研究レポートの発表やSNSでの情報発信など

●URL  :https://hdl-research.jp/

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会社概要

長寿因子 HDL研究会

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URL
https://hdl-research.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝5-16-7 芝ビル5階B号室
電話番号
03-6431-0457
代表者名
上原 吉就
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年05月