埼玉県深谷市 自治体主導の観光回遊促進メディア「ベジタブルテーマパークフカヤ」がリニューアルオープン

地域の持続的な成長と発展を支援するプロジェクト「RELOCA(リロカ)」は、埼玉県深谷市が立ち上げた観光回遊促進特化型のメディア「ベジタブルテーマパークフカヤ」のリニューアルオープンを支援しました。

株式会社バンブック

観光回遊促進メディア ベジタブルテーマパークフカヤ:https://vegepark-fukaya.jp/

ベジタブルテーマパークとは

特産品の深谷ねぎで知られる埼玉県深谷市は、ねぎだけではなく多種多様な野菜が育てられており、関東一円を代表する野菜の産地で、2026年度から約半世紀ぶりに指定野菜の仲間入りを果たすブロッコリーも、作付面積全国No.1を誇るなど今後ますます注目度が高まる地域です。

深谷市では農業が盛んという特徴を活かして、農業と観光の振興による広域的な活性化を目的としたベジタブルテーマパーク構想を打ち立て、2018年に「野菜が楽しめるまちづくり戦略=ベジタブルテーマパークフカヤ」を策定しました。

域外からの来訪者に、地域資源である野菜を「知る」「味わう」「験す」「買う」など様々な形で楽しんでいただくことで、「農業が盛んな市」から「野菜を楽しめるまち」としての観光地化を推進しています。

野菜が楽しめるまちづくり戦略書(RELOCAチームが計画書策定支援):https://vegepark-fukaya.jp/about/

観光回遊促進メディア「ベジタブルテーマパークフカヤ」の成り立ち

2022年の「ふかや花園プレミアム・アウトレット」(三菱地所・サイモン株式会社)開業に先駆けて、花園インターチェンジとアウトレットをつなぐエリアに位置する拠点「深谷テラスパーク」が整備されました。現在はRELOCAも関わる「深谷テラスパークエリアマネジメント」が公募を経て指定管理事業を受託し、拠点を中心とした深谷市のエリアプロデュース業務を行っています。

「深谷テラスパーク」では、市内の農家さんをはじめとするパートナーとの連携を強化し、野菜を楽しめるまちのリアルな観光情報発信拠点として、イベントの開催やインフォメーションを提供しています。

花園インターチェンジ付近の観光拠点整備を機に、域外からの流入人口が増えたことで、同拠点を中心とした市内観光回遊促進のための情報発信媒体として「ベジタブルテーマパークフカヤ:https://vegepark-fukaya.jp/ 」(Webメディア)が立ち上げられました。

ベジタブルテーマパークフカヤ(Webサイト)の閲覧状況

域外からの流入拠点である花園インターチェンジ拠点に開業しているふかや花園プレミアム・アウトレット内で実施した来訪者アンケート(n=428)では、ベジタブルテーマパークフカヤ(Webサイト)の認知度は全体の23%という結果で、年間PV数は25万を超えていることから、多くの方にご利用いただいていることがわかります。

「ベジタブルテーマパークフカヤ(Webメディア)」は、デジタルの力を活用してリアルな流入拠点からの市内回遊を推進することを目的としており、単なる情報の発信や掲載に留まらず、市内の野菜収穫体験や、深谷市ならではの野菜を活用した料理教室などの情報を集約して、体験コンテンツへのダイレクトな申し込み動線を設けているため、毎月メディアを通して体験コンテンツの申し込みが生まれています。

また、メディアの運営事務局では、市内事業者のネットワークを活用して、市内の事業者が主導して開催しているイベントなどへの協力者紹介などを行うことで、市内観光コンテンツの開発支援を行うとともに、情報発信面からのサポートなども併せて実施しています。

ベジタブルテーマパークのイメージ図

観光拠点を発着点とした市内回遊コンテンツの実施

RELOCAではこれまで、現地のエリアプロデューサーメンバーをはじめとしたチームで、花園インターチェンジ拠点からの回遊を促すための様々なイベント企画・運営を行ってきました。過去に実施した企画では、市内の飲食店やスポットを巡ることで深谷市の魅力に触れながら豪華賞品がゲットできるスタンプラリーなどを実施し、短期間で計1万人以上の回遊行動を生み出しました。

回遊促進イベント「ぐるっと深谷ガチャ」

デジタルを組み合わせた市内回遊実態の検証

スタンプラリー企画では、100を超える市内事業者と連携しながら市内200か所以上のスポットを含む回遊促進イベントを実施しました。回遊の実態をリアルタイムに把握するために、各スポットに設置したQRコードからトラフィックを行えるよう、ヒートマップと連携した設定を行うことで、回遊後の課題などの明確化・具体化を図りました。

ヒートマップを用いたデジタル上での回遊実態の可視化

メディアリニューアルのポイント

ベジタブルテーマパークフカヤには、市内飲食店や観光スポット、旬のイベントや市内の料理教室・収穫体験といった深谷市ならではの野菜を楽しめるコンテンツの情報が詰まっています。

リニューアルでは、花園インターチェンジ拠点からの周遊観光をイメージしたモデルコースを新設し、季節性のあるコンテンツを織り交ぜながら、家族向けやカップル向けといった来訪者の属性に合わせた観光モデルコースの提案を行っています。

リニューアルで新設されたモデルコース提案

深谷市が目指す官民連携

深谷市には花園インターチェンジ拠点を目指して域外から多くの方が訪れており、ベジタブルテーマパークフカヤ運営事務局ではデジタルによる情報発信はもちろん、アウトレットに隣接したリアルな拠点を活かした周遊イベントの開発支援体制、そして生産者や飲食店などの計200以上の市内事業者のネットワークが確立された環境があります。

同市の「野菜を楽しめるまちづくり」に共感し、自社の実証実験フィールドとして捉えながら、新たな観光コンテンツの開発や地域活性を目指す地元事業者との連携を行える民間事業者との取り組みを増やしていくことで、更なるベジタブルテーマパーク構想の推進を図っていきたいと考えています。

事業者情報

会社名:株式会社バンブック

事業部:RELOCA(リロカ)事業部

所在地:東京都渋谷区東3-24-2 恵比寿STビル1F/4F

代表取締役:下山 謙

設立:2009年4月1日

資本金:3,080,000円

業務内容:コミュニティを活用したコミュニケーション事業/商業施設のブランディングやプロデュース事業/メディアの企画・開発・運営事業/CIの開発・クリエイティブ全般の制作事業/地域活性事業/新規事業の企画・開発・運営

URL:https://bambook.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社バンブック

0フォロワー

RSS
URL
https://bambook.jp/
業種
不動産業
本社所在地
渋谷区東3-24-2 恵比寿STビル4階
電話番号
-
代表者名
小林祐介
上場
未上場
資本金
308万円
設立
2009年04月