【開催レポート】羽咋市の子どもたちに自分の可能性を知ってもらいたい!逆転合格した東⼤⽣による『一⽇特訓』開催!

~⾃治体・塾・東大生が共同で企画・運営し、⼦どもたちに自分たちの可能性に気づいてもらう機会に~

株式会社日本エルデイアイ

株式会社⽇本エルデイアイ(本社:⽯川県⾦沢市、代表:柳⽣好春)は、現役東大生5名を講師としてお招きし、石川県⽻咋市の⼩中学⽣のために学ぶ楽しさや挑戦することの⼤切さを伝える「一⽇特訓」を9⽉3⽇(⽇)に開催しました。
今回、講師を務めた東大生たちは経済格差・情報格差・地域格差など、教育を取り巻く様々な格差を乗り越えた経験を持っており、学生業の傍ら自身の勉強法や経験談を伝え、生徒の「やりたいこと」の実現を支援しています。

▲完成したジェットコースターの工夫した点を発表する様子▲完成したジェットコースターの工夫した点を発表する様子



当日は残暑も厳しい中、羽咋市内の小中学生41名が参加しました。東大生の指導のもと、中学生は成績を上げる勉強法を学び、小学生は思考力問題やジェットコースター作りなどに取り組みました。また、東大生と将来を考える座談会も開催され、子どもたちは東大生に「好きなYouTubeは何ですか?」「年収はいくらですか?」など思い思いの質問をしていました。
最後に、子どもたちからは「ジェットコースター作りが楽しかった」「東大生にたくさん質問をできて良かった」「東大生から学んだことをこれからの人生に活かしたい」などの感想があり、東大生との触れ合いが大きな刺激になったようです。


■「未来は自分で変えられることに気づいてほしい」―自分で人生を切り開いた東大生たちの想い


▲東大生が会場の子どもたちに質問を投げかける様子▲東大生が会場の子どもたちに質問を投げかける様子


一日特訓の冒頭、現役東大生作家の西岡壱誠先生から「人生の幸福度」に関する質問がありました。

―あなたの目の前にはハシゴがあります。
0段目は「最悪の人生」、10段目は「最高の人生」です。
あなたはハシゴのどの段にいますか?
また5年後、どの段にいると思いますか?―

「5年後は今よりも高い位置にある」に手を挙げた子どもは僅かでしたが、「5年後も今と変わらない」「5年後の未来の方が今よりも低い位置にある」に手を挙げた子どもは多数でした。この質問は「キャントリルの梯子」と呼ばれ、国連が世界の人々の幸福度を調査する際に用いられています。日本人が答える未来のハシゴの段数は低く、世界の中で120位です。この質問について西岡先生にお話を聞くことができました。


▲生徒に意見を聞く西岡壱誠先生▲生徒に意見を聞く西岡壱誠先生


(以下、西岡壱誠先生より)
今回のイベントは「平教育振興基金(※)」の平美都江さんから「羽咋市の子どもたちの教育や未来に寄与するイベントにしてほしい」とリクエストを頂きました。それを伺ったときに、ただ数学や英語のことを教えるだけではなく、それ以上のことを子どもたちに伝えてほしいんだな、と理解しました。その時に、「羽咋市の子どもたちは自分が置かれている状況を把握する機会って少ないだろうな」と思ったんです。例えば今は少子高齢化で、日本という国に対してどういうことが起こるかとか、新しい技術がどんどん発達してきて、それが生活にどういう影響を与えるかを知ってもらいたいと思いました。そういう状況に対して、自分で自分の人生を切り開かなきゃいけないんだよ、そのために勉強法があるんだよ、ということを伝えてあげたいと思いました。

その中の一つとして「未来の話」を行いました。あの質問って「今も10段目で、未来も10段目」って答える人が少なくなっていると思うんです。でも、5年後の未来なんて自分で作るものなんだから、本来は全員「10段目」で良いはずなんですよ。あの質問は、「自分がどれだけ自分の人生をコントロールできるのか」を指し示していると思っています。羽咋市の子たちってあんなに良い子で、小中学生のやる気にあふれた年代でもこうなんだから、全国的に未来に展望を持てなくなっている子が多いんだろうなと思いました。だからこそ、「未来を変えるのは自分なんだよ」というメッセージを伝えたいです。
(昨年もこのイベントは行っており)昨年に続けて今年も参加してくれた子もいました。だから、和気あいあいとした雰囲気が出来ていると思いますね。ただ、まだ殻があるようには感じているので、その殻を壊すようなことをしてみたいですね。僕たちみたいな異物と出会って、今までの自分と違うことをやってもらうことが重要だと思っています。
(以上)

※「平教育振興基金」「羽咋市支援事業」について
平教育振興基金は平鍛造(羽咋市)の前社長、平美都江氏(67)=羽咋市=が「小中学生が自ら学び、現実社会を逞しく生きる力を育てるために使ってほしい」と寄付された一億円をもとに2021年7月、羽咋市によって創設されました。その基金によって羽咋市の教育委員会と石川県内を中心に学習塾を運営する株式会社日本エルデイアイが協力し、羽咋市内の生徒・児童、保護者、教員に向けて各種教育支援に関する取り組みを行なっています。今回の一日特訓も「平教育振興基金」によって運営されました。



■「逆境にも負けず、幸せを掴み取る人になってほしい」―平教育振興基金 平美都江さんより
一日特訓の最後に、平美都江さんのお手紙が子どもたちへ読まれました。
(以下、平美都江さんのお手紙より)

西岡先生の質問で平は、今は3段階、5年後は7段階でした。
平教育基金の現在は丁度、真ん中2年過ぎです。
5年間の活動に、1億円を寄付しました。

私にとっては、縁もゆかりもない小学生中学生ですが
この活動で、羽咋市の小・中学生が、自分自身の力で、逆境にも負けず、幸せを掴み取る人になってもらいたかったから。
さらに、縁もゆかりもない人々を、幸せにしてくれる人が育ってほしいと、切望したからです。

人を幸せにしたい、人の為になりたい、人を助けたい
それが、自分を向上させるモチベーションになると信じています。
勿論、それを実現することが、この上ない幸せにつながると信じています。
(以上)

私たち株式会社日本エルデイアイは今回のイベントで、平美都江さんや羽咋市教育委員会の方々の想いと、西岡壱誠先生をはじめとする東大生たちの想いをつなぎ、イベント進行がスムーズに進むようお手伝いさせていただきました。私たちも、「地域社会に生きる一人ひとりの子どもたちが、自分の可能性を心から信じ、固有の使命を認識・ 実践できる大人になってほしい」と願っています。これからも自治体と連携した事業を通じて、地域社会の教育に貢献できるよう尽力してまいります。



・イベントの様子


▲中学生に勉強の考え方を伝える様子▲中学生に勉強の考え方を伝える様子


▲小学生からサインを求められる東大生▲小学生からサインを求められる東大生


▲東大生との座談会の様子▲東大生との座談会の様子


▲東大生との座談会の様子▲東大生との座談会の様子


▲紙でジェットコースターを作るための材料▲紙でジェットコースターを作るための材料


▲チーム内で完成イメージを作り、それに沿って材料を切る▲チーム内で完成イメージを作り、それに沿って材料を切る


▲一通り材料を切り終えました▲一通り材料を切り終えました


▲切ったパーツを組み立てています。▲切ったパーツを組み立てています。


▲ビー玉が転がるか試します▲ビー玉が転がるか試します


▲完成したジェットコースター▲完成したジェットコースター




株式会社日本エルデイアイについて

石川県内で東大セミナーおよび東進衛星予備校(全国初のフランチャイズ加盟校)を展開している。関東エリアでもフランチャイズで学習塾を経営。近年は石川県内各自治体との連携で各地域の子どもたちの学力向上にも取り組んでいる。具体的には平教育振興基金を通じた羽咋市の生徒児童、保護者、教員向けの勉強会、宝達志水町の生徒向けの学習講座など。現在も新たな自治体との協働事業を積極的に進めている。
自治体からのお問い合わせは 本社:076-245-2525 担当:川本まで。





【会社概要】
社名:株式会社日本エルデイアイ(東大セミナー・東進衛星予備校)
本社所在地:石川県金沢市有松5−8−28
代表取締役:柳生好春
事業内容: 学習塾・予備校の運営および自治体との連携による学習支援
設立: 1986年1月
HP:https://www.tohsemi.com/

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会社概要

株式会社日本エルデイアイ

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URL
https://www.tohsemi.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
石川県金沢市有松5-8-28
電話番号
076-245-2525
代表者名
柳生好春
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
1986年01月