丸の内エリアのまちづくりを担うオフィスワーカーが、ユニバーサルマナーに触れる「ダイバーシティ&インクルージョン まち歩き研修」を実施

車いす体験や視覚障害体験などを通じて当事者視点を習得

三菱地所プロパティマネジメント株式会社(東京都千代田区・取締役社長:久保 人司)は、多様な方々が訪れる大手町・丸の内・有楽町エリア(以下「丸の内エリア」)において、丸の内エリアを起点に企業の枠を超えてSDGs活動を推進するプロジェクト「大丸有SDGs ACT5※1」と連携し、実際に様々な来街者の視点に立ち、まちを体感することで、“ダイバーシティ”を自分事として捉え、社員各個人の意識・行動変容の きっかけを創出していく「ダイバーシティ&インクルージョンまち歩き研修」を実施しました。

実施の様子実施の様子


実施の様子実施の様子


実施の様子実施の様子


実施の様子実施の様子


本研修はESG・SDGsを意識し、地域貢献活動等を通じたまちづくりを推進する「ひとまちアンバサダー※2」の取り組みの一環として実施し、当日は東京・丸の内をはじめ当社各拠点で勤務する社員の他、パートナー会社のスタッフ含め計34名が参加。多様な方々と向き合う上でポイントとなる視点やマインド、アクションを学ぶ「ユニバーサルマナー」講演の受講、様々な障害のある方への具体的なサポート方法を学ぶ車いす体験や視覚障害体験などの実技の他、実際に丸の内エリアのまちやビルの中を歩くことで当事者視点の習得を図りました。また、今回の研修を経て、当社メイン事業であるビル・施設の運営管理と紐づけて、社員各個人が各業務の現状へ目を向ける機会となりました。


今後も当社では、「三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030」において定める「Environment」「Diversity & Inclusion」「Innovation」「Resilience」の4つの重要テーマに紐づいた、様々な取り組みを実施し、真に価値あるまちづくりを推進します。



  • 「ダイバーシティ&インクルージョン まち歩き研修」実施概要

実施日時:7月27日(木) 14:00~16:30

実施場所:三菱ビル10階コンファレンススクエアM+(ミドル1・2)

参加人数:三菱地所プロパティマネジメント社員29名+協力会社5名 計34名

研修内容:講演・・・・ユニバーサルマナー基礎知識の共有

     実技・・・・①簡易車いす体験、②簡易視覚障害体験、③簡易高齢者体験を行う上での重要視点の習得

     まち歩き・・当事者体験キットを装着し、商業施設(丸ビル)やまち(丸の内仲通り・ブリックスクエア)の回遊、施設利用(Have a Nice TOKYO!)を想定したまち歩き体験


【車いす体験】

<体験概要>

2名1組で車いす体験を実施。

引き戸のある狭い通路、階段、スロープ、ショップでの買い物などのポイントをルートへ組み込みました。


<参加者からのコメント>

思っていたよりも視点が低く、また通常歩く速度で車いすを押されると、とても早く感じた。

お声かけする際など受け手の視点に立った動きの大切さを再認識した。

車いす体験車いす体験


車いす体験車いす体験


【高齢者体験】

<体験概要>

イヤーマフや白内障体験のできるゴーグル、関節の動きを制限するサポーター等を装着し、高齢者体験を実施。どの程度体へ負荷がかかるか、また、まち歩きにどれほど影響がでるかを体感。

 

<参加者からのコメント>

腰が伸ばせず、視線を上げられない状態が体にどれほどの負荷がかかるか、また、まち歩きにどれほど影響がでるかを実感した。

高齢者体験高齢者体験


高齢者体験高齢者体験


【視覚障害体験】

<体験概要>

2名1組で視覚障害体験を実施。

目を瞑り、白杖を手にルートを体験。

サポーターが1名誘導で付き添いながら、階段や石畳の通路、スロープ等の街中を回遊。

視覚障害を持つ方への声掛け、サポート方法等についても実践を交えながら習得。


<参加者からのコメント>

視覚障害を持つ方への声掛け、サポート方法等について、自分が体感することでより効果的に習得できた。

視覚障害体験視覚障害体験


視覚障害体験視覚障害体験



  • 「ひとまちアンバサダー」について

■これまでの取り組み

これまでの取り組みこれまでの取り組み


【ひとまちプロギング】

2023年6月5日の世界環境デーに、丸の内エリアにおいて、ジョギングをしながら街のクリーンアップを行う活動「プロギング」を実施し、約8.5kgのゴミを回収しました。
詳細はこちら(https://www.mjpm.co.jp/pdf/mjpm20230606hitomachi.pdf

ひとまちプロギングひとまちプロギング


■2023年度の実施計画(一部抜粋)

好事例のノウハウ化好事例のノウハウ化


サンタパレードサンタパレード



※1:大丸有SDGsACT5とは
「大丸有 SDGs ACT5」は、就業者約 28 万人、約 4,300 事業所が集う大手町・丸の内・有楽町エリアを起点に、企業の枠を超えて SDGs 活動を推進するプロジェクトです。「サステナブルフード」「環境」「ひとと社会のWELL」「ダイバーシティ&インクルージョン」「コミュニケーション」という 5 つの ACT(テーマ)を定め様々な取り組みを実践しています。 HP:https://act-5.jp/

※2:ひとまちアンバサダーとは
ひとまちアンバサダーは、“ひとへの想い”を通じて 私たちが携わる“まち(※)に笑顔”を増やすために、多様なステークホルダーの方々と持続可能な“まちづくり”を共創する取り組みです。
まちの運営管理に携わる私たちは、まちにお越しになるお客様にとって、快適に、そして気持ちよくお過ごし頂けるよう、道案内や写真撮影のお手伝い、まちのクリーンアップ(ゴミ拾い)、安全・安心に関する活動など、“おもてなし”の気持ちを持って皆様をお迎えします。
HP:https://www.mjpm.co.jp/company/ambassador.html

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会社概要

URL
https://www.mjpm.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区丸の内2-2-3 丸の内仲通りビル
電話番号
-
代表者名
久保 人司
上場
未上場
資本金
3億円
設立
1991年10月