Cato Networksがエクイティ投資で2億3800万ドルの資金調達、評価額は30億ドル超

Catoの過去最大の資金調達ラウンドで資金調達額は合計7億7300万ドルに達し、成長著しいシングルベンダーSASE市場における同社のリーダーシップに対する投資家の信頼を裏付けている。

Cato Networks株式会社

テルアビブ(イスラエル)2023年9月19日 — 世界屈指のシングルベンダーSASEプラットフォームのプロバイダーであるCato Networksは、エクイティ投資で2億3800万ドルの資金を調達し、資金調達の総額が7億7300万ドルに達したと発表しました。LightSpeed Venture Partnersが主導し、Adams Street Partners、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2、Sixty Degree Capital、Singtel Innov8が参加した同社過去最大の資金調達ラウンドは、カールスバーグが同社の主要な顧客企業として名を連ね、Forrester ResearchがCatoをZTE/SASE分野のリーダーと認め、ガートナーのシングルベンダーSASEのMagic QuadrantでCatoがチャレンジャーに選ばれてから、わずか数週間後に実施されました。今回のラウンドにおける評価額の上昇は、Catoが持つ巨大な市場機会と、そのSASEプラットフォームが持つ破壊的で革新的なパワーに対する投資家の信頼を裏付けるものです。

同ラウンド終了後、LightSpeed Venture Partnersの創業者でマネージングディレクターであるRavi Mhatre氏が、Catoに取締役として参画することになります。Mhatre氏は、次のように語っています。「Lightspeedには、巨大なレガシー市場に破壊と変革をもたらす革新的な企業を支えてきた確かな実績があります。」「Catoが引き続き製品ラインを拡充し、グローバルでの販売、マーケティング、ブランディングをスケーリングしていく中で、Catoに取締役として参画し、会社を次の成長ステージへと導く手助けをできることを大変うれしく思います。」

Cato Networksの共同創業者兼CEOであるShlomo Kramerは、次のように述べています。「今回の資金調達ラウンドには、シングルベンダーSASE市場におけるCatoのリーダーシップに対する投資家の信頼が反映されています。CatoのSASEプラットフォームなら、組織の規模にかかわらず、山のようなポイントソリューションを所有して維持するコスト、複雑さ、リスクを抱えることなく、ビジネスに必要なセキュリティを最適な形で、他にはないような形で実現できます。Catoは、真のSASEアーキテクチャをゼロから作り上げている唯一のベンダーで、ITチームがビジネスのスピードに合わせて動けるような仕組み作りを可能にします。」

Catoは、新たな資金を使い、鍵となる3つの領域において組織のスケールアップを図る予定です。その3つの領域とは、Catoのビジョンとカスタマーサクセスを実現する対象オーディエンスの拡大、Catoを利用してマネージド型のSASEサービスを提供するパートナーエコシステムの拡大、そして”高速列車”のような当社の革新力を支えるエンジニアリングと製品担当チームの拡充です。


  • 市場では、Catoが先導するシングルベンダーSASEアーキテクチャの採用が進む

Check Point SoftwareおよびImpervaの共同創業者・Shlomo Kramerと、Incapsulaの共同創業者・Gur Shatzという業界を代表する2人によって2015年に設立されたCatoは、統合型クラウドサービスを通じて企業のセキュリティとネットワークの機能を提供することを目的としています。このビジョンが4年後、SASEカテゴリー誕生の原動力となります。SASEは、誰もが認める価値を、すべての企業に提供します。その価値とは、自らインフラを所有したり整備したりすることなく、グローバルプライベートバックボーンと統合されたワールドクラスのセキュリティインフラを会社全体で利用できるということです。CatoのSASEは、企業がスキル、リソース、予算の制約に苦しむ中で、そうした成果を実現できない従来型あるいは新規のアプローチに代わる、明確な選択肢となります。


Catoのビジョンは、市場で強い関心をもって受け入れられました。2022年、同社のARR(年間経常収益)は1億ドルを超え、前年比の収益成長率は60%を超えました。Catoの既存顧客の売上維持率は95%を超えており、これはお客様にセキュリティ、アジリティ、パフォーマンスの向上を実感していただいていることの強力な証左であると言えます。


業務遂行に不可欠なセキュリティとネットワークのインフラを提供するCatoは、カールスバーグやTAG Heuer Porsche Formula Eなど、1800社を超える法人顧客の信頼を得ており、 Catoプラットフォームの堅牢さと、複雑な業務要件や技術要件への対応能力を証明しています。 Gartner Peer Insights™では、ITリーダーたちがCatoのもたらす体験に高い評価をつけています。2023年8月21日の時点で、Cato SASEクラウドの総合評価は、評価対象となったシングルベンダーSASEプラットフォームの中で最高であり(5点中4.7点)、評価の根拠となったレビューの数も、シングルベンダーSASE市場のどのベンダーと比べても10倍以上多くなっています。 


「Cato Networksは、ZTEおよびSASEのposter child(象徴的存在)である。Check Point Software TechnologiesおよびImpervaで名声を得たShlomo Kramer氏により設立されたCato Networksは、セキュリティ分野の確固たる経歴を武器にスタートし、Security as a Serviceを実現するための、分散型PoPで構成されるグローバルプラットフォームの構築に成功した。Catoは、強固な戦略と真の統合型ネットワーク&セキュリティソリューションを併せ持ち、シングルパスアーキテクチャを採用したプラットフォームで、本物のセキュリティイノベーションを世に示した。」


Catoは今後、クラウドファーストでグローバルに分散されたセキュアなネットワークプラットフォームを拡張し、お客様の総所有コストを増加させることなく、セキュリティとネットワークの新たな機能を提供していく予定です。膨大なリアルタイムのトラフィック量を可視化するCato独自の機能が、AIや機械学習により脅威をリアルタイムで正確に検出して対処する既存の機能や今後導入される機能を支えています。Catoのゼロタッチデプロイモデルは、既存のネットワークを超え、Catoが実現するエンドツーエンドの可視化機能や、企業の全トラフィックの制御機能をさらに強化するのに最適なモデルです。



  • Cato Networksについて


Catoは、Cato SD-WANとクラウドネイティブのセキュリティサービスエッジであるCato SSE 360をグローバルクラウドサービスに統合し、世界で最も強固なシングルベンダーによるSASEプラットフォームを提供しています。Cato SASE Cloudは、あらゆる場所のすべてのユーザーとロケーションのアプリケーションアクセスを最適化し、セキュリティを確保します。お客様はCatoを使うことで、コスト高で柔軟性に欠けるレガシーMPLSをSD-WANベースの最新ネットワークアーキテクチャに簡単に置き換え、あらゆる場所から働くハイブリッドワーカーを保護・最適化し、シームレスなクラウド移行を可能にします。Catoはきめ細かいアクセスポリシーを適用し、ユーザーを脅威から保護し、機密データの損失を防止します。Catoなら、ビジネスで次に何が起きても怖くありません。

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会社概要

Cato Networks株式会社

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル SPACES大手町 1F
電話番号
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代表者名
Shlomo Kramer
上場
未上場
資本金
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設立
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