文化を興せ!老舗包丁専門店が新たに食文化の発信地となるイベントスペースをオープン【一十一 ICHITOI】
大阪難波の道具屋筋商店街にある包丁専門店【堺一文字光秀】が店舗2階を大規模改装し、イベントスペース【ICHITOI】としてオープン。~10月1日より順次イベント開催予定~
一文字厨器株式会社(大阪市中央区難波千日前14-8)が運営する
包丁専門店【堺一文字光秀】の店舗2階を、
新たな【食文化の発信地】となるイベントスペース【一十一 ICHITOI】として生まれ変わらせました。
新たな文化を興す場所として、多彩なイベントを順次開催予定です。
オープンの背景
堺一文字光秀は今年で創業72年の包丁専門店。
包丁の産地である堺の高度な技術で切れ味を追求し続け、
関西の名だたる名店や、一流の料理人を陰ながら支えてきました。
昨今、和食ブームやインバウンドの効果も大きく、
国内外問わず、日本の高品質な包丁や食文化に多くの注目が集まる半面、
包丁の作り手の減少や、水産資源の枯渇などの現状があります。
私達はこれを【文化の消費】と考えています。
そこで、道具屋筋商店街という大阪の中心地である立地を生かし、
店舗2階にイベントスペース【一十一 ICHITOI】を作ることにしました。
【一十一 ICHITOI】とは
一文字×十一者で社会に問いを。
食文化や道具文化に関わる十一者を巻き込んで新たな気づきが生まれる場所。
十一者とは、私たちが培ってきた文化と関わりのあるプレーヤー達です。
作り手、使い手、食品生産者、行政など
異なった背景を持つ者同士が交わることで
それぞれのフィールドに新たな視点が生まれるのではないかと考えています。
例えば、人材育成という問いには
若手の育成に注力している酒蔵×堺一文字光秀が
飲食関係者に向けてトークセッションを。
和食文化の再発見という問いには
食品生産者×教育機関が
子供たちに向けて食育イベントを。
はたまた、包丁を研いだことがない!という使い手に対しては
私達が包丁研ぎのワークショップを。
多彩なイベントに対応できるよう
オープンキッチンとセミナー設備を完備しております。
今後、多くの方々と共に、文化を興す中心地として発展することを願っております。
代表メッセージ
道具屋筋商店街は、今や世界に誇る日本の食文化を長年支えてきました。
その場所で私たちは創業以来、職人の手による高品質な包丁を提供し続け、
その切れ味を通じて数多くの料理人をサポートして参りました。
しかし、一方で作り手は減少し、文化の礎となるはずの家庭では安価な輸入品が使い捨てられ、
日本食文化を支えた食材や道具が失われつつある現状があります。
私達は「一十一ICHITOI」を通じ、料理人や包丁職人にとどまらず、
食と道具に関わる十一の分野の当事者たちと共に、
体験と対話を通して日本の食文化や道具文化を再評価し、研鑽し、世界に発信する場をつくります。
この取り組みを通じ、100年先も世界中の人々を魅了し続ける、
食文化の発信地としての大阪づくりに貢献して参ります。
会社概要
会社名:一文字厨器株式会社
運営店舗:堺一文字光秀
代表者:代表取締役社長 田中 諒
住所:〒542-0075 大阪市中央区難波千日前14-8
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