【研究開発の「大学教授の知見活用」について調査】研究開発者の6割以上が「大学教授の知見を活用してみたい」と回答 「自社には無い知見を得られるから」という理由が最多に

〜活用してみたい研究開発分野、第1位は「半導体」「通信」〜

ニイガタ株式会社

 ニイガタ株式会社(本社: 神奈川県横浜市、代表者:渡辺 学) は、決裁権を持っている製造業の研究開発者108名を対象に、研究開発における「大学教授の知見活用」に関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。
  • 調査サマリー

本調査のレポートダウンロードはこちら

https://ni-gata.satori.site/pr_rd-wp-003


  • 調査概要

調査概要:研究開発における「大学教授の知見活用」に関する意識調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間:2023年6月8日〜同年6月10日

有効回答:決裁権を持っている製造業の研究開発者108名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。


≪利用条件≫

1 情報の出典元として「ニイガタ株式会社」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://ni-gata.co.jp/


  • 64.8%が「大学教授と連携して研究開発を行った経験がある」と回答

 「Q1.あなたは、大学教授と連携して研究開発を行った経験はありますか。」(n=108)と質問したところ、「何度もある」が22.2%、「数回程度ある」が28.7%、「一度だけある」が13.9%という回答となりました。

Q1.あなたは、大学教授と連携して研究開発を行った経験はありますか。Q1.あなたは、大学教授と連携して研究開発を行った経験はありますか。

・何度もある:22.2%

・数回程度ある:28.7%

・一度だけある:13.9%

・検討はしたが、一度もない:12.0%

・一度もなく、検討したこともない:20.4%

・わからない/答えられない:2.8%


  • 大学教授の知見を活用した分野、「自動車」が25.7%、「エネルギー」が18.6%

 Q1で「何度もある」「数回程度ある」「一度だけある」と回答した方に、「Q2.どのような分野の研究開発に関して、大学教授の知見を活用しましたか。(複数回答)」(n=70)と質問したところ、「自動車」が25.7%、「エネルギー」が18.6%、「半導体」が15.7%という回答となりました。

Q2.どのような分野の研究開発に関して、大学教授の知見を活用しましたか。(複数回答)Q2.どのような分野の研究開発に関して、大学教授の知見を活用しましたか。(複数回答)

・自動車:25.7%

・エネルギー:18.6%

・半導体:15.7%

・通信:11.4%

・バイオ:11.4%

・医療:10.0%

・航空・宇宙:10.0%

・食品・飲料:7.1%

・化粧品:0.0%

・その他:27.1%

 ー47歳:スマートウェア

 ー57歳:光学薄膜

 ー55歳:ゴム

 ー53歳:プラスチック素材

 ー59歳:データ交換

 ー45歳:計測・センシング

 ー54歳:考古学

 ー50歳:加工

 ー57歳:非破壊検出

 ー45歳:材料

 ー59歳:プレス加工

 ー56歳:解析

 ー45歳:機械、メカトロニクス

 ー58歳:生産技術

 ー59歳:電化製品

 ー47歳:化学工業

 ー59歳:スマート農業

・わからない/答えられない:5.7%


  • 大学教授と連携して研究開発を行うメリット、「自社には無い専門知識を得られる」が75.7%で最多

 Q1で「何度もある」「数回程度ある」「一度だけある」と回答した方に、「Q3.大学教授と連携して研究開発を行う中で感じたメリットを教えてください。(複数回答)」(n=70)と質問したところ、「自社には無い専門知識を得られる」が75.7%、「研究開発に関する相談相手が確保できる」が55.7%、「社内にノウハウが蓄積される」が54.3%という回答となりました。

Q3.大学教授と連携して研究開発を行う中で感じたメリットを教えてください。(複数回答)Q3.大学教授と連携して研究開発を行う中で感じたメリットを教えてください。(複数回答)

・自社には無い専門知識を得られる:75.7%

・研究開発に関する相談相手が確保できる:55.7%

・社内にノウハウが蓄積される:54.3%

・人件費や研究開発費を抑えられる:38.6%

・市場のニーズを研究開発に反映できる:22.9%

・開発期間が短縮できる:18.6%

・その他:0.0%

・特にない:1.4%

・わからない/答えられない:1.4%


  • 大学教授の知見を活用する際のコスト、「800,000円~1,000,000円未満」が18.6%で最多

 Q1で「何度もある」「数回程度ある」「一度だけある」と回答した方に、「Q4.大学教授の知見を活用した際の依頼コストを教えてください。※複数回ある場合は、平均を教えてください。」(n=70)と質問したところ、「300,000円~500,000円未満」が14.3%、「800,000円~1,000,000円未満」が18.6%という回答となりました。

Q4.大学教授の知見を活用した際の依頼コストを教えてください。※複数回ある場合は、平均を教えてください。Q4.大学教授の知見を活用した際の依頼コストを教えてください。※複数回ある場合は、平均を教えてください。

・100,000円未満:7.1%

・100,000円~300,000円未満:4.3%

・300,000円~500,000円未満:14.3%

・500,000円~800,000円未満:7.1%

・800,000円~1,000,000円未満:18.6%

・1,000,000円~1,500,000円未満:11.4%

・1,500,000円~2,000,000円未満:10.0%

・2,000,000円以上:10.0%

・わからない:17.1%


  • 大学教授の知見を活用する際の課題、「スピード感が合わない」や「自社に最適な教授の選択が難しい」

 Q1で「何度もある」「数回程度ある」「一度だけある」「検討はしたが、一度もない」と回答した方に、「Q5.大学教授の知見を活用する上で、課題に感じたことを教えてください。(複数回答)」(n=83)と質問したところ、「スピード感が合わない」が49.4%、「自社に最適な教授の選択が難しい」が39.8%、「共通の目標を設置することが難しい」が34.9%という回答となりました。

Q5.大学教授の知見を活用する上で、課題に感じたことを教えてください。(複数回答)Q5.大学教授の知見を活用する上で、課題に感じたことを教えてください。(複数回答)

・スピード感が合わない:49.4%

・自社に最適な教授の選択が難しい:39.8%

・共通の目標を設置することが難しい:34.9%

・知財の取り扱いのハードルが高い:30.1%

・資金調達や予算管理が難しい:26.5%

・どこ(誰)に聞いたらいいか分からない:16.9%

・依頼コストが高い:13.3%

・その他:2.4%

 ー54歳:進捗管理が難しい

 ー53歳:先生の知見を取り込むために必要な知識レベルをもった社内人材の確保

・特にない:7.2%

・わからない/答えられない:2.4%


  • 6割以上が「自社の研究開発に大学教授の知見を活用してみたい」と回答

 Q1で「一度もなく、検討したこともない」と回答した方に、「Q6.自社の研究開発において、大学教授の知見を活用してみたいと思いますか。」(n=22)と質問したところ、「非常にそう思う」が9.1%、「ややそう思う」が54.6%という回答となりました。

Q6.自社の研究開発において、大学教授の知見を活用してみたいと思いますか。Q6.自社の研究開発において、大学教授の知見を活用してみたいと思いますか。

・非常にそう思う:9.1%

・ややそう思う:54.6%

・あまりそう思わない:18.2%

・全くそう思わない:4.5%

・わからない/答えられない:13.6%


  • 大学教授の知見を活用してみたいと思う理由、「自社には無い専門知識を得られるから」が92.9%

 Q6で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q7.自社の研究開発において、大学教授の知見を活用してみたいと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=14)と質問したところ、「自社には無い専門知識を得られるから」が92.9%、「社内にノウハウが蓄積されるから」が35.7%、「人件費や研究開発費を抑えられるから」が28.6%という回答となりました。

Q7.自社の研究開発において、大学教授の知見を活用してみたいと思う理由を教えてください。(複数回答)Q7.自社の研究開発において、大学教授の知見を活用してみたいと思う理由を教えてください。(複数回答)

・自社には無い専門知識を得られるから:92.9%

・社内にノウハウが蓄積されるから:35.7%

・人件費や研究開発費を抑えられるから:28.6%

・開発期間が短縮できるから:28.6%

・研究開発に関する相談相手が確保できるから:21.4%

・市場のニーズを研究開発に反映できるから:7.1%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%


  • 「市場にない新規製品が提案できるのでは」などの意見も

 Q7で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.Q7で回答した以外に、自社の研究開発において大学教授の知見を活用してみたいと思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=14)と質問したところ、「市場にない新規製品が提案できるのではないかと思う」など3の回答を得ることができました。


<自由回答・一部抜粋>

・56歳:最先端の知見を活用できれば市場にない新規製品が提案できるのではないかと思います。


  • 大学教授の知見を活用したい分野、「半導体」や「通信」、「エネルギー」など

 Q6で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q9.どのような分野の研究開発に関して、大学教授の知見を活用したいですか。(複数回答)」(n=14)と質問したところ、「半導体」が28.6%、「通信」が28.6%、「エネルギー」が14.3%という回答となりました。

Q9.どのような分野の研究開発に関して、大学教授の知見を活用したいですか。(複数回答)Q9.どのような分野の研究開発に関して、大学教授の知見を活用したいですか。(複数回答)

・半導体:28.6%

・通信:28.6%

・エネルギー:14.3%

・自動車:14.3%

・医療:7.1%

・食品・飲料:7.1%

・バイオ:7.1%

・航空・宇宙:0.0%

・化粧品:0.0%

・その他:14.3%

 ー54歳:デバイス

 ー53歳:硝子

・わからない/答えられない:14.3%


  • 大学教授の知見を活用する際の予算、「300,000円~500,000円未満」が18.5%で最多

 Q1で「検討はしたが、一度もない」またはQ7で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q10.大学教授の知見を活用すると仮定した場合、その際の予算を教えてください。」(n=27)と質問したところ、「300,000円~500,000円未満」が18.5%、「800,000円~1,000,000円未満」が11.1%という回答となりました。

Q10.大学教授の知見を活用すると仮定した場合、その際の予算を教えてください。Q10.大学教授の知見を活用すると仮定した場合、その際の予算を教えてください。

・100,000円未満:7.4%

・100,000円~300,000円未満:7.4%

・300,000円~500,000円未満:18.5%

・500,000円~800,000円未満:3.7%

・800,000円~1,000,000円未満:11.1%

・1,000,000円~1,500,000円未満:0.0%

・1,500,000円~2,000,000円未満:3.7%

・2,000,000円以上:14.8%

・予算は捻出できない:11.1%

・わからない:22.2%


  • まとめ

 今回は、決裁権を持っている製造業の研究開発者108名を対象に、研究開発における「大学教授の知見活用」に関する意識調査を実施しました。


 まず、製造業研究開発者の64.8%が「大学教授と連携して研究開発を行った経験がある」と回答し、具体的には、「自動車」や「エネルギー」などを筆頭に、様々な分野で大学教授の知見が活用されていることが分かりました。大学教授と連携して研究開発を行うメリットについては、「自社には無い専門知識を得られる」が75.7%で最多となった他、「研究開発に関する相談相手が確保できる」や「社内にノウハウが蓄積される」などもメリットだと考えられていることが明らかとなりました。一方で、大学教授の知見を活用する際の課題として、「スピード感が合わない」や「自社に最適な教授の選択が難しい」などの回答が得られました。また、大学教授の知見を活用する際のコストに関しては、「800,000円~1,000,000円未満」が18.6%で最多となったものの、価格にはばらつきが見られました。

内容によっては、高額となるケースがあるものの、これまで大学教授の知見を活用したことがない研究開発者の6割以上が「自社の研究開発に大学教授の知見を活用してみたい」と回答しており、社内での研究活動では得られない専門知識を積極的に取り入れようとする姿勢を垣間見ることができました。


 今回の調査では、製造業の研究開発者の過半数が、大学教授と連携した経験があり、社外の専門家である大学教授と接点を持つことにメリットを実感していることが分かりました。研究を進める過程では行き詰まることが想定されるため、相談相手として意見を聞ける存在を確保することが、研究をスムーズに進めるための一つの要素だと言えるのではないでしょうか。


▼本調査のレポートダウンロードはこちら

https://ni-gata.satori.site/pr_rd-wp-003


  • 日本の研究開発をもっと自由に ニイガタ株式会社 

 お客様が研究開発に専念でき成果を上げられる環境をご提供することが重要な使命であると考えています。

積み上げてきた技術を駆使し、発想力と創意工夫で設計・実験・モノづくりまで、想像を超えた提案とスピードで研究開発をサポートいたします。(https://ni-gata.co.jp/


  • 会社概要

会社名  :ニイガタ株式会社

代表者  :渡辺 学

所在地  :〒230-0071 神奈川県横浜市鶴見区駒岡2-12-5 (本社)

事業内容 :研究開発サービス業(R&Dサポート)

      研究開発支援/透明可視化支援/電池開発支援

      器具・治具・装置の設計・製作

URL   :https://ni-gata.co.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

ニイガタ株式会社

0フォロワー

RSS
URL
https://ni-gata.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
神奈川県横浜市鶴見区駒岡2-12-5
電話番号
045-580-3181
代表者名
渡辺学
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1979年04月