自然にかかわるWORK&PEOPLEをテーマに、「知床ネイチャーキャンパス2024」を開催します!

オンライン講義と現地知床実習・演習を組み合わせた、学生(大学生・専門学校生・高校生)対象プログラムの受講生を募集します

公益財団法人知床自然大学院大学設立財団(所在地:北海道斜里町、代表理事:梶光一)は、2024年8〜9月に教育プログラム「知床ネイチャーキャンパス2024・自然にかかわるWORK&PEOPLE」を開催し、受講生を募集します。
オンライン講義(8月25日(日))と現地知床実習・演習(9月23日(月・祝)〜25日(水))を組み合わせた複合型プログラムを通じて、自然に関わる仕事の実際について理解を深め、将来の進路や職業選択に役立ててもらうことを目的とします。

「知床ネイチャーキャンパス」は、「野生動物管理」や「環境保全と利用の両立」などに先進的に取り組んできた北海道・知床の経験をもとに、生物多様性保全や野生動物管理に必要な能力を向上させるための実践的な教育プログラムです。長年知床の管理に携わる大学教員や研究者に加え、現場で管理の最前線に立つ担当者、地域住民らを講師として迎えています。


「知床ネイチャーキャンパス2024」は、「自然にかかわるWORK&PEOPLE」がテーマ。この分野の未来を担う学生(大学生・専門学校生・高校生)を対象に、オンライン講義・事前レポート・現地実習・ワークショップ演習を通じて、自然に関わる仕事の実際について理解を深めます。現地実習では実際に現場(バックヤード)を見学し、働く人の生の声を聞き、それぞれの将来について考えを深めることを目的とします。


受講生同士の交流・ディスカッションを通じて互いに学び合うことにも本プログラムの特色があります。さまざまな学校や地域から自然環境に関心を持つ受講生が集まりますので、貴重なつながりを作ることができるのも魅力です。



知床ネイチャーキャンパス2024・自然にかかわるWORK&PEOPLE

<オンライン講義(ライブ配信)>

2024年8月25日(日)

10:00〜16:30予定

講義1:リスク管理の対象としての野生動物:現状と講じるべき対策、そして今こそ本当に求められる人材像

講義2:世界自然遺産知床の管理における研究者の役割(科学委員会について)

講義3:知床財団が担う幅広い現地業務とは

講義4:ヒグマ対策の現場から(野生動物管理の実務と実際)

講義5:生物多様性保全にかかわる環境省の仕事


定員:80人

受講料:3,000円

※オンライン講義のみの受講も可能です


<現地実習・ワークショップ演習>

2024年9月23日(月・祝)〜25日(水)

※23日は8:30集合、25日は13:00頃解散

実習場所:知床世界遺産地域と周辺地域

演習場所・宿舎:ホテル知床(北海道斜里町ウトロ香川37)


定員:20人

※オンライン講義の受講が条件です

参加費:35,000円

※現地実習・演習の参加費は実習・演習期間中の宿泊費と食費(1食分を除く)を含みます。

※宿舎(ホテル知床:北海道斜里町ウトロ香川37)までの往復交通費は各自負担です。


講師

◎鈴木正嗣さん(講義1)

 岐阜大学応用生物科学部教授

◎梶 光一さん(講義2、現地実習・演習)

 兵庫県森林動物研究センター所長

◎秋葉圭太さん(講義3、現地実習・演習)

 公益財団法人知床財団 事業部参事/公園事業推進プロジェクトリーダー

◎松林良太さん(講義4)

 公益財団法人知床財団 事業部参事(保護管理事業担当)

◎遠矢駿一郎さん(講義5)

 環境省自然環境局自然環境計画課 生物多様性主流化室 室長補佐


申し込み先

以下のGoogleフォームより、必要事項を記入の上、お申し込みください。

https://forms.gle/DSjbmJYfkb88NKFs6


★知床ネイチャーキャンパスならではの魅力★

  1. テーマにふさわしい講師陣から最新の動向を学べます!
    野生動物管理の現場は日々刻々と変化しています。知床ネイチャーキャンパスでは、最前線で野生動物管理に携わる方々をテーマに合わせて講師に招き、最新の知見や直面している課題を学ぶことができます。

  2. 大学や組織、地域を超えて共に学び、交流ができます!
    知床ネイチャーキャンパスには、大学や組織を超えて様々な人材が集まってきます。ここで得られる受講生や講師らとのネットワークは、かけがえのない財産となるはずです。


★知床ネイチャーキャンパスについて・・・
知床には豊富な野生動物が生息しています。かつて北海道全域に生息していた陸生ほ乳類と鳥類のほとんどすべての種が知床に生息していると言われており、絶滅危惧種のシマフクロウやオオワシの重要な生息地となっているほか、400〜500頭のヒグマが生息していると推定されています。一方で、知床は人間の居住域でもあり、農業・漁業を中心とした一次産業が営まれ、年間100万人以上の観光客が訪れる地域でもあります。知床において人間と野生動物の共存は重要な課題とされ、長きにわたって野生動物管理のあり方が模索されてきました。
いまや知床で蓄積された野生動物管理の知識や経験は膨大なものとなっています。こうした経験や蓄積を学生や社会人の皆さんに学んでいただき、全国の野生動物管理の現場の課題解決に役立ててもらいたい、というのが知床ネイチャーキャンパスの趣旨となっています。


知床ネイチャーキャンパスについて詳しくはこちら
https://shiretoko-u.jp


<本件に関するお問い合わせ>
公益財団法人知床自然大学院大学設立財団
〒099-4117 北海道斜里郡斜里町青葉町28番地10
E-mail:sizendaigaku@gmail.com
TEL :0152-26-7770

すべての画像


会社概要

URL
https://shiretoko-u.jp
業種
教育・学習支援業
本社所在地
北海道斜里郡斜里町青葉町28-10
電話番号
-
代表者名
梶 光一
上場
未上場
資本金
-
設立
2013年01月