大麻を扱った書籍が初登場第1位!!高野泰年 著『大麻後進国ニッポン』(幻冬舎)
“大麻=すべて悪”という思考停止から脱却せよ!日本を大麻先進国へ。
大麻合法化へと舵を切ることで医療や産業の可能性が広がる。世界では合法化が進む中でなぜ日本では「ダメ」なのか。未だ根強い政府の誤解やメディアの偏見。日本人が嫌厭する大麻問題に真正面から正しい知識を説く。
12月18日に発売された同書は、東京・大阪の書店で初登場第1位。電子書籍ではセブンネットで初登場7位を記録。
大麻(麻)は古来、日本文化のなかに深く根付いていました。伊勢神宮をはじめとする神社の注連縄(しめなわ)、横綱の土俵入りの綱、衣料品などその用途は多岐にわたります。特に神道では、神前に供える麻織物が重要な神具とされ、皇位継承の際に執り行われる大嘗祭(だいじょうさい)など重要な儀式にも欠かせないものです。一方で1948年の大麻取締法制定以降、大麻は危険な違法薬物とされ、大麻草の栽培には厳しい規制が敷かれています。WHOが有害成分を除去したCBDの医療効果と安全性を認定するなど、世界的に医療用・産業用大麻の活用が進むなか、著者は日本も「大麻=すべて悪」というイメージを捨て、私たちの生活を豊かにし、社会全体にとっても役立つものという認識を持つべきだと訴えています。
著者は、自身が経営する会社でCBDを用いた食用油などの開発・販売を手がける一方、大麻への偏見を払拭するため、メディア出演や講演会を通じて正しい知識の普及に尽力してきました。また、厚生労働省への働きかけや国会議員との対話を重ねるなど、多方面で精力的な啓蒙活動を行っています。
本書では日本で「大麻=悪」というイメージが形成された背景や、厚生労働省による規制の問題点について著者が鋭く切り込んでいきます。また、世界では科学的根拠に基づいて大麻が合法化されている点や、医療用・産業用大麻の規制緩和による経済成長の可能性についても紹介しています。
固定観念にとらわれず大麻を見つめ直すことで、今まで知らなかった新たな一面に気づくことができる一冊です。
【目次】
第1章 世界では合法化が進む大麻(思考放棄に陥る日本人;大麻、麻、マリファナ、ヘンプ…そもそも大麻とは? ほか)
第2章 日本では昔から「ダメ。ゼッタイ。」その原因は政府の誤解とメディアの偏見にある(日本での大麻取り締まりの異常さ;「ダメ。ゼッタイ。」強引な大麻イメージの刷り込み ほか)
第3章 日本が大麻先進国へ変わるために政府や厚生労働省は見識をアップデートしなくてはいけない(厚生労働省監視指導;厚生労働省に直接電話で問い合わせした今後のTHC規制の経過 ほか)
第4章 日本人一人ひとりがリテラシーを高め、声を上げるべき(大麻合法化に向けてのメディア活用スタート;元横綱をCMに起用 ほか)
第5章 大麻合法化で変わる日本の未来 大麻への正しい理解と合法化が日本を豊かにする(大麻取締法改正の道のりと日本の未来:日本国憲法の存在を再認識すべし ほか)
【著者】
高野泰年[タカノヤストシ]
⚪︎メイヂ食品株式会社代表取締役。メイヂ健康大麻油を販売している。以前には元横綱稀勢の里(現二所ノ関親方)を自社製品のイメージキャラクターに起用し”大麻草は日本の心”というキャッチコピーと共に君が代をCMの音源にしたCMが話題となる。
⚪︎自身がコメンテーターを務める『ちょっと真面目な麻の話』(東海ラジオ 2020年〜2022年)、『ちょっと真面目な麻のTV』(岐阜テレビ 2022年〜)を放送し話題となる。番組を通じて厚労省や法務省をはじめとする省庁に取材を行う。昨年施行された改正大麻取締法をはじめとする大麻行政の問題点、世界的に見た大麻草の経済効果など幅広く情報を発信している。番組のHPでは、過去の番組のアーカイブを見ることができる。
【お問い合わせ】
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担 当:桑島
メール:okamoto-p@outlook.jp
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