「工作機械の高速モニタリングとリアルタイムフィードバック」を実現した小型マシニングセンタを開発し「ブラックボックス化されたCNCからオープンなCNCへ」を提案
~ポートメッセなごや開催「メカトロテックジャパン2019 (MECT2019)」で参考出展
ベッコフオートメーション株式会社(神奈川県横浜市、代表取締役社長:川野俊充、以下ベッコフオートメーション)、駿河精機株式会社(静岡県清水市、代表取締役社長:池口徳也、以下駿河精機)、株式会社コアコンセプト・テクノロジー(東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:金子武史、以下CCT)は、昨年開発した小型マシニングセンタSCB-1(エスシービーワン)をバージョンアップしたSCB-1.1(エスシービーイッテンイチ)を開発しました。工作機械の中で起きていることを正確に知りその制御処理を変更できる、という未来の工作機械の一つの姿として「工作機械の高速モニタリングとリアルタイムフィードバック」を実現し、「ブラックボックス化されたCNCからオープンなCNCへ」を提案します。
バージョンアップした小型マシニングセンタ「SCB-1.1」
参考出展するMECT2019ではオープンコントローラTwinCAT CNCを活用した以下の3つのデモンストレーションを行います。
1. 工具先端の位置や速度、サーボ電流、推定切削力、振動センサデータといった機械制御やセンサ情報を最速62.5マイクロ秒ごとに取得する「高速モニタリング」
2. 高速モニタリングで取得したデータを3次元空間上に取り込み、形状モデルや加工軌跡と一緒に比較表示することで加工状態を評価する「3Dソフトウェアツール」
3. モニタリングや評価結果を機械制御にフィードバックすることで加工時間の短縮や加工品質を向上させる「リアルタイムフィードバック」
MECTでは上記デモンストレーションの紹介に加えて
■産業用カメラと機械制御をつなぐリアルタイムビジョンシステム「TwinCAT Vision」
■工作機械の共通インターフェースumatiを実現する「TwinCAT OPC-UA」
■機械学習モジュールのリアルタイム実行プラットフォーム「TwinCAT Machine Learning」
といったTwinCATの新しい機能も紹介します。
高精度な機械制御、多様なセンシング、IoTへの対応といったもはや現在の機械装置に無くてはならない機能に加えて、更なる付加価値のために期待されているビジョンやAIモジュールなどもひとつのリアルタイムコントローラに統合し、その全てのデータを手に取るようにモニタリングすることはこれからの必須の課題です。ブラックボックス化されたCNCからオープンなCNCへと今まさに大きく変化している工作機械の未来の姿のひとつである新しいSCB-1.1を、MECT2019でぜひご覧ください。
【展示概要】
■名称:メカトロテックジャパン2019 (MECT2019) https://mect-japan.com/2019/
■期間: 2019年10月23日(水)~10月26日(土) 10:00 - 17:00
※ただし、10月25日(金)は18:00まで、10月26日(土)は16:00まで。
■会場: ポートメッセなごや(名古屋国際展示場)
1号館 ベッコフオートメーションブース (小間番号 1A23)
【ワークショップ(講演)のご案内】
■ 講演タイトル:オープンなCNCによる工作機械の高速モニタリングとフィードバック
■ 日時 : 2019年10月24日(木) 13:00-13:40 (受付12:45)
■ 会場 : ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)交流センター3階 第4会議室
■ 費用 : 無料
■ 参加方法:インターネットからのお申込み https://beckhoff-mect.peatix.com/
またはメール info@beckhoff.co.jp にてお問い合わせください。
■ 会社概要
(1) ベッコフオートメーション株式会社
代表者 : 代表取締役社長 川野俊充
URL : http://www.beckhoff.co.jp
事業内容: 自動計測制御装置の輸入販売・システム開発・ソリューション提供
(2) 駿河精機株式会社
代表者: 代表取締役社長 池口徳也
所在地: 〒424-8566 静岡県静岡市清水区七ツ新屋505
URL : https://jpn.surugaseiki.com
事業内容: 精密位置決めステージ/光センサーユニット/アライメントシステムの開発・生産・販売
(3) 株式会社コアコンセプト・テクノロジー
代表者: 代表取締役社長CEO 金子武史
所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-33-8 サウスゲート新宿ビル3階
UR : https://www.cct-inc.co.jp
事業内容: コンサルティング/解析ソリューション/システム開発/システムエンジニアリング
(注) ニュースリリースに記載されている内容は報道発表日時点の情報です。その後、予告なしに変更する可能性があります。あらかじめご了承ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像