能登半島地震からまもなく1年。災害支援におけるオレンジ流在宅医療の「3つのBe」。在宅医療チームによる9年間の災害支援レポートを発行
2016年熊本地震支援から2024年能登半島地震支援における、在宅医療チームのアーカイブ発行第一弾をします。
医療法人社団オレンジ(福井県福井市、理事長 紅谷浩之)は、災害支援におけるオレンジ流在宅医療の「3つのBe」。-在宅医療チームによる、9年間の災害支援レポート- を発行しましたのでお知らせいたします。
2024年1月1日、能登半島沖を震源とした地震、火事を始めとする多くの被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
本レポートは、「災害支援におけるオレンジ流在宅医療の「3つのBe」。-在宅医療チームによる、9年間の災害支援継続レポート-」と題し、2016年熊本地震支援から2024年能登半島地震支援における私たちの活動のアーカイブとなります。
私たちオレンジグループは、「人の暮らしをBe happy!に」をテーマに、国内3県で在宅医療を起点とし、衣食住を含んだ事業活動を行っています。在宅医療クリニックを4つ展開、オレンジグループとして、医療的ケア児のための通い場(福井、長野)、チェアクラフト工房(石川)、パーソナルトレーニングチーム(福井、長野)みんなの保健室(福井2拠点)、カフェ事業(福井2拠点)、特別養護老人ホーム(福井)を運営しています。
人の暮らしの中にこそ、医療の活動を通して「Be happy!」を掲げたい、そう願って活動を続けてきました。
災害支援におけるオレンジ流在宅医療の「3つのBe」。-在宅医療チームによる9年間の災害支援レポート-
目次
はじめに
1、9年間の災害支援
2、災害支援におけるオレンジ流在宅医療の「3つのBe」
3、能登半島地震、災害急性期・災害慢性期・災害復興期それぞれの活動
4、得られた成果
5、本震災支援での反省点と今後
6、発信・ファンドレイズ活動
7、第二弾レポートの今後
おわりに
災害支援におけるオレンジ流在宅医療の「3つのBe」
Be aware of how to live at home(急性期でも暮らしの見立てを忘れない)
Be making a real lived-in feel(避難所は施設ではない)
Be thinking through(一緒に悩み考え続ける)
私たちは、日本で発生した大規模な自然災害に対して、迅速かつ医療を含めた生活支援を行ってきたチームでもあります。主なものとしては2016年の熊本地震、2018年の西日本豪雨、同年の北海道胆振東部地震、そして2019年の令和元年房総半島台風での支援活動を挙げることができます。これらの災害において、オレンジグループは被災された方々の暮らしをあらゆる角度から守り続けてもらうため、資格・得意技と突き動かされる想い、そして物資や医療機器を迅速に派遣し、現地でのサポートを提供してきました。
本レポートでは、その姿勢を「3つのBe」にまとめています。
能登半島地震、災害急性期・災害慢性期・災害復興期それぞれの活動
能登半島地震では、高齢化率が高い地域での災害となり、輪島市では人口の約半分が避難所での生活を送られていました。元々の疾患のコントロール・悪化予防、フレイル予防、新しいコミュニティでの関係構築支援、グリーフケア、など在宅医療チームが災害急性期から介入することには大きな意義がありました。災害急性期・災害慢性期・災害復興期それぞれの段階での活動を紹介します。
得られた成果
それぞれの段階において得られた成果を、人的資源を含む支援体制、また個別のケアについて紹介します。
本震災支援での反省点と今後
震災支援の混乱状態であっても、災害支援におけるオレンジ流在宅医療の「3つのBe」を多くの関係する方々と共有し今日まで支援活動を行ってきていますが、能登半島震災支援時に顕著となった、「コーディネーター人材育成」「価値観共有」が今後の主な課題として挙げられます。
発信・ファンドレイズ活動
能登半島地震における私たちの活動を取り上げてくださった方々、また自社での発信を通して、ボランティア、コーディネーター募集、ファンドレイズなど色々な形でたくさんのご縁をいただきました。
第二弾レポートの今後
本レポートは、災害急性期・災害慢性期・災害復興期を捉えた全体的なまとめとして位置します。追って、最も長い期間に及んだ災害復興期に当たる4/1〜10/15までを第二弾レポートとしてまとめ、発表予定です。
本レポートが、災害支援におけるオレンジ流在宅医療の「3つのBe」をご理解いただく一助となりましたら幸いです。
この度は私どものレポートに関心を寄せてくださり誠にありがとうございます。
下記アンケートをお答えいただきデータを送信いただくと、レポートへのアクセス場所が表示されますので、最後までご確認ください。
こちらからどうぞ
医療法人社団オレンジ
(レポート作成者・お問い合わせ)
本レポートを作成団体に無断で転送すること、使用することを禁じます。
所在地:〒910-0018 福井県福井市田原1-2-20
代表者:紅谷 浩之
設立年月日:2011年2月
URL:https://orangeclinic.jp/
オレンジグループは、「人の暮らしをBe happy!に」をテーマに、国内3県で在宅医療を起点とし、衣食住を含んだ事業活動を行っています。在宅医療クリニックを4つ展開、オレンジグループとして、医療的ケア児のための通い場(福井、長野)、チェアクラフト工房(石川)、パーソナルトレーニングチーム(福井、長野)みんなの保健室(福井2拠点)、カフェ事業(福井2拠点)、特別養護老人ホーム(福井)を運営しています。
◯レポート作成者
唐川・近藤・勝木・藤岡 他オレンジスタッフ
文責:医療法人社団オレンジ 藤岡聡子
お問い合わせ:info@orangeclinic.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像