C&Yパートナーズ、 静岡県こども計画（しずおかこども幸せプラン）のデザイン及びやさしい版の編集を担当

静岡県のこども施策を県民、こども・若者にわかりやすく発信するデザインと編集に取り組んできました。2000名近いこども・若者の声を反映した、こども・若者まんなかのプランです。

株式会社C&Yパートナーズ（代表取締役：土肥潤也）は、令和６年度から静岡県が取り組む「こども・若者意見反映推進業務」を受託し、「しずおかこども幸せプラン」の策定に向けて、静岡県内のこども・若者の意見を反映させるための仕組みづくりやその取り組みを推進するための業務に取り組んできました。

業務の一環として、「しずおかこども幸せプラン」のデザイン及びこども・若者向けにプランをわかりやすくまとめた「プランやさしい版」の編集/デザインにも従事しました。より多くの県民、こども・若者にプランの内容を知ってもらうために静岡県とともに取り組んで参りました。

しずおかこども幸せプラン

しずおかこども幸せプラン（やさしい版）

しずおかこども幸せプランの趣旨（静岡県HPより）

静岡県では、平成23 年3月に「ふじのくに若い翼プラン」を策定し（第1期3年、第2期以降4年に1度改訂）、こども・若者の健やかな成長と自立を積極的に支援していくための施策を展開してきました。また、平成27 年3月に「ふじさんっこ応援プラン」を策定し（その後5年に1度改訂）、未来を担うこどもたちと、そのこどもたちを健やかに育てようとするすべての人を社会全体で支援していくための施策を進めてまいりました。

このたび、令和5年4月に施行された「こども基本法」に基づき、国が政府全体のこども施策の基本的な方針等を定めた「こども大綱」が同年12 月に閣議決定されたことを受け、本県においても、新たにこども・若者及び子育て当事者に関する施策の新たな指針となる本計画を策定しました。

本計画は、「こども基本法」「こども大綱」の趣旨に則り、すべてのこども・若者を個人として尊重し、最善の利益を図る考え方を大切に策定しました。また、「ふじのくに若い翼プラン」と「ふじさんっこ応援プラン」が大切にしてきた考え方を継承し、両プランのもと推進してきた施策を一元的に推進していくことで、こども・若者をライフステージを通じて切れ目なく支援していきます。

計画本文は下記リンクからご覧ください

https://www.pref.shizuoka.jp/kensei/introduction/soshiki/1002857/1041020/1071490.html

しずおかこども幸せプランの特徴

こどもの声がまんなかのプランに

しずおかこども幸せプランの基本理念は、「すべてのこども・若者の“こえ”をまんなかに、 誰もが自分らしく 幸せに生きることができる社会の実現」です。理念の通り、たくさんのこどもの声を反映しプランをつくってきました。

こども・若者の声が前面に出されたプランとして策定

プランの本文を見ていくと、各施策の現状と課題の次に「こども・若者の"こえ"」が列挙されています。

これらの声はプラン策定にあたって、オンラインプラットフォームやワークショップを通じて得られたこども・若者の生の声を記載しています。

2000名近いこども・若者がオンラインプラットフォームを通じて意見

静岡県では、こども・若者がいつでもどこでも県政に対して意見を伝えることができるオンラインプラットフォーム「こえのもりしずおか」を整備しています（当社がシステムを運営/提供）「しずおかこども幸せプラン」の策定にあたっても、このプラットフォームを活用し、全県で1,900名の登録者数、1,898件の意見を得ることができました。

これに加えて、小学生から29歳までを対象に静岡県東部・中部・西部、オンライン（全地域対象）の4回のワークショップも実施し、生の声を直接聴くことにも取り組みました。これらの声を計画に反映しています。

プラン策定過程でこども・若者へのフィードバックも実施

プラン策定にあたって、こども・若者から集まった意見についてはフィードバック資料を作成し、こども・若者へのフィードバックも実施しています。また、フィードバックに対しての意見聴取も行うことで、双方向のやりとりを意識してきました。

こども・若者がさまざまな意思決定に参加し、影響力を発揮できる社会へ

私たち『C&Yパートナーズ』は、日本で最もこども・若者の声を聴き、こども・若者とともに考えるコンサルティングファームです。オンラインプラットフォームLiqlidやこども・若者の声を聴く人材を育てる「こども聴診器」の養成に取り組んでいます。

HP: https://cypartners.jp/

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