【開催報告】伊勢志摩に“多様な人と知恵の集まる場所”を! 「廃れた真珠養殖場」を再生する会社が創業1周年記念のイベント開催 来年4月にはキャンプ場がOPEN【三重・志摩市英虞湾】
うみらぼ株式会社 2023年”海の日”イベントレポート
英虞湾に”イノベーション”の場を
「うみらぼ」は2022年7月に、志摩市出身の川野晃太が創業。祖父と父が経営していた真珠養殖場が需要の低下や東日本大震災の影響を受け廃業することになったのをきっかけに、「この場所を”ソーシャル・イノベーション”の場として蘇らせたい」と立ち上げました。
傾いた養殖場を取り壊すところから作業を開始し、今年6月には護岸工事を終えるまでに。来年4月には建物の修繕を行うなどしてキャンプ場が正式にオープンする予定です。
廃・真珠養殖場があった場所で初イベント
創業1周年を記念して開かれた初のイベントには、東京や大阪など全国から総勢38人が参加。
真珠養殖場のゴミ撤去や護岸整備など、これまでの労を互いにねぎらい「養殖場の跡地」を使ってバーベキューやスイカ割りを楽しみました。
イベント当日は日差しが強くとても暑くなりましたが、熱中症対策を行いながらSUPなどのレクリエーションも実施。一緒に参加した子供は、初めてのSUPに終始ご満悦な様子でした。
イベント開催で代表・川野「手応えを感じた」
創業1周年記念と同時に、2024年4月に開業するキャンプ場の動線確認も兼ねて行われた今回のイベント。代表の川野は「開業までの準備はまだ盛り沢山」と課題を再認識した一方で、参加者同士が交流を深める姿を見て「人を惹きつける場所・コミュニティになってきている。手応えを感じた」とコメントしました。
高専進学を期に地元を離れ都会で就職した代表・川野は、現在大阪と三重の二拠点生活を送りながら真珠養殖場の再生に取り組んでいます。
川野は、伊勢志摩地方に眠る“魅力ある場所”の再興が「必ず地元の活性化につながる」と言い、「志摩市のファンがもっと増えるように、さまざまな人と“知恵”を出し合って養殖場の再生へ繋げていきたい」と事業への抱負を語りました。
2024年4月にはキャンプ場がOPEN
今後はキャンプ場の正式オープンに向けて、外構工事や建物の修繕を年内に完成させる予定です。また、今後も月に一度のペースで志摩市内外の人を集めたワークショップやイベント等の開催を計画しています。
うみらぼ株式会社
設立:2022年7月20日
所在地:三重県志摩市
Twitter:https://twitter.com/UMILABO_
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note:https://note.com/kotakawano96
本件に関するお問い合わせ先
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