「絵本テキスト大賞」受賞作! 話題の新人作家こまつのぶひささんと、はたこうしろうさんによる『まいごのモリーとわにのかばん』3月初旬発売

あたらしい絵本作家の発掘と育成をめざすテキストのみのコンクール、「絵本テキスト大賞」。第13回の大賞受賞作をついに絵本として出版!

株式会社 童心社

株式会社童心社(出版社 本社:東京都文京区 代表取締役社長・後藤修平)は、『まいごのモリーとわにのかばん』(こまつのぶひさ・文/はたこうしろう・絵 https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494016419)を2022年3月初旬に刊行します。

 

『まいごのモリーとわにのかばん』表紙『まいごのモリーとわにのかばん』表紙

トピックス
・絵本テキスト大賞とは
・第13回絵本テキスト大賞受賞 こまつのぶひさ(小松申尚)さん
・絵を手がけた、はたこうしろうさんの言葉
・『まいごのモリーとわにのかばん』の魅力とは
・第15回絵本テキスト大賞開催決定! 4月より応募スタート
 
  • 絵本テキスト大賞とは
あたらしい絵本作家の発掘と育成、あたらしい絵本の出版をめざし、児童文学者協会と童心社の共催で行われている、テキストのみを対象としたコンクールです。
2008年より毎年開催され、2022年には第15回の実施が予定されています。

童心社「絵本テキスト大賞」特設ページ
https://www.doshinsha.co.jp/special/ehontext/index.html
 
  • 第13回絵本テキスト大賞受賞! こまつのぶひさ さん

こまつのぶひさ(小松申尚)さんこまつのぶひさ(小松申尚)さん


2020年に行われた「第13回 絵本テキスト大賞」Bグレードで大賞を受賞したのが、『まいごのモリーとわにのかばん』です。
絵本作家の内田麟太郎さん、浜田桂子さん、児童文学作家の加藤純子さんら選考委員の満場一致で大賞に決定しました。
作者の小松申尚さんは、高知県香美市在住。3人の子育て真っ最中のお父さんでもあります。



こまつのぶひさ さん コメント
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書き始めるとき
最初に思いついたのは、わにのかばんのキャラクターでした。
生きているわにのかばんがいて、一緒におでかけりしたり、おしゃべりできたら楽しいなぁと。
それを、ひつじのモリーに持たせてみたところ、モリーは必ず迷子になって、物語が勝手にどんどんふくらんでいきました。
小さな子どもたちにとって、一人でおでかけするのはちょっとした冒険です。
僕は子どもたちに、たまには冒険してみてほしいのです。
少し生意気だけれど天真爛漫なモリーは、わにのかばんを相棒に、今日もどこかへおでかけです。
楽しんでもらえるとうれしいです。
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  • 「子どもたちが必要としている作品!」はたこうしろうさん

はたこうしろうさんはたこうしろうさん


絵本テキスト大賞の受賞作は、数多くの絵本を手がけてきたプロの画家の絵とともに絵本化され、童心社より出版されてきました。本作『まいごのモリーとわにのかばん』では、絵本作家のはたこうしろうさんが絵を手がけました。
はたさんは、こまつさんの文章を読んだときの印象を「教科書には載らない、とびぬけたお話」と語っています。子どもの心を解きはなつような、のびのびとした魅力を感じたそうです。
そんな物語を絵で表現するために、さまざまな画法を試したというはたさん。最終的には、強いタッチで描いた鉛筆の線にデジタルで彩色する、というものを選びました。とにかく楽しく描いた、というはたさんの絵からは、モリーや物語への愛情が伝わってきます。

はたこうしろうさんコメント
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いつも自信まんまん、真っすぐに進むモリーは超COOL!!
そんなモリーにお供するわにのかばんは、家来だったり、おもりだったり、親友だったりと、ふたりの関係がとってもかわいくて。
もっと先が読みたい、もっと描きたいって思ってしまう作品なんです。
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はたこうしろうさんのインタビュー(「文化通信」増刊号「B.B.B」より)
https://bbb.bunkanews.jp/article/2737/
 
  • モリーから目が離せない! 『まいごのモリーとわにのかばん』の魅力とは

ひつじのモリーは、お出かけするのがだいすきです。
森でも海でも沼地でも、ひとりでおでかけできるのでした。
でも、だいたいまいごになるのです。おとうさんがくれた、わにのかばんをもって、きょうもおでかけするのですが……。

お出かけするモリー。細やかに描きこまれた部屋の随所に気になるアイテムが。ここから新しい物語が生まれそう!お出かけするモリー。細やかに描きこまれた部屋の随所に気になるアイテムが。ここから新しい物語が生まれそう!

 

きまぐれで、いきあたりばったりのモリーの姿は、幼い子どもそのもの。

どこへでも歩いていけるモリーを、そっと見守るのは、なんとわにのかばん!? 
はたこうしろうさんの描く表情豊かなモリー、そしてモリーが出かけていく色あざやかな世界は必見です。

まいごになってしまったモリー。ふてくされた顔だってこんなにかわいい!まいごになってしまったモリー。ふてくされた顔だってこんなにかわいい!

まいごのモリーの冒険は、予想外の結末をむかえます。
ページをめくるのが楽しくなる、ユーモラスでいて心あたたまるお話です。
 
  • 第15回 絵本テキスト大賞 開催決定!
2022年4月より、第15回絵本テキスト大賞の募集がスタートします。応募締切は2022年6月末です。Aグレード(3~5歳向け)、Bグレード(6~8歳向け)での募集となります。
くわしくは童心社ホームページ、または児童文学者協会ホームページをご覧ください。

童心社ホームページ
https://www.doshinsha.co.jp/news/detail.php?id=2559
 
  • 書誌情報
【著者】
文・こまつのぶひさ
高知県生まれ。「ひつじのモリーとわにのかばん」で第13回絵本テキスト大賞を受賞。改題改稿したのが本作である。他に第18回えほん大賞ストーリー部門で大賞を受賞した『どろぼうねこのおやぶんさん』(文芸社)がある。

絵・はたこうしろう
兵庫県生まれ。絵本のほかに、イラストレーション、ブックデザインなど幅広い分野で活躍。作品に「おとうさん もういっかい」シリーズ(アリス館)『なつのいちにち』(偕成社)『むしとりにいこうよ!』(ほるぷ出版)『にちようびの森』(ハッピーオウル社)『どしゃぶり』(文・おーなり由子/講談社)「めいたんていサムくん」シリーズ(作・那須正幹/童心社)など。

【書誌情報】
書名:まいごのモリーとわにのかばん
文:こまつのぶひさ
絵:はたこうしろう
定価:1,430円 (本体1,300円+税10%)
判型:B5変型判
ページ数:34ページ
ISBNコード:978-4-494-01641-9
発売日:2022年2月28日
対象:幼児~
童心社ホームページ:https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494016419

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会社概要

株式会社 童心社

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業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区千石4-6-6
電話番号
03-5976-4181
代表者名
後藤修平
上場
未上場
資本金
1600万円
設立
1957年03月