「MAJOR FLOW Z FORM」が「クラウドサイン」と連携

複数システムへの重複入力を削減し、契約情報の一元管理が可能に!

パナソニック ネットソリューションズ株式会社(以下:パナソニックNETS)は、電子契約締結業務における重複入力の削減と情報の一元化を実現するため、ワークフローシステム 「MAJOR FLOW Z」 と 弁護士ドットコム株式会社(以下:弁護士ドットコム)が提供するWeb完結型電子契約サービス「クラウドサイン」及び、SMBCクラウドサイン株式会社が提供する「SMBCクラウドサイン」(以下:クラウドサイン)との連携を開始します。また、連携を可能にする新製品「クラウドサインAPI連携モジュール」の販売を2021年11月より開始します。
  • 連携の背景・・・複数システムへの重複入力とステータス参照の手間が発生
かねてより、「MAJOR FLOW Z」は、社内文書の申請・承認を電子化することで、社内決裁業務を効率化できるワークフローシステムとして、広くご利用いただいております。一方、DXの促進と新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの企業でテレワークに対応した業務の進め方が検討されました。その結果、従来、書面で行っていた契約をオンライン上で締結できる電子契約システムが広く普及したことで、 「MAJOR FLOW Z」と電子契約システムを併用するお客様が増えました。

2つのシステムを併用する問題として、担当者が「MAJOR FLOW Z」上で入力・申請を行い、社内承認が完了した後、同様の申請内容を、再度電子契約システムに入力するという“重複入力の手間”が発生していました。また、契約先が電子契約システム上で契約締結を却下した場合、 「MAJOR FLOW Z」では“承認済み”のままとなり、正確なステータスを把握することができないため、契約締結に向けた一連の業務の進捗状況を確認する際には、2つのシステムを参照する必要がありました。
 
  • 連携の内容・・・重複入力の削減と契約情報の一元管理を実現
以上の問題を解決するために、 「MAJOR FLOW Z」 と「クラウドサイン」をAPI方式により連携しました。具体的な特徴は以下の3点です。

システム連携前と連携後の運用比較  例)電子契約上で締結が却下された場合システム連携前と連携後の運用比較  例)電子契約上で締結が却下された場合


① 重複入力の削減
「MAJOR FLOW Z」で社内決裁が完了すると同時に、事前に「クラウドサイン」で設定した契約先担当者のメールアドレスに対して契約書を送信します。これにより、複数システムに対する重複入力を削減し、同時に誤入力を防止することができます。

② 承認ステータスの連動
「クラウドサイン」による承認結果を「MAJOR FLOW Z」に自動的に反映します。例えば「クラウドサイン」上で契約締結が却下された場合、 「MAJOR FLOW Z」上で“差戻し”となり、申請書の編集および再申請が可能になります。

③ 契約情報の一元管理
「クラウドサイン」で管理されている契約締結ステータスや締結済みの契約書データを「MAJOR FLOW Z」上で一覧表示し、内容を参照することができます。これにより、社内申請から契約先との契約締結に至るまで、一連の契約業務に関する情報を1つのシステムで把握することが可能になります。

パナソニックNETSでは、2005年よりWEBワークフローシステム「MajorFlow」及び「MAJOR FLOW Z」を手がけ、お客さまのニーズに合わせて数々の機能強化に取組んでまいりました。今後もお客様のご要望にお応えできる製品を提供し、効率化やコンプライアンス強化というお客さまの課題解決に貢献できるように邁進してまいります。
 
  • 「クラウドサインAPI連携モジュール」※1 について
連携製品 「MAJOR FLOW Z FORM」 「MAJOR FLOW Z CLOUD ワークフロー」
提供開始日 2021年11月1日 2021年11月11日
提供形態 パッケージ版 クラウド版
オプション費用(税抜)
*ご利用企業様1社あたりの費用となります
70万円 2万円/月額
年間保守費用(税抜) 10.5万円

※1 別途、クラウドサイン(スタンダードプラン以上)のお申し込みが必要です。
 

  • 「クラウドサインAPI連携モジュール」の特長
<特長>
・API連携によりCSVファイルを介さず、ワンボタンで即座にクラウドサインへの反映が可能
・外部システムの承認ステータスを取り込み、「MAJOR FLOW Z」の申請ステータスに反映可能
 
  • 「クラウドサイン」とは
クラウドサインは、「紙と印鑑」を「クラウド」に置き換え、契約作業をパソコンだけで完結できるWeb完結型クラウド契約サービスです。全てがクラウド上で完結するため、契約締結のスピード化とコスト削減を実現します。電子契約機能は、「いつ・誰が・どの契約に合意したか」を証明する厳格な電子署名とタイムスタンプを付与します。リモートワークの環境下においても契約書の証拠力を担保しながら、事業活動に重要となる円滑な契約業務を可能にします。2015年の提供開始以来、企業や自治体などで幅広く導入されている電子契約市場No.1※2 の電子契約サービスです。
※2 出典:株式会社富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2021年版」(電子契約ツール2020年度実績)市場占有率
▼クラウドサイン電子契約サービスの詳細はこちら(弁護士ドットコム株式会社のホームページ)
https://www.cloudsign.jp/
 
  • 各社様からのコメント
弁護士ドットコム株式会社 取締役 クラウドサイン事業本部長 橘 大地 様
「MAJOR FLOW Z クラウドサインAPI連携モジュール」のリリースを大変嬉しく思います。リモートワークの普及により働く環境はより改善が必要となりました。今回の連携により、いつ・どんな場所でも契約プロセス業務をスムーズに実行でき、クラウドサインのユーザーの皆さまにとって、より便利にお使いいただけることを期待します。

SMBCクラウドサイン株式会社 営業推進部 マネージャー 関野 翔太 様
ワークフローで働き方を変えるMAJOR FLOW Zと、テレワーク下においても円滑に契約取引を行うことができ、取引先・消費者・従業員の満足度向上を支えているSMBCクラウドサイン。2つを連携するソリューションである「MAJOR FLOW Z クラウドサインAPI連携モジュール 」は、お客様の新しい働き方の支援や課題解決に大きく寄与できることと確信しております。今後もSMBCクラウドサインはパナソニック ネットソリューションズ株式会社との連携を通じて、日本国内におけるデジタル化を一層加速・推進いたします。


■パナソニック ネットソリューションズについて
パナソニック ネットソリューションズは、ワークフロー事業と映像監視事業を柱とし、業務効率化・業務改善や安全・安心の実現に総合的に取り組んでいます。20年以上の豊富な経験・ノウハウを活かして開発したワークフローパッケージ「MAJOR FLOW Z」は、多くのお客さまから高い支持をいただいています。
また、映像監視システム「ArgosView」をコア技術とした映像ソリューションは、国内VMS市場においてシェアNo.1※3 を獲得しており、ご好評いただいています。
社名 : パナソニック ネットソリューションズ株式会社
代表者: 代表取締役社長 南部 和彦
本社 : 〒104-0045 東京都中央区築地5丁目3番3号 築地浜離宮ビル12F
設立 : 2008年1月30日
資本金: 7,000万円
URL : http://pnets.panasonic.co.jp/
※3 富士経済「2017~2020 セキュリティ関連市場の将来展望」

以上

本文に記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

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会社概要

URL
https://netsol.jpn.panasonic.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区築地5丁目3番3号 築地浜離宮ビル12F
電話番号
03-6226-2505
代表者名
南部 和彦
上場
未上場
資本金
7000万円
設立
2008年01月