エンビバ、GreenGasUSAと再生可能天然ガス(RNG)供給に関する10年間の長期売買契約を締結
スコープ1排出の脱炭素化を図る
【メリーランド州ベセスダ/サウスカロライナ州チャールストン、2021年10月19日】サステナブルな木質バイオマスエネルギーを専門とする、再生可能エネルギーのグローバル企業であるEnviva(以下、エンビバ)は、再生可能天然ガス(RNG)の総合ソリューション提供企業であるGreenGasUSAと、エンビバの事業活動で発生する天然ガス由来の排出の脱炭素化を実現するために、今後10年間のRNG長期売買契約を締結しました。これにより年間64,000トン相当の二酸化炭素(CO2)の排出を削減できる見込みで、これは乗用車14,000台分のCO2排出量削減に相当します。
今回、エンビバは長期引取を確約し、GreenGasUSAによる単独プロジェクトの立ち上げに協力します。本プロジェクトは、サウスカロライナ州郊外にある食品加工工場において、大気に直接放出されているメタンを回収・処理するための装置を設置するというものです。また、GreenGasUSAは、契約の一環として回収したRNGをエンビバのハムレット工場へ直送することが決まっており、2022年の第3四半期には、同工場の業界最先端を誇る排出ガス制御装置に化石由来の天然ガスの代替としてこのRNGが使用されるようになります。また、前述の食品加工工場から直接排出されたメタンを除去しRNGに変換する取り組みは、米国南東部における最初の「food waste to RNG projects(食品廃棄物からRNGを生産するプロジェクト)」の一環となります。今回の長期売買契約によるメタンの回収と排出ガスの除去により、10年間の契約期間中、エンビバの全製造事業における直接排出量は年間約75%相殺できると期待されています。
エンビバの共同設立者で営業マーケティング担当上席副社長であるトーマス・メスは次のように述べています。「当社は、GreenGasUSA社との提携で当社の直接排出量における化石燃料の使用を最小限にし、非常に効果的なカーボンニュートラル戦略を実施できることを誇りに思います。GreenGasUSAの農業分野のパートナーのうち数社は、当社の既存の事業インフラとも密接な関係があります。同社が地域社会にもたらす環境面での利点、そしてRNGのサービスプロバイダーとして当社とともに成長し事業を拡大できるという可能性の高さからも、この新たな提携の将来に大いに期待しています」
これまでの研究で、大気中に放出されるメタンは非常に強力な温室効果ガスになることがわかっており、20年周期でとらえた場合、地球温暖化への影響力はCO2の85倍ともいわれています。米国環境保護庁(EPA: https://www.epa.gov/ghgemissions/overview-greenhouse-gases#methane) は、下水処理場や埋立処分場、農業活動などから放出されるメタンの回収について、温室効果ガスを削減し地球温暖化を減速させるための重要な戦略と位置付けています。さらに、RNGプロジェクトは、産業基盤の乏しい農村部のコミュニティーに必要な投資や収入をもたらすことが期待されています。
サウスカロライナ州農業局局長であるヒュー・ウェザーズ氏は、次のように述べています。「GreenGasUSAが地元農産業と協力して行なっている革新的な取り組みのおかげで、当州はメタン回収による低炭素化において他州をリードしています。今回の新たなパートナーシップが、自然環境とサウスカロライナの農村部に明るい未来をもたらしてくれることを確信しています」
GreenGasUSAの創立者でCEOを務めるマーク・フェッタン氏は次のように述べています。「当社は、今回のようなプロジェクトでエンビバと協力できることを光栄に思います。農業由来のメタンの回収は、気候変動を止めるために私たちにできる、極めて影響力のある取り組みのひとつです。当社はウェザーズ局長のリーダーシップと、こうした活動を受け入れてくれた地元の農業コミュニティーに感謝しています。温室効果ガスの排出を減らし、農家に新たな収入源を生み出すことは、非常にやりがいのある仕事です。業界を牽引するエンビバのカーボンニュートラルへの取り組みは、このような種類のプロジェクトを実現する原動力となります。エンビバが当社を脱炭素化のパートナーに選んでくれたことに、心より感謝しています」
今年初めに、エンビバは同社の全直接排出量を2030年までに削減、除去、もしくは相殺することを掲げたネットゼロ・コミットメント (https://www.envivabiomass.com/enviva-targets-net-zero-operations-by-2030/) を発表しました。化石燃料からのCO2排出量の削減と、エネルギー効率の向上を目指すこの意欲的な計画の一環として、同社は第三者による検証を経た、実効性のあるネットカーボン削減を可能にする追加的なプロジェクトへの投資を通じて、革新的でより良い低排出プロセスを採用することとしました。
エンビバの2030年ネットゼロ計画および目標の詳細についてはこちらのURL : https://www.envivabiomass.com/sustainability/our-2030-net-zero-goal/ を、GreenGasUSAのRNGパートナーシップの詳細についてはこちらのURL : https://greengasusa.com/ をご覧ください。
GreenGasUSA Holdings, LLCについて
2019年にマーク・フェッタン(Marc Fetten)によって設立されたGreenGasは、環境フットプリントの低減を目指す産業界、商業界、および一般家庭のユーザーに、低排出・ゼロ排出エネルギーソリューションを提供しています。主な事業に、石油やプロパンガスといった高コスト・高CO2排出量の燃料に代わる圧縮天然ガス(CNG)の供給、CNGとRNGを米国全土へ届ける仮想パイプラインフリートの運用、さまざまな廃棄物からのRNGの製造などがあり、製造したRNGをパイプラインに注入するサービスも行なっています。GreenGasは現在、サウスカロライナ州ジョージタウンに天然ガス注入ステーションを保有しており、再生可能エネルギーの主要な集約拠点として、農業経営者の再生可能ガス産業への参入を可能にし、米国経済にとって重要なセクターに収入をもたらしています。
Envivaについて
Enviva(NYSE:EVA)は、天然資源である木質繊維を原料とし、輸送可能な木質ペレットに加工する 事業を行っています。同社は、木質ペレットの大部分を長期テイク・オア・ペイ契約に基づき、イギリス、欧州、日本の信用力の高い顧客に販売しています。同社は合計で年間620万トンの製造能力を保有しており、工場はバージニア、ノースカロライナ、サウスカロライナ、ジョージア、フロリダ、及びミシシッピの諸州の10か所に立地しています。更に、同社は木質ペレットを、バージニア州チェサピーク、ノースカロライナ州ウィルミントン、ジョージア州サバンナ、アラバマ州モビール、及びフロリダ州パナマシティの各ターミナルから輸出しています。
詳しくは、当社のウェブサイト www.envivabiomass.com をご覧ください。@EnvivaのSNS上でのフォローもお待ちしております。
今回、エンビバは長期引取を確約し、GreenGasUSAによる単独プロジェクトの立ち上げに協力します。本プロジェクトは、サウスカロライナ州郊外にある食品加工工場において、大気に直接放出されているメタンを回収・処理するための装置を設置するというものです。また、GreenGasUSAは、契約の一環として回収したRNGをエンビバのハムレット工場へ直送することが決まっており、2022年の第3四半期には、同工場の業界最先端を誇る排出ガス制御装置に化石由来の天然ガスの代替としてこのRNGが使用されるようになります。また、前述の食品加工工場から直接排出されたメタンを除去しRNGに変換する取り組みは、米国南東部における最初の「food waste to RNG projects(食品廃棄物からRNGを生産するプロジェクト)」の一環となります。今回の長期売買契約によるメタンの回収と排出ガスの除去により、10年間の契約期間中、エンビバの全製造事業における直接排出量は年間約75%相殺できると期待されています。
エンビバの共同設立者で営業マーケティング担当上席副社長であるトーマス・メスは次のように述べています。「当社は、GreenGasUSA社との提携で当社の直接排出量における化石燃料の使用を最小限にし、非常に効果的なカーボンニュートラル戦略を実施できることを誇りに思います。GreenGasUSAの農業分野のパートナーのうち数社は、当社の既存の事業インフラとも密接な関係があります。同社が地域社会にもたらす環境面での利点、そしてRNGのサービスプロバイダーとして当社とともに成長し事業を拡大できるという可能性の高さからも、この新たな提携の将来に大いに期待しています」
これまでの研究で、大気中に放出されるメタンは非常に強力な温室効果ガスになることがわかっており、20年周期でとらえた場合、地球温暖化への影響力はCO2の85倍ともいわれています。米国環境保護庁(EPA: https://www.epa.gov/ghgemissions/overview-greenhouse-gases#methane) は、下水処理場や埋立処分場、農業活動などから放出されるメタンの回収について、温室効果ガスを削減し地球温暖化を減速させるための重要な戦略と位置付けています。さらに、RNGプロジェクトは、産業基盤の乏しい農村部のコミュニティーに必要な投資や収入をもたらすことが期待されています。
サウスカロライナ州農業局局長であるヒュー・ウェザーズ氏は、次のように述べています。「GreenGasUSAが地元農産業と協力して行なっている革新的な取り組みのおかげで、当州はメタン回収による低炭素化において他州をリードしています。今回の新たなパートナーシップが、自然環境とサウスカロライナの農村部に明るい未来をもたらしてくれることを確信しています」
GreenGasUSAの創立者でCEOを務めるマーク・フェッタン氏は次のように述べています。「当社は、今回のようなプロジェクトでエンビバと協力できることを光栄に思います。農業由来のメタンの回収は、気候変動を止めるために私たちにできる、極めて影響力のある取り組みのひとつです。当社はウェザーズ局長のリーダーシップと、こうした活動を受け入れてくれた地元の農業コミュニティーに感謝しています。温室効果ガスの排出を減らし、農家に新たな収入源を生み出すことは、非常にやりがいのある仕事です。業界を牽引するエンビバのカーボンニュートラルへの取り組みは、このような種類のプロジェクトを実現する原動力となります。エンビバが当社を脱炭素化のパートナーに選んでくれたことに、心より感謝しています」
今年初めに、エンビバは同社の全直接排出量を2030年までに削減、除去、もしくは相殺することを掲げたネットゼロ・コミットメント (https://www.envivabiomass.com/enviva-targets-net-zero-operations-by-2030/) を発表しました。化石燃料からのCO2排出量の削減と、エネルギー効率の向上を目指すこの意欲的な計画の一環として、同社は第三者による検証を経た、実効性のあるネットカーボン削減を可能にする追加的なプロジェクトへの投資を通じて、革新的でより良い低排出プロセスを採用することとしました。
エンビバの2030年ネットゼロ計画および目標の詳細についてはこちらのURL : https://www.envivabiomass.com/sustainability/our-2030-net-zero-goal/ を、GreenGasUSAのRNGパートナーシップの詳細についてはこちらのURL : https://greengasusa.com/ をご覧ください。
GreenGasUSA Holdings, LLCについて
2019年にマーク・フェッタン(Marc Fetten)によって設立されたGreenGasは、環境フットプリントの低減を目指す産業界、商業界、および一般家庭のユーザーに、低排出・ゼロ排出エネルギーソリューションを提供しています。主な事業に、石油やプロパンガスといった高コスト・高CO2排出量の燃料に代わる圧縮天然ガス(CNG)の供給、CNGとRNGを米国全土へ届ける仮想パイプラインフリートの運用、さまざまな廃棄物からのRNGの製造などがあり、製造したRNGをパイプラインに注入するサービスも行なっています。GreenGasは現在、サウスカロライナ州ジョージタウンに天然ガス注入ステーションを保有しており、再生可能エネルギーの主要な集約拠点として、農業経営者の再生可能ガス産業への参入を可能にし、米国経済にとって重要なセクターに収入をもたらしています。
Envivaについて
Enviva(NYSE:EVA)は、天然資源である木質繊維を原料とし、輸送可能な木質ペレットに加工する 事業を行っています。同社は、木質ペレットの大部分を長期テイク・オア・ペイ契約に基づき、イギリス、欧州、日本の信用力の高い顧客に販売しています。同社は合計で年間620万トンの製造能力を保有しており、工場はバージニア、ノースカロライナ、サウスカロライナ、ジョージア、フロリダ、及びミシシッピの諸州の10か所に立地しています。更に、同社は木質ペレットを、バージニア州チェサピーク、ノースカロライナ州ウィルミントン、ジョージア州サバンナ、アラバマ州モビール、及びフロリダ州パナマシティの各ターミナルから輸出しています。
詳しくは、当社のウェブサイト www.envivabiomass.com をご覧ください。@EnvivaのSNS上でのフォローもお待ちしております。
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