韓国のブロックチェーン企業DSRV、日本のNext Finance Techと業務提携を締結
アジア市場を見据えたブロックチェーン・インフラサービスの共同展開へ

韓国を代表するブロックチェーン技術企業であるdsrv labs(代表取締役:キム・ジユン、以下DSRV)は、日本のブロックチェーン・インフラ企業であるNext Finance Tech(代表取締役:徳力創一朗、土田真也)と、ブロックチェーン・インフラサービスに関する業務提携に向けた基本合意書(MOU)を締結しました。
2019年に設立されたDSRVは、韓国を代表するブロックチェーン・インフラ技術企業です。イーサリアムのステーキング市場で韓国国内シェア1位を誇り、4兆ウォン(約4,400億円)以上のデジタル資産を安全に管理しています。70以上のグローバルブロックチェーンネットワークを無事故で運用し、韓国国内では唯一、イーサリアムのアップグレードプロセスにも参加しています。さらに、カストディ(保管)およびペイメント(決済)ソリューションを含む総合的なブロックチェーン・インフラサービスを提供しており、次世代金融インフラの構築をリードしています。また、仮想資産サービスプロバイダー(VASP)ライセンスを取得し、現在はIPO準備とともに、日本・アフリカをはじめとするグローバル市場への事業展開を積極的に進めています。
一方、Next Finance Techは日本に本社を構えるブロックチェーン・インフラ企業であり、2025年4月にNASDAQ上場企業であるコインチェック・グループとの買収合意を発表しました。Next Finance Techは、日本国内および海外の企業・個人顧客向けにステーキングサービスを提供しており、今回の提携を通じて、より効率的なブロックチェーン・インフラサービスの提供と技術の普及を目指しています。特に、日本国内の暗号資産交換所や伝統的な金融機関とのビジネスを推進し、さらにはグローバル市場でのプレゼンス拡大を図っています。本提携により、DSRV LabsとNext Finance Techはアジアを中心にブロックチェーン技術の発展と普及に寄与し、より安全かつ効率的なインフラサービスの提供を共同で進めてまいります。両社の協業は、日韓両国のブロックチェーン業界をつなぐ架け橋となるだけでなく、グローバルなブロックチェーン・インフラ市場においても重要な役割を果たすことが期待されています。
DSRVのキム・ジユン代表は、「今回の提携を通じて、DSRVとNext Finance Techは、両国を代表するブロックチェーン・インフラ企業としてノウハウを共有し、韓国と日本をつなぐ橋渡し役を担いながら、アジアのブロックチェーン市場の成長を加速させるでしょう」と述べ、「両社は協力してアジア市場の競争力を強化し、技術革新をリードし、新たなビジネス機会を創出してまいります。また、本提携を通じて、グローバル市場におけるプレゼンスをさらに強固なものとし、安全かつ効率的なインフラ提供に向けて連携を深めていきます」とコメントしました。
DSRV Labsについて
DSRV Labsは、韓国のブロックチェーンインフラストラクチャーのリーディングカンパニーであり、現在2026年上半期のIPOに向けて準備を進めています。韓国唯一の政府認可を受けたVASPバリデーターとして、DSRVは約4兆ウォンのデジタル資産を管理し、70以上のネットワークにノードを展開しています。規制当局との緊密な協力のもと、DSRVは機関投資家向けのカストディサービスおよびステーブルコインを活用した決済ソリューションの先駆者です。また、国際的な組織や公共機関と連携し、東アジアおよびアフリカでのデジタル金融へのアクセス向上とブロックチェーンインフラの構築に取り組んでいます。
株式会社Next Finance Techについて
株式会社Next Finance Techは、日本国内を拠点とするノードオペレーターとしてグローバル・日本国内の法人、個人のお客様にステーキング・サービスを提供しているブロックチェーン・インフラ企業です。オペレーターとしてのこれまでの実績を活用し、暗号資産の運用・管理システムの開発やコンサルティング事業など幅広いソリューションをお客様に提供しております。
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