黄綬褒章受賞者 藤元晶扇がバリ島を拠点に籐製品を世界市場に届ける新プロジェクトを本格始動
「現代の名工」藤元晶扇が伝統技術を世界へ現地の職人たちの技術向上や経済的発展にも貢献
晶扇(アキオ)コーポレーション(本社:神奈川県秦野市)は、当社代表で黄綬褒章を受賞した藤元晶扇がインドネシア・バリ島を拠点に籐製品の新たな価値を創出するプロジェクトを本格始動したことをお知らせいたします。本プロジェクトでは、日本の優れたデザインとバリ島の伝統技術を融合し、籐家具やライフスタイルアイテムを世界市場に届けることを目指しております。また、藤元晶扇の黄綬褒章受賞の祝賀会を2024年10月10日に開催いたしました。本祝賀会には、椅子製造業界の第一線で活躍する専門家や地元自治体の要人など総勢160名を超えるゲストが参加されました。
日本のデザインをバリ島の技術と融合──新プロジェクトの概要
今回始動するプロジェクトでは、藤元氏が日本のデザイン力を活かし、インドネシア・バリ島の高い技術を持つ職人たちと協力して、籐製品の新たな価値を創出します。椅子やソファといった家具だけでなく、照明、小物、バッグなど、多岐にわたるデザインが対象です。
背景と意義:
プロジェクトの背景は、国内デザイナーからの「良いデザインが形にならない」という課題感でした。藤元氏は、長年のバリ島とのつながりを活かし、現地職人と連携して新たな価値創造を目指します。
ポイント:
一貫したプロセス管理:藤元氏がデザインから技術指導、検品、輸入まで全工程を直接手掛けることで、デザインの意図を正確に製品へ反映。従来の複雑な流通プロセスを簡略化し、品質向上を実現します。
持続可能な生産と品質向上:安価な大量生産ではなく、現地職人の技術力を引き上げながら、高品質な製品を日本へ届けます。
プロジェクトの進捗と今後の展開
2019年に構想がスタートしたこのプロジェクトは、2023年に本格始動。
· 2024年4月:バリ島で工場巡りを行い、工場選定・技術指導を実施。
· 2024年10月:サンプルの検品と技術指導を完了。
· 2024年12月:第一弾のサンプルが日本に到着予定。
今後はサンプルを基に製品化を進め、2025年以降、日本国内外での販売を目指します。
日本と世界を繋ぐプロジェクトの未来
・藤元は祝賀会スピーチで、以下のように、受賞の喜びと本プロジェクトへの想いを語りました。
・「皆様との出会いが私の成長を支えてくださいました。伝統を守りつつ、新たな挑戦を続け、この賞に恥じないよう尽力してまいります。被災地支援を含めた活動を通じて、業界と社会の発展に寄与していきたいです。」
また、日本の伝統技術とデザイン力を、世界に広げ、同時に、バリ島の職人たちの技術向上や現地の経済的発展にも寄与することを誓いました。このプロジェクトを通じて、「良いものを長く使う文化」を日本と世界に浸透させることを目指す意向を示しました。
・祝賀会について
2024年10月10日、藤元晶扇の黄綬褒章受賞を祝う祝賀会を開催いたしました。総勢160名以上が参列。藤元が伝統的な技能を現代に継承し続けた功績を称え、来賓としてアキオコーポレーションが拠点を置く秦野市の高橋昌和市長や衆議院議員の牧島かれん氏が参列。また、神奈川県知事・黒岩祐治氏をはじめ、多数の要人から祝電をいただき、会場は華やかな雰囲気に包まれました。
祝賀会の特別来賓としてご出席いただいた牧島かれん衆議院議員より、藤元のこれまでの功績と、地域におけるものづくり産業への貢献を讃える祝辞を賜りました。牧島議員は、以前アキオコーポレーションを訪問された際の経験に触れながら、藤元が技術の継承と地域の活性化に果たしている役割を強調され、同社の活動が全国に誇れるものであると称賛されました。
参考:牧島かれん氏がアキオコーポレーションを訪問した様子(2023年10月):
https://ameblo.jp/makishimakaren/entry-12823277548.html
藤元晶扇のプロフィールと功績
藤元晶扇(昭和42年10月13日生まれ)は、1996年に「アキオコーポレーション」を設立し、技術力と提案力を強みに、家具製作・椅子張りにおいて高い評価を得ています。多くの顧客に信頼されるだけでなく、この業界の発展やイベント活動においても革新的な試みを続け、若手職人の育成にも力を注いできました。
福祉活動にも力を入れ、災害支援物資の寄付や児童養護施設での職業訓練など、地域社会への貢献を続けています。その功績が認められ、2023年11月には「黄綬褒章」を56歳の若さで受章。さらに、2019年に「現代の名工」として表彰、2020年には「ものづくりマイスター(家具制作)」としても認定されています。
晶扇コーポレーション(アキオコーポレーション)について
アキオコーポレーションは、神奈川県で業界初となる「現代の名工」を輩出した唯一の企業です。「現代の名工」とは、卓越した技能を有する職人に与えられる厚生労働大臣表彰の通称で、国内でその分野の第一人者として認められた人物に贈られる栄誉です。
当社は、国内で唯一の「現代の名工」として、卓越した技術を基盤に、「安心」かつ「丁寧」な仕事を提供しております。
また、作業スタッフ全員が厚生労働大臣認定「一級家具製作技能士」の資格を有しており、家具の製造・張替えからテレビ番組のオブジェ製作まで幅広い分野に対応しています。
創業者の藤元は、椅子屋一家に生まれ、椅子製作の家業に従事した後、完全独立を果たし、道具も顧客もない状況からも 「どんな仕事も断らず、お客様に喜んでいただく」という理念を大切に困難を乗り越え、事業を拡大。
個人では業界初の東京国際家具見本市への出展を通じて、高い技術力と提案力を評価され、浅草雷門の提灯製作などユニークな挑戦も手がけてきました。椅子張りの材料と技能を活かした提灯は、都庁にも1年間展示され、話題を呼びました。
また、ドクターXのオペ台製作など話題性のあるプロジェクトにも携わり、
海外での技術指導やボランティア活動を通じて、
伝統を守りながら新たなチャレンジを続けています。
【会社概要】
社名:晶扇コーポレーション(アキオコーポレーション)
本社所在地:〒259-1312 神奈川県秦野市春日町1-33-1階
代表:藤元 晶扇【フジモト アキオ】
事業内容:イス、ソファ製造張替え、インテリア全般、オーダーメイド、オブジェ製作、フトン張り、既製品販売、歯科ユニット、張替え、地方出張、海外技術指導 等
設立:1996年4月
HP : https://www.isu-sofa.com/
Mail : info@isu-sofa.com
<本件に関する報道関係者様からのお問合せ先>
アキオコーポレーション 代表 藤元晶扇
TEL:0463-89-5280/Mobile:080-4523-5434(フジモト)/Email: info@isu-sofa.com
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