医療法人社団しろひげファミリー監修!ひきこもりの方の声をカタチに カフェを起点に地域とひと、医療・福祉が身近につながる
不登校やひきこもりの方への就労支援や、食を通して孤立をなくす
―不登校・ひきこもりの方が抱える、就労や食生活への課題
江戸川区を拠点に様々な支援事業を運営する株式会社ホワイトビアードは(本社:東京都江戸川区、代表:山中 光茂)~地域とつながる。ひとがつながる。~をコンセプトに、カフェを起点としたひきこもりの方に向けた新たな就労場所の提供や、医療法人社団しろひげファミリーの医療・福祉従事者と連携し、地域の方々が自然につながるカフェひげぞ~のいえを江戸川区・都営新宿線瑞江駅徒歩1分の場所に11月29日(金)に開設いたします。
今回の開設の背景は、ひきこもりの方などの支援を行う、「江戸川区駄菓子屋居場所 よりみち屋」の運営を通して感じたことがきっかけです。2年間で延べ1万3千人以上の方々にご利用いただき、特にひきこもりの方や不登校の方、そのご家族との関わりの中で、食や健康に対しての知識不足による食生活等の生活習慣の乱れや人との関わり、親子関係の不安定さが、こころの健康に大きく影響することを実感しました。この経験から、地域が家族としての機能を持ち、地域を巻き込んだ食を通した支援が必要だと確信しました。カフェという、誰もが利用できる空間で地域に自然と溶け込むことで、気軽に医療・福祉の相談もできる、地域全体の『いえ』となるような場所を目指します。また、就労支援としてカフェ準備や接客業務を新たに設け、就労の幅も広げていきます。近隣のよりみち屋とも連携をしながら、午後の一部の時間を開放し、不登校の子どもたちの第三の居場所として、宿題のサポートやおやつを食べる・つくる体験の提供も今後行っていきたいと考えています。
ーカフェオープンのきっかけは、ひきこもり居場所事業の利用者の声から
ひきこもりの長期高齢化、8050 問題が深刻で全国にひきこもりの方が増加しています。内閣府調査では、全国にひきこもりの方が 115 万人と推定され、事業の拠点とする江戸川区が独自で18万世帯を対象に調査を行った結果、当事者数は9,096人(当調査7,919人+不登校1,113人+ひきこもり支援者数64人)という現実が見えてきました。支援施策を強化する江戸川区との連携事業として、2023年からスタートしたひきこもり支援推進事業「江戸川区 駄菓子屋居場所 よりみち屋」では、これまでにひきこもりの方1,900人以上に利用していただいております。そんな居場所事業を運営する中で、利用者とのなにげない会話で特に多かったのは、就労の不安と食生活等の生活習慣の課題。
「働きたいけど、就労の場所がない」「対面対応のむずかしさ」
「規則正しい生活や食に関する意識の低さ」
「家族にいざという時に頼れないという孤独感」
「身体への影響(痩せすぎ・肥満傾向等)からくる心への影響」
これら就労と食生活に関するさまざまな課題を解決するために、今回のカフェのオープンに至りました。これまでよりみち屋で実施してきた駄菓子の販売以外にも、カフェでの下準備、接客業務の就労体験の場を新たに設けることで、就労体験の場を作り、ひきこもりの方の就労の幅を広げたいと考えています。カフェでは、ひきこもりの方に就労場所を提供する以外にも、B型就労事業所で働く方の施設外就労先としても活用して頂き、就労能力や工賃(賃金)の向上および一般就労への移行の課題にも向き合います。また、医師や看護師、精神保健福祉士等の医療従事者による健康や栄養の相談会なども実施し、並行して生活へのサポートも行っていきます。
ひげぞ~のいえ
今回開設するカフェ「ひげぞ~のいえ」カフェの準備や接客業務など、就労体験の幅を広げる。栄養士、保育士、元塾の講師がスタッフとして運営します。
江戸川区駄菓子屋居場所 よりみち屋
2023年に開設した江戸川区委託事業「江戸川区 駄菓子屋居場所 よりみち屋」ひきこもりの状態の方への居場所提供や、就労体験等を行っています。
ー医療・福祉と気軽につながり、会話のできる場として
ひとと地域のつながりを深めることも、コンセプトの一つ。ここで働くスタッフは、挨拶や声がけを意識し、お店に来ていただいた方に、食事の提供だけではない温かいサービスや孤独感を感じさせない雰囲気も提供し、家で安心して過ごすような安全基地となる空間を提供していきたいと考えています。また、安心した空間だからこそ本音でリラックスして会話が弾む。医療や福祉従事者への相談できる相談会も定期的に実施し、医療・福祉をもっと身近に感じられる場所にしていきたいと思っています。
ー今後のイベント開催
就労継続支援事業所のサテライトスペースの提供として、
12月20日(金)にマルシェイベントを開催いたします。
ー地域の障がい者施設とつながり、就労困難者に就労提供を行う
地元の就労継続支援B型事業所とつながり、工賃向上への課題にも向き合う
提供するメニューで使用する珈琲やコッペパンは、江戸川区の就労継続支援B型事業所と共同開発しているものを使用し、地域と一体となって、障がい者の就労支援や社会参加のきっかけとなるような場所にもします。
また、就労継続支援B型事業所で働く方の施設外就労先としてもひげぞ~のいえを活用していただき、就労能力や工賃(賃金)の向上および、一般就労への移行の課題にも共に向き合います。
ー珈琲焙煎作業所SRM江戸川<SOCIAL ROASTERS MARKET>
珈琲焙煎作業所SRM江戸川は、障がいをお持ちの焙煎士が活躍する本格焙煎珈琲販売を主とした福祉施設。共同開発したオリジナル珈琲の提供と、障がい者のバリスタを招いたイベントを開催します。
https://www.srm-tokyo-coffee.shop/
―パン屋<エスプリドゥ>
障がい(知的・精神・身体)をもつ方を対象とした日中活動の場としてパン屋を運営する「エスプリドゥ」。障がいをもつ方が作ったコッペパンを使用した軽食もメニューに並ぶ。ただ仕入れるだけでなく、パンを製造する障がいをもつ方への就労場所の提供として、マルシェ等のイベントも実施します。
ひげぞ~のいえ店舗情報
ひげぞ~のいえ
~地域とつながる。ひとがつながる。~
【ひげぞ~のいえ】
11月29日(金)グランドオープン
所在地:
東京都江戸川区南篠崎町2-10-5
日のでアパルトマン 1F
営業時間:10:00~17:00(売り切れ次第終了)定休日:木曜日・日曜日・年末年始
電話番号:03-5879-7766
メニュー:コッペパンサンド、珈琲、軽食
instagram:@higezo_no_ie
株式会社ホワイトビアードについて
【会社概要】
2022年に、医療、介護、障がいなどのサービスを利用している方々や支えるご家族が、日常を今よりもっと”自由に”、ちょっと”笑顔に”なれる場所やサービスを提供したいという思いで設立しました。
代表でもあるしろひげ在宅診療所の院長の山中が医療福祉の現場経験を活かし、日常生活のさまざまな声に寄り添いながら地域や社会に向けた活動を日々行っています。病気や障がいに向き合っている”今”がちょっとでも”笑顔”になれる”あったらいいな”を創造し、活動しつづけていきます。
株式会社ホワイトビアード
本社所在地:東京都江戸川区瑞江2-4-3 プラウド瑞江102
代表取締役:山中光茂
設立: 2022年
主な事業内容:
江戸川区駄菓子屋居場所 よりみち屋(江戸川区委託事業)
想い出コンシェルジュ
医療福祉採用コンサルティング事業
ひげぞ~のいえ
監修:医療法人社団しろひげファミリー
本社所在地:東京都江戸川区東瑞江3-55-11
理事長:山中光茂
設立: 2018年
主な事業内容:
訪問診療
訪問看護
居宅介護支援
訪問介護
認定栄養ケア
社会貢献事業
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