優秀な若手音楽家を輩出する「アカデミー機能」の維持・発展のため、兵庫芸術文化センター管弦楽団がクラウドファンディングを開始。
500万円を目標に10月31日(火)まで支援募集。返礼品に9/8~9/10開催の第144回定期演奏会(指揮・芸術監督:佐渡裕、ピアノ:反田恭平)を記念した佐渡裕×反田恭平の連名サイン色紙などを用意。
(プロジェクトページURL:https://readyfor.jp/projects/hpac2023)
兵庫芸術文化センター管弦楽団(通称PAC:パック)は、プロオーケストラでありながら「アカデミー機能」が特徴のオーケストラです。35歳以下の若手音楽家を対象に国内外でオーディションを行い、入団したメンバーは最長3年の在籍期間中、定期演奏会やオペラ公演等の演奏活動、国内外からコーチとして招聘する経験豊富なオーケストラ奏者との共演や個人レッスン、模擬オーディションへの参加を通じて、オーケストラ奏者としての技術を磨きます。また、メンバーには防音室付きの住居を提供し、海外のオーケストラのオーディションを受けに行くための渡航費を一部補助するなど、他のオーケストラにはない独自の取り組みを行っています。2005年の創設当初から続けているこの活動が実を結び、現在は100名を超える卒団メンバーが世界各地のオーケストラで活躍しています。
PACではこれまで、国内外でのオーディション開催や住宅補助、渡航費補助などは入場料収入で賄ってきました。しかしコロナ禍で入場料収入が大幅に減少したうえ、特に海外オーディションの開催や渡航費については、物価高騰や円安の影響も大きく受けています。そこで、PACが大切にしてきた「アカデミー機能」維持・発展のため、クラウドファンディングを通じて広く支援をお願いすることにしました。
◾クラウドファンディングプロジェクト概要
・プロジェクトタイトル:「【兵庫芸術文化センター管弦楽団】世界へ羽ばたく音楽家たちにご支援を」
・ページURL:https://readyfor.jp/projects/hpac2023
・実行者 :公益財団法人 兵庫県芸術文化協会 兵庫芸術文化センター管弦楽団
・目標金額:500万円
・形式 :通常型(一部コースに寄附金控除あり)/All in形式
※All in形式では、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、必要金額分を自己負担するなどして運営いたします。
・公開期間:2023年9月8日(金)10時〜 10月31日(火)23時
・資金使途:兵庫芸術文化センター管弦楽団の運営費用
◾支援コースの例
・第144回定期演奏会記念サイン色紙(佐渡裕×反田恭平)コース…50,000円
・PACオリジナルDVD「わくわくOnlineオーケストラ教室『新世界より』」コース…20,000円
・PACオリジナルノベルティグッズ詰め合わせコース…10,000円
・PACオリジナルステッカーコース…5,000円
その他、純粋応援コースをご用意しています。
◾芸術監督 佐渡裕からコメント
これまでに100名を超える卒団メンバーが世界23の国と地域、80楽団で主要メンバーとして活躍しています。今後さらにPACのシステムを強化し、ますます優秀な人材を輩出していきたいと考えていますので、若い演奏家達の飛躍のために皆様のお力をお貸しいただけないでしょうか。温かいご支援を何卒よろしくお願いいたします。
◾兵庫芸術文化センター管弦楽団プロフィール
阪神・淡路大震災からの復興のシンボルとしてオープンした兵庫県立芸術文化センター((公財)兵庫県芸術文化協会が運営)の専属オーケストラとして2005年9月に設立。楽団員の在籍期間は最長3年。国内外でオーディションを行い、世界各地から将来有望な若手演奏家を集め、様々な公演を通じオーケストラ奏者としての経験を積み、優秀な人材を輩出するアカデミーの要素も持つ、世界でも類を見ない新しいシステムのオーケストラ。芸術監督は世界的指揮者である佐渡裕が創設時より務め、地元に愛されるオーケストラとして地域に密着した活動を行っている。定期演奏会の回数は年9回27公演と国内でもトップクラス。その他、中学1年生を対象とした「わくわくオーケストラ教室」、芸術監督プロデュースオペラでの演奏など多彩な活動を展開。2006年関西元気文化圏賞ニューパワー賞、2011年神戸新聞平和賞、2017年ミュージック・ペンクラブ賞受賞。
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