スタートアップスタジオ「みらいスタジオ」からのカーブアウト企業「クリエイターのうえきばち」に、同スタジオが株主として参画

クリばち

2025年4月4日 15時00分

サマリー

株式会社クリエイターのうえきばち（東京都千代田区、代表：山縣帆高）は、スタートアップスタジオである株式会社みらいスタジオ（東京都千代田区、代表：兼城駿一郎）からのカーブアウトを経て設立されたスタートアップであり、この度、同スタジオが株主として参画したことをお知らせいたします。

株主参画の背景

クリエイターのうえきばちは、スタートアップスタジオであるみらいスタジオ内で事業検証を行い、2024年にカーブアウトの形で設立されたスタートアップ企業です。
現在は、ノーコードゲーム制作Webアプリの開発と、クリエイター支援コミュニティ「NextCreators」の運営を行っております。
このたび、事業の独立および成長加速のため、当社の出自でもあるみらいスタジオが株主として参画することとなりました。
みらいスタジオは、事業の構想段階からメンタリングをいただいており、今回の出資により、今後も開発・経営・資金調達など、スタートアップスタジオとしての幅広い支援を通じて当社を後押しいただきます。
私たちは、みらいスタジオと対等なパートナーとして協力しつつ、「創作における環境的ハードルを破壊する」というミッションの実現に向けて、独自の戦略とスピード感をもって挑戦を続けてまいります。

今後の事業展開について

「クリエイターのうえきばち」は、"誰もが創作に挑戦できる世界の実現"を目指し、テンプレートを改造しながらゲーム制作が可能なノーコードゲーム制作プラットフォームを開発しています。

現在は、イラストレーターや初心者クリエイターが自作のキャラクターや素材を活かして「パズル」「アクション」「ノベルゲーム」などを制作できるテンプレート機能を提供しており、Discordコミュニティ「NextCreators」内での価値検証を通じて、スイカゲーム風・ロックマン風など、需要の高いジャンルを中心に改善を重ねています。

現在はプレシードフェーズにあたり、コミュニティとの対話を通じてプロトタイプの検証・改善を進めつつ、2025年前半での本番版アプリリリースを目指して開発を進めています。短期的には、より直感的なUI・UXの改善、テンプレートの追加、作品公開・共有の導線強化を進めており、正式版では有料オプションや販売機能の実装も予定しています。

中期的には、ゲームのマーケットプレイス機能の展開や、ロジックの細かなカスタマイズ機能の追加、自社IPを保有する企業との連携による“二次創作プラットフォーム”としての価値向上などを見据えています。

クリエイターのうえきばち代表取締役コメント

みらいスタジオ代表取締役の兼城さんには、自分が在学中の頃から事業アイデアの壁打ちや開発の相談など、継続的にご支援いただいてきました。このたび株主としてご参画いただけることを、大変心強く、また光栄に思っております。

今回のご支援を契機に、クリエイターのうえきばちはさらなる成長を目指し、ノーコードゲーム開発Webアプリのサービスリリースに向けて、価値検証および開発を一層推進してまいります。

今後も、私たちのビジョンである「誰もが創作に挑戦できる世界の実現」に向け、チーム一丸となって邁進してまいります。

株式会社クリエイターのうえきばち代表取締役

山縣帆高

みらいスタジオ代表取締役コメント

山縣さんは学生時代からクリエイター支援に強い想いを抱いており、頻繁にみらいスタジオメンバーと事業アイディアのディスカッションなどをしていました。
いよいよこの度、満を持してクリエイターのうえきばちが設立され、弊社からも出資をさせていただくことになり、当時からの姿を知る私としても非常に期待をしているところです。
みらいスタジオ在籍期間に多くのスタートアップや新規事業案件のご支援をしたことで培った開発力・ビジネス力が十分に発揮され、目指す世界観の実現に至ることを願い、弊社としても引き続き支援してまいります。

株式会社みらいスタジオ代表取締役

兼城駿一郎