ジョセフ・ウォルシュが、アイルランドの芸術を代表するアンバサダーに抜擢
4月13日(日)より、大阪・関西万博アイルランドパビリオンにて、4月17日(木)より、今年新たに開館するアイルランドハウス東京にて、新作発表

美の普遍性を提唱し、日本の芸術を世界で再価値化することを目指す国際的現代アートギャラリー、ア・ライトハウス・カナタ(東京都港区、代表取締役:青山和平)は、2025年4月13日(日)〜10月13日(月・祝)に開催する「大阪・関西万博アイルランドパビリオン」にて、また、4月17日(木)〜5月20日(火)まで、「駐日アイルランド大使館(以下、アイルランドハウス東京)」にて開催予定の『RINN / 輪 — アイルランドと日本を結ぶ「つくる行為」「地域性」そして「時の流れ」』にて、所属アーティストであるジョセフ・ウォルシュの新作「Magnus Rinn」「Enignum Rinn」の展示を行います。
本企画は、今年開館する新たなアイルランドハウス東京の開館記念文化プログラムの一環として、特別に企画されました。大阪・関西万博アイルランド・パビリオンでは、「創造性と人々のつながり」というテーマのもと、ジョセフ・ウォルシュがアイルランドの芸術を代表するアンバサダーとして抜擢され、作家初となる大規模な屋外彫刻『Magnus Rinn』を展示いたします。また同時に、アイルランドハウス東京では、ジョセフ・ウォルシュをはじめ、当ギャラリーに所属する日本人アーティストとアイルランドのアーティストが出展するグループ展『RINN / 輪 — アイルランドと日本を結ぶ「つくる行為」「地域性」そして「時の流れ」』を開催いたします。
ジョセフ・ウォルシュは、木材の自然美を存分に活かし、彫刻と家具の狭間を往来する美しいシルエットの作品で世界的な評価を博しています。壮大なスケールの彫刻から一点物の特注作品まで、彼の作品はすべて、素材に対する直感的な理解と革新的な技術、そして表現豊かなフォルムへの取り組みを示しています。これまで世界中のさまざまな施設や公的機関からの重要な委託作品を手がけたほか、ユニバーシティ・カレッジ・コークからの名誉博士号、アイルランド国立美術館での大型展示、さらにはパリの装飾芸術美術館やアメリカのメトロポリタン美術館など著名な美術館へ収蔵されるなど、アイルランドを代表するアーティストの一人です。
日本の芸術はアイルランドと共通項が多く、自然素材や技巧を重視し、西洋の固定観念である「芸術」と「工芸」の区分けが他国に比べ曖昧な歴史があります。両文化は伝統への深い敬意と同時に、存在の儚さに対する認識を大切にし、その結果として、すべての芸術形式において継続性と畏敬の念が表れています。
日本ではまだ知られていないアイルランドと日本のつながり、その歴史性と共通点が感じられる貴重な機会を、ぜひ東京・大阪それぞれの会場でお楽しみください。
大阪・関西万博アイルランドパビリオン
ジョセフ・ウォルシュ展示作品「Magnus Rinn」

ジョセフ・ウォルシュは、大阪・関西万博アイルランドパビリオンにおいて、作家初となる大規模な屋外彫刻、「Magnus Rinn」を発表します。円環の流れるシルエットが特徴的なこの作品は、ブロンズから木材へと素材が移り変わり、最終的に金箔で仕上げられています。下部はブロンズで構成され、ジョセフ・ウォルシュの手の痕跡を残した質感が与えられることで、人間と自然の関係性を視覚的に表現しています。上部は高性能のオーク材を用い、ジョセフ・ウォルシュ・スタジオで新たに開発された革新的な技術工程を駆使し、自由曲面の三次元積層技術により成形。作品全体は金箔で覆われ、木目が金箔の下から浮かび上がるような仕上げとなっています。円環の動きが時の流れを写し出し、共生と調和の象徴となる本作は、アイルランドパビリオンを代表する存在として展示されます。
ジョセフ・ウォルシュ「Magnus Rinn」
◆会場:大阪・関西万博内 アイルランドパビリオン
◆所在地:大阪市此花区夢洲
◆開催期間:2025年4月13日(日)~10月13日(月)
◆開催時間:9:00-22:00
◆主催:アイルランド外務省
◆企画:ア・ライトハウス・カナタ、ジョセフ・ウォルシュ・スタジオ、アイルランド大使館
◆公式サイト:https://www.ireland.ie/en/expo/
アイルランドハウス東京
展覧会『RINN / 輪 — アイルランドと日本を結ぶ「つくる行為」「地域性」そして「時の流れ」』
アイルランドハウス東京では、日本とアイルランドの「つくる文化」と「地域性・時間の流れとの関係」を探求する展覧会を開催します。ジョセフ・ウォルシュをはじめ、当ギャラリーに所属する日本人アーティストとアイルランドのアーティストが出展。日本とアイルランドの作り手たちの交流から着想を得た本展は、ジョセフ・ウォルシュと ア・ライトハウス・カナタの青山和平の共同キュレーションにより実現しました。アイルランドと日本の芸術家や建築家による新作を含むおよび協働作品を通じて、「循環(サーキュラリティ)」という概念、つまり、人々のつながり、場所との関係、過去と未来へのつながりを、素材の探求を通じて表現します。
展覧会『RINN / 輪 — アイルランドと日本を結ぶ「つくる行為」「地域性」そして「時の流れ」』
◆会場:アイルランド大使館(アイルランドハウス東京)
◆所在地:東京都新宿区四谷本塩町1-6 アイルランドハウス
◆開催期間:2025年4月17日(木)~5月20日(火)
◆開催時間:月曜日~金曜日(休館日を除く)10:30~12:00および15:00~16:30 ※事前予約制。詳細は公式サイトを確認してください。
◆参加日本人作家:安田侃、深見陶治、岸映子、福本潮子、尾崎悟、横山修
◆参加アイルランド人作家:Joseph Walsh, Sara Flynn, Joe Hogan, Frances Lambe, Deirdre McLoughlin, Sean Scully/Mourne Textiles collaboration
◆主催:アイルランド外務省
◆企画:ア・ライトハウス・カナタ、ジョセフ・ウォルシュ・スタジオ、アイルランド大使館
◆公式サイト:https://www.ireland.ie/ja/japan/tokyo/
◆お問合せ:TEL: 03-3263-0695 MAIL:Press.Office@dfa.ie
上記の企画は、日本とアイルランドの永続的な友好関係を祝うために、アイルランド政府、アイルランドの「作り手」によって設立された非営利財団「Making In Cultural Programme」、そして「ジョセフ・ウォルシュ・スタジオ」との連携によって実施されます。
ジョセフ・ウォルシュ / Joseph Walsh

Joseph Walsh(ジョセフ・ウォルシュ)は1979年にアイルランド南部のコーク州で生まれ、1999年に自身のスタジオと工房を設立し、現在もそこで制作を続けています。正式な美術教育は受けておらず、ヨーロッパ各地のマスタークリエイターを訪ねながら、自らの技術を磨き、木工の深い知識を習得しました。伝統的な技術を基盤にしつつも、異なる工芸技術を取り入れ、新たな制作方法や形状を生み出してきました。その結果、日本大使館やアイルランド国立博物館をはじめとする、さまざまな宗教施設や公的機関からの重要な委託作品を手がけることになりました。
初期の実験的な取り組みを経て、彼は従来の制作ルールを打ち破り、さらには自身が確立した技法さえも超越し、現在知られている大胆かつ表現力豊かな作品を生み出すようになりました。彼の作品は木材、大理石、青銅といった多様な素材で制作され、ユニバーシティ・カレッジ・コークからの名誉博士号、アイルランド国立美術館での大型展示、さらにはメトロポリタン美術館やポンピドゥセンターをはじめとする著名な美術館・コレクションへの収蔵といった評価を得ています。
主要な収蔵先
- ポンピドゥセンター(フランス)
- メトロポリタン美術館(アメリカ)
主な個展
- 2024年 「Joseph Walsh & Sara Flynn: Contexte et Collaboration」 (パリ・フランス)
主なグループ展
- 2023年 「Design At Large」 (上海・中国)
講演・トーク
- 2024年 アートハウス (シンガポール)
受賞・表彰
- 2020年 ジャック・レノア・ラーセン賞 (ニューヨーク・アメリカ)
ア・ライトハウス・カナタ / A Lighthouse called Kanata
2007年の設立以来、ア・ライトハウス・カナタ は21世紀における現代日本美術の再評価に取り組み、多様な視点から現代美術の境界を拡張することを目指しています。美的伝統の再発見と進化を通じて、カナタは日本国内外のアーティストによる抽象絵画や彫刻に焦点を当て、素材へのこだわりを通じて新たな美の概念を創造しています。
年間4~5回の展覧会を開催し、6~8の国際アートフェアに出展。また、新進気鋭のアーティストから、確立されたベテラン作家までを記録・紹介する出版活動を通じて、そのプログラムをさらに充実させています。さらに、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、ヴィクトリア&アルバート美術館(ロンドン)、龍美術館(上海)など、世界の主要な文化機関と協力し、ギャラリーの独自の視点と美学を国際的な舞台で発信するためのプラットフォームを創出。2025年秋、東京・表参道の自社ビルへの移転を予定しています。
公式サイト:https://lighthouse-kanata.com/
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