【サービスページ公開のお知らせ】日本有数のSDGsアクション先進地、沖縄県恩納村に貢献するサンゴの村づくり体験プログラム

本プログラムは、沖縄県の典型的課題である陸域から流出する赤土等による環境問題を踏まえた持続可能な取り組みについて、現地で学び、体験を通し地域に貢献する参加型交流プログラムです。

株式会社18project

株式会社18project(沖縄県那覇市)は、地域の持続的発展に貢献することを目指し、サステナブルツーリズムを推進する事業者とともにプロジェクトに取り組んでいます。

この度、沖縄県恩納村で赤土等流出対策にとりくむ農業環境コーディネーターの桐野 龍(きりの りょう)氏と、株式会社大栄コンサルタント(沖縄県浦添市)のサステナビリティ事業室長を務める 岩村 俊平(いわむら しゅんぺい)氏にサポートをいただき、既存プログラムの積極的なアレンジに加え、学び、体験を通して地域に貢献する参加型交流プログラムを開発しました。

さらに、旅行体験の質を向上させ持続可能な取り組みとなることを目指し、プログラムへの参加案内や活動実績を伝えていく専用ページを2024年12月16日に公開いたしました。これら活動に関わる地域の専門家による、自然に根差した解決策(Nature-based Solution:NbS)のリアルをお伝えするとともに、地域の住民と観光客とが相互に関わりあえる機会を創出いたします。

▶詳細はこちらからご確認ください

https://sustainable-tourism.jp/coralvillagetour/

本プログラムの目的

恩納村は、サンゴ礁が広がる美しい海と自然に恵まれた国内有数の観光リゾート地です。2018年には「サンゴの村宣言~世界一サンゴにやさしい村~」が行われ、2022年にはSDGs未来都市(内閣府所管)に選定されています。この恵まれた自然環境を次世代に残し続けるための活動の一つとして、ミツバチを利用した村づくり、地域作りを目指した「Honey & Coral Project(以下、HCP)」が行われています。本プログラムの主な特徴は、そんなネイチャーポジティブの先進地である恩納村のHCPを通して【村づくりに参画】できることです。

▼なぜ、ミツバチなのか?

沖縄では、サンゴをはじめとする海の生き物や景観に悪影響を及ぼす赤土等の流出対策が課題となっています。HCPでは、畑から赤土を含む水が外に出るのを緩和するため周りを植物で囲むことに加え、主たる作物を栽培していない農閑期にも畑の赤土がむき出しにならないよう花の咲く緑肥植物を栽培しています。この緑肥植物等の花を蜜源として農家が副業によりミツバチを養蜂し、ハチミツを販売することで得た収入により持続可能な赤土対策にすることを目指しています。

この副業養蜂を環境保全活動のシンボルとして発信、普及させることは、HCPに携わる関係者の願いであるとともに、沖縄の美しい自然環境を保全することにつながります。

プログラムの特徴

特徴1. 高い専門性をもったコーディネーター、研究者によるプログラムの提供

地域に根ざし、現場を熟知した専門コーディネーター、OISTの学生がプログラムをリードします。フィールドワーク、意見交換を通じて地域の多様性あふれる自然環境、異文化交流を楽しむことができます。

特徴2. 沖縄科学技術大学院大学 (OIST) での施設体験

世界屈指の研究機関でありながら、自然環境と共存するユニークで近未来的な施設や周辺景観も見どころの一つです。

特徴3. 地域還元による村づくりへの参画

本プログラムは、赤土流出対策への直接的な貢献とともに参加費用が地域住民の収入として還元されることによって、村づくりに参画できる仕組みとなっています。

プログラムの内容

PROGRAM(1) 恩納村サンゴの村づくり講義

HCPの背景と目的、プロジェクトの仕組みや運営状況等の全体を解説します。赤土流出の構造と赤土流出対策の様子が目で見てわかる、模型を使ったデモンストレーションは、参加者の興味を高め理解を深めます。

PROGRAM(2) 講義&グループディスカッション

OISTの学生が研究課題をテーマとして講義を行い、さらに養蜂が既存の生態系に与える効果や影響について学生と参加者がグループディスカッションを行う特別なプログラムです。

FIELDWORK(1) ベチバー&養蜂の現場体験

現地の農家を訪れ、「グリーンベルト(植生帯)」とよばれる赤土流出対策に用いられるイネ科植物のベチバーを観察します。また赤土対策の収入源となる養蜂を視察し、採れたてのハチミツを試食します。

FIELDWORK(2) 沈砂池の現場体験

赤土等が海に直接流れ込まないよう河口域に設けられた「沈砂池」の現場を訪れ、赤土等の堆積状況、生物多様性の観点から外来種の生息状況等を観察します。

※時期に応じて、赤土等を海に流さないための維持管理として行われるクリーンアップ作業が体験できます。

WORKSHOP ベチバークラフト体験

恩納村では収穫したベチバーを商品化することで新たな産業・雇用を生み出しています。ベチバーを使ったクラフト作りはこの地域でしか得られないお土産となるだけでなく、地域づくりに貢献します。


▼コーディネーター

農業環境コーディネーター:桐野 龍(きりの りょう)

沖縄県の典型的課題である陸域から流出する赤土等の環境対策、それら取り組みの普及において第一線で活動を行う。本プログラムにおいては、産官学連携において全体のコーディネートとHCPの取り組み活動について講義を担う。

▼サポーター

株式会社大栄コンサルタント(沖縄県浦添市)

サステナビリティ事業室長: 岩村 俊平(いわむら しゅんぺい)

<関連活動>

・沖縄県SDGs専門部会委員

・MICE開催におけるサステナビリティガイドライン作成委員会委員

・沖縄MICEネットワークサステナビリティ部会長

・(一財)沖縄県公衆衛生協会リジェネラティブ事業統括官

恩納村[サンゴの村づくり]ツアー ーネイチャーポジティブ先進地、サンゴの村 恩納の旅―

▶詳細はこちらからご確認ください

https://sustainable-tourism.jp/coralvillagetour/

株式会社18projectは、パートナーシップによる新たな再生事業デザインを構築し、地域経済の持続的発展に貢献することを目指したプロジェクトに取り組んでいます。

▶本プレスリリースに関するお問い合わせ先

【サステナブルツーリズム事業事務局】

株式会社18project

E-mail:contact@sustainable-tourism.jp

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社18project

0フォロワー

RSS
URL
-
業種
サービス業
本社所在地
沖縄県那覇市松川1-16-16
電話番号
-
代表者名
山城 廉太
上場
未上場
資本金
-
設立
2024年02月