【神奈川・鎌倉】オフィスの古紙を、花が咲く再生紙「シードペーパー」へ循環するプロジェクト『古紙から花へ』、開始1年で扱った古紙の重量が750kgを達成

中京テレビ放送株式会社様・横浜幸銀信用組合様等、すでに20以上の大手企業や自治体で導入、名刺やカレンダー等に活用されています。土に埋めると花が咲く、夢のある100%再生紙です。

有限会社 スープ

回収した古紙が「花咲く和紙」のカード、ブランドタグ、メモ帳、そしてうちわに

2022年より国産シードペーパー「花咲く和紙」の普及に取り組んできた有限会社スープ(神奈川県鎌倉市)は、2023年から古紙循環プロジェクト「古紙から花へ」を手がけています。プロジェクトの立ち上げから1年が経ち、20社以上の企業や団体が参加。2024年12月には、回収した古紙の総量が750kgに達し、名刺約50万枚分に相当する花咲く和紙が、名刺やブランドタグ、そしてカレンダーなどのノベルティへと生まれ変わりました。


サステナブルなアクションが企業活動における重要な要素とされるなか、本プロジェクトは、廃棄予定だった古紙を価値ある製品にアップサイクルしてゴミの量を削減するだけでなく、広告販促物として使用することで、紙資源を循環させる仕組みを実現しました。さらに、土に埋めて花を育てることで、周囲に緑を増やします。このように、社会的なニーズに応えながら企業と環境の双方にメリットをもたらしています。

古紙循環プロジェクト「古紙から花へ」

シードペーパーは古紙を原料に植物の種を漉きこんだ、環境にやさしい100%再生紙です
2022年に誕生した日本製シードペーパー「花咲く和紙」
捨てられてしまうブランドタグも「花咲く和紙」ならお客様のもとで花を咲かせます
回収した古紙は「花咲く和紙」のショップカードや名刺にアップサイクル

古紙循環プロジェクト「古紙から花へ」をスタートした背景

有限会社スープは、2009年にアメリカのBloomin社と提携し、日本およびアジアでシードペーパー関連事業を展開してきました。2022年にはコロナ禍を経て花咲く和紙を開発し、販売開始しました。

目標13「気候変動に具体的な対策を」目標15「陸の豊かさも守ろう」

この花咲く和紙は、”紙を土に還し、草花を増やす”ことで、SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」目標15「陸の豊かさも守ろう」にも貢献する製品です。

当初は、自社や協力会社で集めた古紙を使用していましたが、資源循環の取り組みをさらに拡大するため、2023年に古紙循環プロジェクト「古紙から花へ」を開始しました。

目標12「つくる責任、つかう責任」

このプロジェクトでは、ユーザー企業にも古紙回収とアップサイクルに参加していただき、集めた古紙を名刺やカレンダーなどのノベルティに生まれ変わらせてお届けしています。これは、目標12「つくる責任、つかう責任」につながっています。

地球温暖化や森林破壊が進むなか、「古紙から花へ」のような取り組みは、廃棄物削減と新たな価値創出の面で注目されています。資源循環やSDGsへの貢献が重視される現代において、このプロジェクトは資源のクローズドリサイクルと企業の社会的責任を果たす手段となり、環境意識が高まる消費者のニーズにも応えることで企業のブランド価値を向上させるねらいもあります。

回収した古紙をシュレッダーで細かくし、再生パルプをつくります

プロジェクトへの参加事例

中京テレビ放送株式会社 様

人事異動で不要になった大量の名刺(30kg)を子供向けのミニうちわ 3,000枚にアップサイクルしました。うちわはイベントや企業見学会などで配布されています。2023年、2024年とご継続いただいています。

各フロアに回収箱を設置
「花咲く和紙」のうちわになりました

担当者の声

不要になった名刺がノベルティに生まれ変わることで、自分たちもSDGs活動に参加しているんだという実感を社員も得られたと思います。予想以上に大量の名刺が集まったのでシュレッダー作業は大変でしたが、シードペーパーが広くみなさんに知られていくといいですね。

中京テレビ放送 公式ホームページ

株式会社 いすゞテクノ 様

社内の古紙7kgを再生した花咲く和紙がさまざまなアイテムに展開されました。
うちわは夏のイベントのノベルティに、ひのき台座のカレンダーは2025年に向けて、そして名刺はもちろんビジネスのシーンで利用されています。

社内の古紙がひのき台座のカレンダーとうちわになりました

担当者の声

SDGsの取り組みとして販促用に利用しました。受け取っていただいた方々にはとても好評です。

今後も社内外向けの活用のアイデアを増やしていきます。

いすゞテクノ 公式ホームページ内で紹介されています。

横浜幸銀信用組合 様

回収した古紙9kgで4,000枚の「花の種カード」を制作しました。

制作したカードは2024年9月2日~7日の「しんくみの日週間」にて29店舗の窓口でプレゼントされました。

9kgの古紙がかわいらしい花の種カードに

担当者の声

SDGsの取り組みとして素晴らしいと感じたため採用しました。

興味を持たれる方が多く、お花を植えるのを楽しみにしている様子でした。

横浜幸銀信用組合 公式ホームページ

「花咲く和紙」について

400年の歴史を誇る、山梨県身延町の和紙工房とともに試行錯誤を重ねて誕生しました。なめらかでしっとりとした風合いが特徴です。一枚一枚が手漉きと自然乾燥で丁寧につくられています。

また、花咲く和紙の印刷・加工を担うのは、障がいのある人たちが働く長野県の福祉作業所と神奈川県の特例子会社のチームです。

「花咲く和紙」は山梨県身延町の工房で丁寧に漉いています
紙漉きを担う障がい者雇用の協力会社(神奈川県相模原市)
長野県松本市のB型就労支援事業所にある「シードペーパー安曇野工場」
安曇野工場では「花咲く和紙」の印刷や加工を行っています
目標8「働きがいも経済成長も」

歴史あるものづくり企業と福祉作業所との協働によって届ける「花咲く和紙」は、SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」の推進にもつながっています。

古紙循環プロジェクト「古紙から花へ」参加方法

「古紙から花へ」の資源循環スキーム

古紙循環プロジェクト「古紙から花へ」には簡単にご参加いただけます。

  1. 花咲く和紙で制作したい商品のお見積もりをご依頼ください

  2. 必要な古紙の重量をお知らせします。最小ロットは古紙3 kgです

  3. 再生可能な古紙の種類をご確認ください。コピー用紙などオフィス古紙が向いています

  4. ご注文後、古紙を着払いにて弊社指定作業所にお送りください

  5. デザインデータをAdobe Illustratorでご入稿ください

お問い合せはこちら

有限会社スープ 代表コメント

シードペーパーは、土に埋めると花が咲くというコンセプトで、いま世界中で注目されている再生紙です。私たちは、花咲く和紙の製造にあたり、原料となる古紙を集めることからスタートしました。

せっかくなら、お客様自身が参加できる方法を提供できないか?

そんな発想から生まれたのが、古紙循環プロジェクト「古紙から花へ」です。このプロジェクトを通じて生まれた花咲く和紙の製品を手に取った人々が「育ててみよう!」と小さな一歩を踏み出したとき、未来に花を咲かせる取り組みが始まります。

社内で印刷したり、コピーを取ったりするオフィス用紙や人事異動のたびに廃棄される名刺など、まだまだ大量に消費される紙が存在します。その一部をリサイクルし、花咲く和紙のカードやノベルティとして新たな役割を持たせることが可能です。役目を終えた紙は、土に埋めれば芽が出て育っていく様子を楽しんでいただけます。

有限会社スープでは、2025年に向けて古紙処理や製造規模の拡大を目指し、1年で20社以上の参加を目指しています。また、この活動に賛同し、制作チームとして協力していただける事業所も募集しています。

有限会社スープ代表 野口 世津子

会社概要

名 称:有限会社スープ

住 所:神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-38 元松ビル3F-B

設 立:2003年3月

資本金:300万円

代表者:取締役社長 野口 世津子

有限会社 スープ ホームページ

シードペーパー公式ホームページ

Instagram : https://www.instagram.com/seedpaperjp?igsh=MXVsdTFuZnZzaHB2NA==

https://x.com/soupinc1?s=21&t=6j8RE7C30n2pUc4TTrESMQ

note https://note.com/seedpaperjp

本件に関するお問い合わせ先

担当:薮田 美和

TEL:0467-23-3778

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有限会社 スープ

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URL
https://seedpaper.jp/
業種
製造業
本社所在地
神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-38 元松ビル3F-B
電話番号
-
代表者名
野口 世津子
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2003年03月