PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
津軽弁の日(10月23日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日津軽弁の日(10月23日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月23日は「津軽弁の日」。今回は「津軽弁の日」の意味や由来を解説します。

また、「津軽弁の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に地方自治体や観光業界の方、青森県にゆかりのある企業などはぜひ参考にしてみてください。

「津軽弁の日」の意味・由来とは?

10月23日は「津軽弁の日」です。1987年(昭和62年)のこの日、青森県弘前市出身の方言詩人である高木恭造氏が亡くなったことに由来。1988年(昭和63年)にマルチタレントとして知られる伊奈かっぺい氏を中心とした「津軽弁の日やるべし会」によって制定されました。

高木恭造氏を偲び、津軽弁の良さを広めることを目的としており、毎年この日には「津軽弁の日やるべし会」主催の「津軽弁の日」というイベントが開催されています。このイベントでは、募集した津軽弁の短歌や俳句、川柳などを代表の伊奈かっぺい氏らが読み上げるというもの。また、この日にはSNSでも多くの津軽弁の投稿が見られます。

「津軽弁の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「津軽弁の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「津軽弁の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「津軽弁の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「津軽弁の日」を元に発信をする流れ

「津軽弁の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「津軽弁の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「津軽弁の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「津軽弁の日」を広報PRに活かした事例

「津軽弁の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「津軽弁の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「津軽弁の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.青森愛を持つ人気タレントのアパレルブランドから独占販売

衣料品チェーン店を運営する株式会社ライトオンは、青森の魅力を発信するアパレルブランドのローンチをプレスリリースで発表。青森の伝統工芸である津軽塗職人を祖父に持つ王林氏とタッグを組み、青森県をイメージしたアイテムをライトオン限定で独占販売するプロジェクトです。

本プロジェクトで特徴的なのは、青森の伝統技術の柄をデザインしたり、りんごの残渣で作ったサステナブルなレザーを使用したりした点。プレスリリースでは実際に販売するアイテムを着用写真とともに紹介しているのがGOOD。記念日に直接関連する発信ではありませんが、地域の魅力を伝える広報PR施策として参考になる好事例です。

参考:人気タレント王林、青森県知事の夢へ向かい青森の魅力を発信するアパレルブランドをローンチ!

事例2.青森の風物詩に囲まれる期間限定のお祭りイベント

株式会社星野リゾートが運営する温泉宿「星野リゾート 青森屋」では、2023年6月1日から8月31日まで「しがっこ 金魚まつり」と題したイベントを開催しました。青森の夏の風物詩として知られる「金魚ねぷた」に囲まれた空間で、おみくじやグルメを楽しむお祭り企画です。

プレスリリースでは、4つの特徴を見出しに分けて紹介し、印象的な写真を複数掲載。イベントのイメージが伝わりGOODです。「津軽弁の日」にちなんだ広報PRではありませんが、ご当地企画の情報発信としてはもちろん、イベントのプレスリリースやレポートでも参考になる事例です。

参考:【青森屋】青森の夏の風物詩「金魚ねぷた」に囲まれた空間で楽しむイベント「しがっこ金魚まつり」開催 ~巨大金魚ねぷたが目を引くりんご飴屋台が新登場

事例3.青森県出身のお笑い芸人を起用したWebムービー公開

青森県は、あおもり米「青天の霹靂」の魅力を伝えるために制作した、お笑いコンビ「シソンヌ」のじろうさんを起用したWebムービーを公開。詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、「シソンヌ」のじろうさんが青森県出身であることを紹介し、公開されたWebムービー3篇を場面カット写真とともに掲載。撮影エピソードやインタビューも記載し、読者が最後まで楽しみながら読める内容になっています。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、今回で第2弾となる企画を実現し、プレスリリースで積極的に発信することで、青森ブランド「青天の霹靂」の認知拡大を促した広報PR施策といえるでしょう。

参考:じろうさんがコント熱演!あおもり米「青天の霹靂」WEBムービー第2弾が10月8日(土)より公開

「津軽弁の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月23日の「津軽弁の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「津軽弁の日」には、津軽弁はもちろん、青森県のさまざまなことに注目が集まります。津軽弁にまつわるイベントやキャンペーンはもちろん、津軽弁を使った商品やサービスがある場合は積極的に発信するとよいでしょう。

今一度「津軽弁の日」をきっかけに自社製品やサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

【関連記事】

今から準備できる、おすすめテーマ