いちごの日
1月11日は「髪について考える日」。今回は「髪について考える日」の意味や由来を解説します。
また、「髪について考える日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特にヘアケア業界の方や、髪に関する商材を取り扱う企業の方は参考にしてみてください。
「髪について考える日」の意味・由来とは?
1月11日は「髪について考える日」です。ECヘアケア事業などを展開する株式会社レッドビジョンによって制定されました。日付は、「行動を起こすことで物事が新しい方向に進み始める」という意味を持つ数字の1が、3つ並ぶことから。自分の髪について考え、理想の姿・髪の毛になるための行動のきっかけになれば、という思いが込められています。
2024年制定の記念日であるため、記念日に特化した事例はまだ多くないものの、ヘアケア関連での情報発信や、美容院の広報PR施策などに活用できる記念日ではないでしょうか。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「髪について考える日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「髪について考える日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「髪について考える日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「髪について考える日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「髪について考える日」を元に発信をする流れ
「髪について考える日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「髪について考える日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「髪について考える日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「髪について考える日」を広報PRに活かした事例
「髪について考える日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「髪について考える日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「髪について考える日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.「髪について考える日」制定に合わせ特別企画を実施
医薬部外品の販売・製造などを行う株式会社レッドビジョンは、展開するスカルプケアブランド「マイナチュレ」が14年目を迎えたことを機に、1月11日を「髪について考える日」としたことを発表。同時に記念日制定の特別企画として「髪への願い」を募集し、日本で唯一の「髪」にまつわる神社である御髪神社でのお焚き上げを行うキャンペーンを実施します。
プレスリリースでは、「髪について考える日」の制定背景とともに由来がわかるバナーを掲載。制定の理由とともに、この日をきっかけに、「将来の髪」や「なりたい姿」について考えることを呼びかけています。また記念日にちなんだキャンペーンの詳細や御髪神社、さらに「マイナチュレ」を紹介した構成もGOOD。独自性のある「髪」にまつわるユニークなキャンペーンが印象的な事例です。
参考:1月11日は『髪について考える日』頭皮ケアブランド マイナチュレが日本で唯一の髪の神社「御髪神社」にてお焚き上げ企画を実施
事例2.サロン専売スタイリング剤の新商品を発売
メンズ向け商品の開発を手がける株式会社awaasは、サロン専売品のスタイリング剤『Blue Blood』の発売と、その取り扱い店舗をプレスリリースで発表しました。美容液成分を使用し、髪のセットだけでなく顔や手などの保湿剤としても使用可能な商品です。
プレスリリースでは、『Blue Blood』の「オイル」「バーム」「クリーム」「ワックス」「ジェル」5つのラインナップを、それぞれテクスチャーがわかる写真を掲載し詳細を紹介。それぞれセット力とツヤ感を6段階評価で表しているのもGOODです。
記念日に関する事例ではありませんが、「髪」についての注目が集まりやすい「髪について考える日」に、新商品の情報を発信するのも一案です。
参考:【お取扱い店舗のご紹介】美容液で作られたスタイリング剤『BlueBlood(ブルーブラッド)』。 天然由来成分にこだわったスキンケアするスタイリング剤が、髪と肌を最高のコンディションへと導きます。
事例3.顔タイプに合ったヘアカラーの診断ツールを提供開始
一般社団法人日本顔タイプ診断協会は、株式会社アリミノとヘアカラーカウンセリングツール「FACE MATCH METHOD™」を共同開発したことをプレスリリースで発表しました。同協会の顔タイプ診断®メソッドを用いた美容師向けツールで、顔を8つのタイプに分類し、一人ひとりに合ったヘアカラーを短時間で提供することができます。
プレスリリースには、8つの顔タイプがわかるメイン画像を掲載。ツールの開発の目的と効果をはじめ、利用方法などを端的に記載後、代表理事のプロフィール、協会の概要を展開した構成がわかりやすく参考になります。
「髪について考える日」に関する情報ではありませんが、髪に触れる美容師のためのツールを広報PRした参考事例です。
参考:業界初!個々の顔に合わせたヘアカラー提案を、簡単で効果的にヘアカラーカウンセリングツール「FACE MATCH METHOD™」を株式会社アリミノと共同開発
「髪について考える日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
1月11日の「髪について考える日」は、ヘアケア商品やヘアカラーなど、髪にまつわるサービスに注目が集まりやすい日です。ヘアケア関連商品を取り扱う企業の方や、髪に関する情報を発信する方にとっては特に、「髪について考える日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「髪について考える日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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