いい部屋の日
1月18日は「いい部屋の日」。今回は「いい部屋の日」の意味や由来を解説します。
また、「いい部屋の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に不動産業界の方や、家具・インテリアに携わる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「いい部屋の日」の意味・由来とは?
1月18日は「いい部屋の日」です。物件検索サイト「いい部屋ネット」を運営する大東建託株式会社により、2020年に制定されました。
日付は、「1」を傾けると「へ」と読めることから、「いい(1)へ(1)や(8)」の語呂合わせに由来しています。「いい」で「11」=11月としなかったのは、新年度が始まる春に向け部屋探しを始めるタイミングが1~3月であるため。
同社は、「いい部屋とは何か」を1人ひとりが考えるきっかけとすることを目的に、1月18日を「いい部屋の日」として制定しました。(参考:プレスリリース)
「いい部屋の日」に特定のイベントなどが開催されているわけではありませんが、物件探しや快適な部屋づくりについて考えるきっかけとなる記念日です。
なお、記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
「いい部屋の日」をきっかけに広報PR活動する効果
「いい部屋の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「いい部屋の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「いい部屋の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「いい部屋の日」を元に発信をする流れ
「いい部屋の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「いい部屋の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「いい部屋の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「いい部屋の日」を広報PRに活かした事例
「いい部屋の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「いい部屋の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「いい部屋の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。
事例1.新築賃貸マンションの入居開始をプレスリリースで発表
不動産投資事業や不動産賃貸業などを展開する、株式会社フージャースアセットマネジメントは、同社が開発した新築賃貸レジデンス「デュオフラッツ六本松」が、2023年12月23日に入居開始となることを発表。詳細をプレスリリースで配信しました。
プレスリリースでは、リラックスした時間が過ごせる物件コンセプトを紹介したうえで、内観・エントランスなどがわかる写真を掲載。記念日にちなんだ事例ではありませんが、魅力的なバルコニー設計や収納力のあるシューズインクローゼットなど、訴求ポイントをわかりやすくピックアップした構成が参考になります。
参考:【新築賃貸マンション】2023年12月23日入居開始!デュオフラッツシリーズ/デュオフラッツ六本松
事例2.高齢者層向けの物件が見つかる特集を2つ公開
株式会社KG情報は、同社が運営する不動産ポータルサイト「ほすぴた賃貸」にて、2つの特集をスタートしたことをプレスリリースで配信。病院を利用する機会が多い高齢者層の声を受けて、「高齢者歓迎の物件」「1階またはエレベーター付き物件」それぞれが探せる特集です。
プレスリリースには、特集の背景を記載後、こだわりの条件で検索できる機能のほか、新着物件のメールお知らせ機能にも対応していることを紹介。「ほすぴた賃貸」がどんなサイトかわかるように特徴を記し、関連リンクを設定して案内しているのもGOODです。「いい部屋の日」に関する事例ではないものの、高齢者層に寄り添ったサービス展開を手掛ける企業ならではの広報PR事例といえるでしょう。
参考:高齢者にやさしいお部屋探し。病院名から探せる賃貸サイト「ほすぴた賃貸」が高齢者に向け2つの特集を開始
事例3.無臭判定を取得した実証実験の結果レポートを配信
BANSEI INSIDE合同会社は、同社が販売する製品を用いた実証実験の結果をプレスリリースで発表しました。植物素材を主原料とした植物触媒施工後のにおいの有無を実証実験し「無臭判定」を取得。住宅業界では初となる快挙です。
プレスリリースでは、共同実験の背景を複数の項目に分けて紹介。後半では、自社が取り組む植物触媒リノベーションについて、施工企業のコメントもあわせて掲載しています。「いい部屋の日」の事例ではありませんが、実証実験や実績を発信する広報PR施策として参考になるプレスリリースです。
参考:【住宅業界初】住宅の「建材臭」問題を解決!臭気検査で無臭判定取得!植物触媒®︎×建材臭対策に挑む住まいの専門家15社と共同実験を発表
「いい部屋の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「いい部屋の日」は、部屋に注目が集まり、物件探しやインテリアについて想起するきっかけとなる日です。
不動産業界の方や、インテリアグッズ・家具などを販売する企業の方にとっては特に、「いい部屋の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「いい部屋の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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