ジャズの日（1月22日）｜意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1月22日は「ジャズの日」。今回は「ジャズの日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「ジャズの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に音楽業界の方や、ジャズのイベント企画を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ジャズの日」の意味・由来とは？

1月22日は「ジャズの日」です。2001（平成13）年、ジャズクラブオーナーが集うJAZZ DAY 実行委員会によって制定されました。

日付は、JAZZの「JA」が「January（1月）」の頭2文字であることと、「ZZ」が数字の「22」に見えることにちなんでいます。啓発活動の一環としてジャズの魅力を発信したり、ファンを増やすためにコンサートを開催したり、記念日の定着にも力を注いでいます。

アメリカで誕生したジャズは、ポップスやクラシックに並び、ポピュラーな音楽ジャンルのひとつです。日本でもジャズ音楽や専門の音楽家を目にする機会が多いため、「ジャズの日」は音楽関連の広報PRに有用な記念日ともいえるでしょう。

「ジャズの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ジャズの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ジャズの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ジャズの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ジャズの日」を元に発信をする流れ

「ジャズの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1．「ジャズの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2．コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3．自社サービスやプロダクトと「ジャズの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4．発信するコンテンツを作成する

STEP5．媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

【トレンド徹底活用術 vol.0】トレンドキーワードを活用したプレスリリース作成の基本のキ！

「ジャズの日」を広報PRに活かした事例

「ジャズの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ジャズの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ジャズの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1．親子で楽しむジャズイベントのレポートを配信

横浜市で総合ポピュラー音楽教室を運営する株式会社アダチ音研は、2023年12月12日に親子コンサートイベント「親子で体感！ジャズクリスマス」を実施したことをプレスリリースで配信。横浜市にある特定非営利活動法人「さくらザウルス」が運営する親と子のつどいの広場「さくらザウルス蒔田ひろば」にて開催されました。

プレスリリースでは、イベント概要や内容をコンサートの様子がわかる画像とともに紹介。複数のイベント画像が掲載されており、当日の雰囲気が伝わります。イベントを終えて今後の思いも記載しているのもGOODです。記念日に絡めた事例ではありませんが、ジャズに関するイベント開催後のレポートとして、必要な要素が盛り込まれた構成が参考になる事例です。

参考：【開催レポート】親と子のつどいの広場・さくらザウルス蒔田ひろば「親子で体感！ジャズクリスマス」

事例2．ジャズの生演奏とディナーが楽しめるイベントを開催

結婚式場やレストランを展開する株式会社リビエラ東京は、東京・池袋にある「リビエラ東京」にてジャズの生演奏とディナーが楽しめる「森のジャズラウンジ」を2023年11月2日に開催。アートイベント「リビエラアートフェア2023」と同時で実施することをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、アート＆ジャズを愉しめるイベントの概要と見どころを紹介。「ジャズの日」にちなんだ事例ではありませんが、ひと目でどんなイベントが伝わるタイトルの付け方から、背景色を設定し整理された情報掲載など参考になるポイントが盛りだくさんです。

参考：池袋・開業74年【リビエラ東京】緑あふれるお庭でのジャズ生演奏とディナーを楽しむ夕べ「森のジャズラウンジ」を11/2開催。アート＆ジャズ！秋の夕空でジャジーな時間を楽しめる。

事例3．ジャズのレコードジャケットを楽しむ展示会を実施

不動産業を営む東京建物株式会社は、2023年2月11日より東京建物京橋ビル1階のBAG-Brillia Art Gallery-にて、ART in MUSIC 「POINT OF JAZZ」を開催。昨年実施された「シティポップ」に続き、「暮らしと音楽」をテーマとし、ジャズを取り上げた展覧会です。

プレスリリースでは、グラフィカルで魅力的なジャズのレコードジャケットを「目で見る」ことからジャズの世界に触れ、音楽を聴き発見してもらえるような展覧会の構成としていることを紹介。その後、展覧会の詳細を記載しています。画像を入れたり、太文字や下線、記号を使ったりして読みやすい構成がGOOD。記念日にちなんだ広報PRではありませんが、ジャズを広める際の事例として参考になるプレスリリースではないでしょうか。

参考：レコードジャケットのデザインから触れるジャズの世界　ART in MUSIC「POINT OF JAZZ」展