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駆け落ちの日(1月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日駆け落ちの日(1月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

1月3日は「駆け落ちの日」。今回は「駆け落ちの日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「駆け落ちの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に男女の恋愛・結婚にまつわるサービスを幅広く展開する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「駆け落ちの日」の意味・由来とは?

1月3日は「駆け落ちの日」です。1938年1月3日、女優の岡田嘉子と、日本共産党員で新協劇団の演出家である杉本良吉が、当時日本領土であった樺太の国境を越えてソ連へ亡命したことが由来となっています。

不法入国となるため国家警察に逮捕され、わずか3日足らずで2人は引き離されました。杉本氏は国家反逆罪で銃殺され、岡田氏は禁錮10年・強制収容所送りとなりました。岡田氏はその後釈放され、女優として活躍し一生を終えます。なお「駆け落ちの日」は日本独自で制定されたものとなります。

ちなみに新婚旅行の意味で知られるハネムーンも、昔は駆け落ちだったそうです。これは古代スカンジナビアで、当時結婚が認められない男女が集落を離れて駆け落ち状態だったことからそう呼ばれています。

「駆け落ちの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「駆け落ちの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「駆け落ちの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「駆け落ちの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「駆け落ちの日」を元に発信をする流れ

「駆け落ちの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「駆け落ちの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「駆け落ちの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「駆け落ちの日」を広報PRに活かした事例

「駆け落ちの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「駆け落ちの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.舟木一夫生誕100周年を記念するDVDボックスを発売

株式会社ハピネットは、歌手でタレントの舟木一夫氏の生誕80周年を記念し、DVDボックスを発売することを発表。ブルーレイ化した『絶唱』『夕笛』『残雪』の悲恋三部作のストーリーや記念プロジェクトについてプレスリリースで紹介しています。

「駆け落ちの日」に関する事例ではありませんが、キーワードに関連するストーリーをピックアップし、作品のあらすじを訴求したプレスリリースの内容がGOODです。記念日に絡めた広報PR施策としてはもちろん、記念企画や限定商品といったコンテンツの認知拡大を図る施策としても参考になるでしょう。

参考:【舟木一夫生誕80周年記念】舟木一夫『悲恋三部作』ブルーレイ&DVDボックスが2025年4月2日発売決定!

事例2.夫妻の演劇ユニットによる二人芝居公演情報を配信

大阪府高槻市は、「満月~平成親馬鹿物語~(改訂版)」の公演情報をプレスリリースで発表しました。菅原大吉氏と、竹内都子氏夫妻の演劇ユニット「夫婦印」による二人芝居です。

プレスリリースでは、二人が展開する駆け落ちした息子・娘の親同士のやり取りを描いた人情喜劇の内容を紹介。「駆け落ちの日」とは異なるプレスリリースですが、夫妻による演劇ユニットならではのテンポやコミカルさといった強みが読み取れる好事例です。

参考:菅原大吉さん竹内都子さん夫婦による大人気人情喜劇を高槻市で開催

事例3.さまざまな資格について説く新刊本の発売をプレスリリースで紹介

株式会社学研ホールディングスは、グループ会社の株式会社 Gakkenが発売する『「地味な資格」だけで人生は豊かになる』のプレスリリースを配信しました。47の資格を有する芸人・市川義一氏が、資格についてさまざまな視点から解説した新刊本です。

こちらも「駆け落ちの日」に関する事例ではありませんが、「かっぱ捕獲許可証」や「駆け落ち検定」などユニークな資格から、ファイナンシャルプランナーのように有名な資格まで幅広くピックアップしているのが特徴のプレスリリースです。記念日などのキーワードと絡めることで、より効果的な認知拡大・利用促進が期待できるのではないでしょうか。

参考:47の資格を持つ芸人・市川が伝えるアノ意外な資格が変えた人生とは?『「地味な資格」だけで人生は豊かになる』予約開始

「駆け落ちの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

1月3日「駆け落ちの日」は、直接的なイベント・キャンペーンは多くないものの、男女の恋愛や絆を連想させるキーワードであることから、恋愛や結婚に関するサービスを幅広く展開する企業にとって、有効活用できる機会となるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「駆け落ちの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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