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サイバーセキュリティの日(2月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日サイバーセキュリティの日(2月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

2024年2月1日は「サイバーセキュリティの日」。今回は「サイバーセキュリティの日」の意味や由来を解説します。

また、「サイバーセキュリティの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にIT業界の方はぜひ参考にしてみてください。

「サイバーセキュリティの日」の意味・由来とは?

2月1日は「サイバーセキュリティの日」です。内閣官房サイバーセキュリティセンター(NISC)によって2014年に制定されました。

日付は、2010年より毎年2月が「サイバーセキュリティ月間」に設定されていることから。2014年に「サイバーセキュリティ基本法」が成立したことを機に、従来の「情報セキュリティの日(2月2日)」が廃止され、2月初めの平日が新たに「サイバーセキュリティの日」となりました。2024年は2月1日が「サイバーセキュリティの日」となります。

サイバーセキュリティ月間には、情報通信サービスにおけるセキュリティの重要性を理解してもらうことを目的に、人気アニメとのコラボレーション企画などが行われています。

「サイバーセキュリティの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「サイバーセキュリティの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「サイバーセキュリティの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「サイバーセキュリティの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「サイバーセキュリティの日」を元に発信をする流れ

「サイバーセキュリティの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「サイバーセキュリティの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「サイバーセキュリティの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「サイバーセキュリティの日」を広報PRに活かした事例

「サイバーセキュリティの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「サイバーセキュリティの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「サイバーセキュリティの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.サイバーセキュリティを学び、体験する2社共催インターンシップ

株式会社セキュアスカイ・テクノロジーは、伊藤忠サイバー&インテリジェンス株式会社との共同プロジェクトについてプレスリリースを配信しました。2024年2月8日から3週間にわたって、学生向けのインターンシップを開催する取り組みです。

プレスリリースのアイキャッチには、開催日時がひと目でわかる画像を設定したのがGOODポイント。「開催概要」の項目で日時・形式・対象などを表にまとめ、必要な情報を網羅しています。「サイバーセキュリティの日」のプレスリリースではありませんが、セミナーなどの情報を発信する広報PR施策として参考になる事例です。

参考:伊藤忠サイバー&インテリジェンスとセキュアスカイ・テクノロジー、サイバーセキュリティを学び&体験する3週間!学生向け冬季合同インターンシップを開催

事例2.サイバーセキュリティに関する診断ツール最新版を発表

ソフトウェア・サービス事業や情報処理機器販売事業を手掛ける株式会社日立ソリューションズは、「自動車関連規格準拠支援ソリューション」の最新版の販売情報をプレスリリースで発表しました。サイバーセキュリティ企画準拠に必要な活動について確認できる自己診断ツールです。

専門的な要素を含むシステムですが、プレスリリースでは開発の背景や最新版の特徴などがしっかりまとめられています。ツールの仕組・概要がわかりやすいよう、図にまとめられたビジュアルもGOODです。

参考:Automotive SPICE®の自己診断ツールがサイバーセキュリティに対応、迅速に規格準拠を支援

事例3.サイバーセキュリティのエキスパートによる無料相談を実施

ITトータルソリューションやサイバーセキュリティ事業などを展開する株式会社アクトは、無料相談の申し込みを開始し、プレスリリースで発表しました。サイバーセキュリティのエキスパートが、対策やリスクといった課題・悩みに答える企画です。

プレスリリースでは、開催情報だけでなく「こんな方におすすめ」の項目を設けて、利用に向いている人を明確に示しているのがGOOD。「サイバーセキュリティの日」の事例ではありませんが、自社の取り組みを積極的に発信することで認知を広め、サービスの新規層獲得にも効果が期待できます。

参考:サイバーセキュリティのお悩み、当社が何でも解決します!

「サイバーセキュリティの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「サイバーセキュリティの日」は、サイバーセキュリティの重要性に注目が集まるきっかけとなる日です。

サイバーセキュリティ関連の事業を行う企業の方や、サイバーセキュリティ関連の製品・サービスを販売する企業の方にとっては特に、「サイバーセキュリティの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「サイバーセキュリティの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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