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【STORYノウハウ】ストーリーを発信する効果は?効果的な伝え方や活用方法も解説

企業の情報発信の多くは、企業・団体が主語となり行われてきました。そして、その裏側にある人物の想いやストーリーは、経営者や事業家など、一部の限られた人たちの情報がニュースとして注目されやすい実情がありました。

そのため、企業に所属する個人の想いやストーリーは広く流通する機会が少なく、SNSなどを通じて広く拡散されても、それは組織からは切り離された一部の情報であることも多いのです。そのような課題を解決するため、PR TIMESでは自社の中に秘められた背景や裏側を担当者自らが公式発表できる場として、広報サービス「PR TIMES STORY」を公開しました。

PR TIMESの広報サービス「PR TIMES STORY」のイメージ画像

PR TIMES MAGAZINEの連動企画「ストーリーから始まる新時代の広報PR」では、PR TIMES STORYに関する様々なナレッジや事例、トピックスの提案などをおこなっていきます。本稿では、ストーリーを発信する効果や伝え方、活用方法などをご紹介していきます。

ストーリーとプレスリリースは何が違うのか

プレスリリースは、新規公開情報を公式に発表する機会であり、広報PRの情報発信において基本となるものです。

かつて報道発表資料としてメディア関係者のみに配布されていたプレスリリースは、インターネットの発展とともに、メディアを介さずとも生活者が直接プレスリリースを目にし、企業のニュースとして読まれるものに進化してきました。

そのような変化の中で、情報発信者である企業広報の創意工夫によって、発表の背景や、担当者・関係者の想いのつまったコメントが表現されるプレスリリースは増えてきました。なぜなら、人間味のある言葉に共感した読み手が自社のファンとなり、強いつながりや関係性が生まれることが、多くのケースで示されているからです。

プレスリリースを確認するメディア担当者

だからこそ、PR TIMES STORYは、 当事者自身が裏側や背景、想いを公式に発信する場として生まれました。

ストーリーは実際に経験した当事者本人だからこそ語ることのできるドラマやナレッジの発信であり、報道関係者にも一般の生活者向けにも、組織の中の個人として想いをつむぐことができます。従来、メディア関係者が取材をしなければ明らかになりづらかった誰かのストーリーは、受け取る人たちにとって重要なナレッジとなります。

誕生秘話、V字回復のワケ、撤退の裏側……、そのとき人はどのように苦難を乗り越えたのか。なぜその決断に辿り着いたのか。貫いた信念は何だったのか。社会の生きた財産として活用される情報を届けることこそ、このストーリーならではの特徴なのです。

ストーリーを配信する効果・メリットとは

企業活動は、イベントの連続です。一難去って、また一難。野心的な目標に向かって仲間とともに邁進する企業ほど、大なり小なりさまざまな出来事が起こるものです。そのようなストーリーを公に発信していく効果・メリットとは何なのかについて、3点ご紹介します。

効果1.企業やサービスを知らない人へ情報が届く

ストーリーを配信することで、いままで発信されてこなかった個人の成果の裏側にあるストーリーをメディアに届けます。

従来は、メディア自ら足を運び、取材をおこなわない限り得ることの難しかった発表の裏側や背景情報、そしてその仕事に賭けた人の存在がストーリーを通じて広く流通します。

PR TIMES STORYでは、配信と同時に月間約9,000万PV(2024年8月末時点)のプラットフォームに掲載され、公式情報としてメディアや生活者など多くの人の目に触れます。

さらに配信内容に合わせて提携する複数ジャンルのパートナーメディアにも掲載。 より広いリーチを可能にします。提携パートナーメディアも順次拡充予定です。 パートナーメディア一覧はこちらでご覧いただけます。

PV数やアクセス数、提携オンラインメディアへの転載状況などは、PR TIMESの管理画面の「分析データ」という効果測定の機能でご確認いただけます。

効果2プレスリリースやメディアリレーションの効果を最大化する

従来のプレスリリースにプラスしてストーリーを発信することで、メディア関係者や生活者へより共感性の高い情報を届けることができます。ストーリーは、事実情報に対して「なぜ」「どうして」の付加情報を追加する役割を担うため、メディアリレーション時にも役立つ公式な追加情報となります。

PR TIMESには、メディア記者・編集者2万7929人(2024年8月末時点)が登録するほか、TV・ラジオ・新聞・雑誌・Webの各種メディアが情報収集する際に日々活用されています。新規公開情報が得られるプレスリリースと同様に、ストーリーも報道に扱われる一次情報となるのです。

メディア関係者をはじめ、プレスリリースを目にした人々は関連するプレスリリースや企業アカウントの情報、SNSで企業について調べます。これらの情報をストーリーとして用意しておくことで事実を伝えるプレスリリースにプラスして、メディアリレーションに寄与する素材となります。

プレスリリース一覧が表示される企業ページのイメージ

効果3個人発信でなく公式発表で企業ブランディングが可能

個人の情報発信は、ブログメディアやSNSなどさまざまな場所で発信されていますが、オフィシャルな企業の公式発表や組織とは切り離されやすい側面もあります。また、逆に個人の見解の発信が思わぬところで企業に影響を与えてしまうことも。

ストーリーはあくまでも「組織の中の個人」が経験したドラマや、そこで得られたナレッジを発信する場所でカジュアルな個人発信とは一線を画すもの。だからこそ、 企業ブランディングに寄与する可能性を秘めています。

ストーリーの効果的な活用方法

では、ストーリーはどのように活用するのが良いのでしょうか。ここでは効果的な活用方法について、ご紹介します。

伝え方1プレスリリースと一緒に配信する

前段落の効果の面でも触れましたが、ストーリーはプレスリリースと同じタイミングで配信することが効果的です。また、配信後はプレスリリースやメディアへの案内時にURLを記載し、プレスリリースと同時に見てもらえるように活用しましょう。

事実だけではメディア媒体で取り上げにくいと判断されたトピックスも、ストーリーがあることで別の切り口を発見してもらえる可能性が増えます。

伝え方2コーポレートのコンテンツとして活用する

社内で団結を深める社員たち

ストーリーを繰り返し配信していくことで、企業の歴史が記録されていきます。長期的かつ毎日様々な事象が起こる企業活動において、振り返りや当時の様子を鮮明に思い出すことは意外と難しいもの。

ストーリーを記録し、アカウントページを育てていくことで、企業の遍歴をまとめた資料と同じ役割を果たします。

ナラティブ広報をストーリーで

出来事の大小や、担当者の職位を問わず、企業活動には日々さまざまなドラマがあります。プレスリリースは新規性が認められる事実を、いち早くメディア関係者や生活者に伝えるツールとして広く浸透しています。一方、ストーリーは当事者本人でしか語ることのできない物語を主観で発信することのできるサービスです。

現代の広報PRにおいては、どちらの役割も欠かせないもの。2つの情報の配信の仕方を活用し、企業やサービスを求める人々へ情報を伝えてみてくださいね。

PR TIMES STORY
https://prtimes.jp/story

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『PR TIMES MAGAZINE』は、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社 PR TIMESのオウンドメディアです。日々多数のプレスリリースを目にし、広報・PR担当者と密に関わっている編集部メンバーが監修、編集、執筆を担当しています。

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