プレスリリースを配信した後には、さまざまな反響が各メディアや生活者から寄せられる可能性があります。そんなチャンスを活かすためには、反響を受け入れられるだけの体制を作っておく必要があります。
また、プレスリリースは「公式な文書」として扱われるものですから、誤字脱字や事実と異なる事柄が記されているような事態は、団体としての信用問題にも関わります。不安を解消するためにも、第三者に事前に確認してもらうことは重要です。
本記事では、こうした場合に最適なプレスリリースを事前に関係する社内外へシェアするための3つの方法についてご紹介します。
プレスリリースの事前共有が必要な相手って?
プレスリリースの事前共有が必要になる相手としては、どのようなパターンが考えられるでしょうか。プレスリリースを配信した際の反響に対する体制作りや、本当にこの内容でプレスリリースを配信して大丈夫かという確認など、さまざまな状況が考えられます。具体的には以下のような相手が想定されるでしょう。
- 社内
- PRパートナー(PR代理店やフリーランスなどの業務委託先)
- 事業提携先
- 投資先
- PR TIMESのサポート&サクセスデスク(アカウント登録時)
PR TIMESでプレスリリースを事前に共有する3つの方法
では、上記で想定したような相手に対して、プレスリリースを事前に共有するにはどのようにすればいいのでしょうか。
プレスリリースを事前に共有するための方法は、全部で3通りあります。状況や相手に合わせて、利用しやすいものを選択して共有してみるといいでしょう。
1.パスワードを設定してプレビュー画面を共有
まず1つ目は、パスワードを設定してプレビュー画面を共有する方法です。
PR TIMESでは、プレスリリース配信前に内容を確認できるプレビュー共有機能を備えています。管理画面にログインすることなく、第三者が配信前のプレスリリースの内容を確認できます。
プレスリリース作成画面の右上「共有」ボタンをクリックすると、第三者(ユーザー登録されていない方)でも配信前のプレスリリースをチェックできる共有URLと、プレビュー画面を閲覧するためのパスワードが発行されるポップアップが表示されます。内容を確認し、それぞれコピーします。
また、「コピー」ボタンの右にある【QRコードのアイコン】をクリックすると、モバイルデバイス用のQRコードが表示されます。QRコードをスマートフォンで読み込んだり、画像を保存して共有用QRコードとしてご活用いただけます。
ダッシュボードからも操作できます。「最近登録のプレスリリース」から、プレスリリースのタイトル横に表示されているリンクマークをクリックすると、上記と同じくポッポアップが表示されます。
このURLとパスワードを共有することで、第三者が事前にプレスリリースの内容を確認できるようになります。第三者にプレビュー画面を共有する方法については、以下の記事も合わせて参考にしてみてください。
2.現時点の内容をPDFでダウンロードをして共有
2つ目は、現時点の内容をPDFファイルとしてダウンロードし共有する方法です。
PR TIMESでは、プレスリリースの作成画面より、現時点の内容をPDF形式でダウンロードすることが可能です。
プレスリリース作成画面右上に表示されている「エクスポート」アイコンをクリックすると、書き出しフォーマットとページサイズを選択するポップアップが表示されます。
ページサイズを選択後、「書き出し」をクリックするとダウンロードできます。このファイルを共有することで、公開予定の内容を共有することができます。
ただし、さらに更新や修正が加わった場合には、その都度PDF形式でのダウンロードが必要となります。ファイルで共有する場合は、日付やver.xなど、いつ時点の共有なのか相互に確認できるファイル名に変更するのが良いでしょう。
3.テストメールを配信して共有
3つ目は、テストメールを配信して共有する方法です。
テストメール配信機能とは、配信前のプレスリリースの内容や表示を最終確認するための機能です。プレスリリースの最終確認画面で「テストメール配信」を選択すると、PR TIMESに登録している担当ユーザーのメールアドレスだけでなく、指定した任意のメールアドレス宛にもHTML形式のメールで事前に模擬配信できます。
プレスリリース作成画面のプレビュー画面でも「テストメール配信」の確認ができます。
テストメール配信機能で送付されるメール内容は、実際にプレスリリースがメールで配信されたときとまったく同じレイアウト・文面になります。
プレスリリースのテストメール配信機能については、以下の記事も合わせて参考にしてみてください。
【番外編】社内で共有するなら共同編集も可能
プレスリリースを事前に共有したい相手が社内であれば、配信後の共同編集も可能です。PR TIMESでは、企業向け管理画面にログインできるユーザーを自由に増やすことができます。
ただし、共同編集する際には、事前にルールを決めておかなければ、せっかく編集していたプレスリリースの内容が消失してしまうなどの可能性もあるため、注意しましょう。
共同編集について詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。
2024年10月より、これまで配信したプレスリリースのURLは管理画面のプレスリリース一覧ページで、ワンクリックで配信URLをコピーできるようになりました。管理画面上で、プレスリリースを関連URLに設定しやすくなりましたので、編集の際にもぜひご活用ください。
プレスリリースの事前共有でミスを最小限に
本記事では、プレスリリースを事前にシェアする3つの方法についてご紹介しました。
プレスリリースは、企業や団体の「公式な文書」として扱われます。そのため、万が一にもミスがあれば、信用や信頼にも関わってしまうかもしれません。ミスを最小限にするためには、担当者ひとりだけではなく、上司や事業部長など複数名でのチェックが有効です。
また、プレスリリースの配信後には、さまざまなメディアや生活者からの反響が得られることもあるでしょう。広報担当者にとっては大きなチャンスであるため、反響に対応するだけの体制は整えておきたいところです。
ミスを減らし、プレスリリースの内容を事前に周知しておくためにも、配信前にプレスリリースを事前共有することは有効な手段です。本記事でご紹介した3つの方法を場面に合わせて活用して、プレスリリースの事前共有を行ってみてはいかがでしょうか。
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