【PRTIMESノウハウ】プレスリリース配信はいつがベスト？予約配信方法と配信タイミングの決め方

配信タイミングはどうやって決めるの？

プレスリリースには情報解禁日時というものがあります。情報解禁日時とは、世間に知られていないプレスリリースの情報を公の情報に解禁してよい日時です。

この日時は公表する会社自身が設定するものです。関係者の方々と調整しながら、情報が届きやすい日時に設定します。「いつに設定したらよいかわからない」という人は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

PR TIMES上でプレスリリース 配信する場合は？

PR TIMESで配信されるプレスリリースは、配信元となる企業が自ら配信日時を決定し、公開します。企業がログインできる管理画面のプレスリリース作成画面から遷移した配信設定の「④最終確認」ページにて、「何月何日の何時に配信する」と予約をするか、作成完了と同時に配信するか、いずれかを選ぶことができます。

なお、PR TIMESではプレスリリースの掲載基準を定めています。その基準に準じ、配信後にすべてのプレスリリースに対してコンテンツチェックが行われています。掲載基準を満たさないプレスリリースについては配信後に修正や取り下げの依頼をすることもありますが、このコンテンツチェックが「事前確認（事前審査）」制ではないのは、プレスリリースは配信タイミングが重要な価値となるためです。

PR TIMESでは「いつでもプレスリリースの予約設定ができ、いざとなれば即時でも配信ができる」機能を備えているため、配信タイミングを企業側で決定することができるのです。

予約配信と即時配信の違い

上述のように、PR TIMESには即時配信と予約配信、2つの配信方法があります。即時配信はプレスリリースを登録後、すぐに配信する場合に使用します。一方で予約配信は、プレスリリースを配信・掲載したい日時を予め指定し、自動配信する方法です。

この即時配信と予約配信ですが、おすすめするのは予約配信。即時配信では、狙った時間に他の対応が入ってしまうことなどにより、プレスリリースの配信後の問い合わせに備えられなくなってしまうことも。そのため、事前に作成を完了させ、落ち着いて配信日時を待てる予約配信を推奨しています。

ただし、予約配信の場合は作成が完了した10分後以降しか予約日時を設定できません。プレスリリースに直前まで調整が入り、配信予定時刻の10分前を過ぎてしまった場合は即時配信で対応しましょう。急な変更・修正があった場合にもオンタイムの配信は可能なのでご安心ください。

なお、プレスリリース作成は常に一から行う必要があるわけではなく、「下書き保存」のボタンを押して一次保存の状態にしておき、配信日時の決定後に予約配信の設定をすることが可能。また、すぐに予約配信するのが少し心配……という場合は、プレビュー機能や、自分のメールアドレス宛にテストメールを送付できるテストメール配信機能を使ってチェックをすることをおすすめします。

テストメール配信について詳しくはこちら

予約配信の設定方法

予約配信は、プレスリリース作成画面から遷移した「④最終確認」画面で行います。

プレスリリース本文を入力後、右上の「次へ」ボタンをクリックすると「①追加情報設定」の画面に遷移します。右上の「次へ」ボタンで「➁配信先を選択」「③配信詳細設定」と順番に進み「④最終確認」まで進みましょう。

下にスクロールし、画面最下部にある「予約配信」ボタンをクリックし、プレスリリースを配信したい年月日と時間を選択してください。

時間は10分刻みで調整でき、また現時刻より10分以降の時間から設定できます。配信希望時刻より、10分を切っている場合は予約設定は行えませんのでご注意ください。配信日時を設定したのちに「予約配信」の黒いボタンを押せば設定は完了です（ボタンを押すのは少しドキドキしますが、予約配信を設定した日時まで情報が世の中に発信されることはありませんのでご安心ください）。

設定が完了すると、ダッシュボードおよびプレスリリース一覧に当該プレスリリースが表示されます。タイトル横に「予約配信」と「配信予定日時」が表示されるので、指定した時間通りにセットされていることを必ず確認しましょう。

予約配信の日時を変更・解除したいとき

一度予約配信を完了しても、社内の状況に応じて、直前で日時が変更になる場合もありますよね。予め設定した予約日時から変更したい場合は、ダッシュボードの該当リリース右側にある「編集」ボタンから、もしくは、プレスリリース一覧の該当リリースタイトル、または右上にある「・・・」をクリックすると出てくる「編集」から、プレスリリース作成画面に入ってください。

再びページを進んでいただき、最後の「④最終確認」画面まで進みましょう。

上記で設定した時と同じように、画面下部の「予約配信」ボタンをクリックして、変更したい日時へ修正します。「予約配信」の黒いボタンを押せば変更完了です。

こちらも、現時刻より10分以降の時間であれば再設定が可能。日時の前倒しで10分を切ってしまう場合は、予約配信ではなく即時配信で対応いただくことになります。

また、時期未定で延期することになった際は、予約配信そのものを解除することが可能。日時変更のフローと同様に、ダッシュボードの該当リリース右側にある「編集」ボタンから、または、プレスリリース一覧の該当リリース右上にある「・・・」をクリックすると出てくる「編集」から、プレスリリース作成画面に移ります。画面の右上「保存」ボタンを押すと、予約日時キャンセルの注意表示が出てくるので「OK」を押します。これで予約が解除され下書き状態に戻ります。

再びプレスリリース作成画面が表示されます。このとき、画面左上に「下書き」と表示されていると予約配信の解除完了です。万が一の誤配信にならないように必ず確認しましょう。

また、ダッシュボードおよびプレスリリース一覧でも、「予約配信」の表示が「下書き」に変わります。

即時配信の設定方法

冒頭で「予約配信がおすすめ」とご紹介しましたが、配信予定時刻の直前まで何が起こるかわからないのがプレスリリースでもあります。配信予定まで10分を切っており、かつ時間の変更ができない場合は、「即時配信」で対応することになります。

即時配信の設定方法も、基本的には予約配信と変わりありません。プレスリリース作成画面から遷移した「④最終確認」画面で「今すぐ配信」ボタンをクリックすると、即座に配信が完了し、PR TIMESのサイト上にも掲載されます。

配信日時に特別こだわりがなく、いち早く配信したい場合にも、即時配信は活用できます。ただし、即時で配信してしまった後に誤字・脱字や、事実情報の誤りを発見しても、メディア関係者へのメール配信は実行されてしまうため、入念な確認の後に行うのが妥当です。

プレスリリース配信後の修正に関してはこちらもご確認ください。

PR TIMESで予約配信をいつにするか迷ったとき

そもそも、予約配信の日時はいつにするのが効果的なのか…とお悩みの方もいるかと思います。社内でも配信タイミングの指定がなく、複数の選択肢の中から選べるような場合には、プレスリリースの効果をもっとも得やすいタイミングを選びたいですよね。そんな皆さまのために、PR TIMESのサイト上のアクセス傾向などをご紹介します。

PR TIMESでは、平日の午前10時〜11時にもっとも多くのプレスリリースが配信される傾向にあります。曜日では週はじめの月曜以外、火曜から金曜がやや多く、金曜は午前中～15時までの時間帯が配信タイミングに選ばれやすいです。

PR TIMESのサイトアクセス数は、水曜・木曜などの週半ばが多く、時間帯は11時～17時のいずれかがピークに。メディア関係者だけではなく、一般生活者も情報収集に活用するケースが増えつつあるため、ビジネスタイムはやはり閲覧されやすいと言えます。

もうひとつ重要なのは、プレスリリースで発表する商品サービスのターゲットが「誰」なのかという観点です。先ほどのPR TIMESのサイト閲覧傾向はあくまでも参考情報としながら、届けたい読み手の生活スタイルや行動特性を想像することも大切です。

会社員、主婦、学生など、ターゲットとする層がSNSやメールチェック、情報収集をしやすい時間に設定するのがおすすめです。

プレスリリースもダイレクトに「ニュース」として届くものと捉え、社内でもっとも対応がとりやすい時間に決定していくのがベストです。

詳しくは、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

まとめ

プレスリリースの配信設定は、プレスリリースを発表する前の最後の作業です。読み手に届く可能性がもっとも高いのはいつなのか想像し、プレスリリースの内容やターゲットによって、ベストなタイミングを選択できるとよいですね。

また前もって予約配信の設定ができると、心に余裕もできます。予約配信が難しい場合にも、即時配信で対応できることを頭に入れながら、落ち着いて最後の準備を進めてみてくださいね。